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マジカル・ワールド210  作者: 稲荷As
《始まる集結編》
12/16

レコード12:セントと学校

9月24日

結局ナゴムは、アケミ達が勝手に決めて、アケミの家に形式的にだが、お手伝いとして(ここはナゴムの意見)泊まらせてもらい、アケミと同じカイザン学校に行くことになった。

02「いってきます!」

01「いってきます」

アケミとナゴムは、一緒に学校に向かって歩き出した。

02「そういえばナゴム君、なんでお手伝いにしたの?」

アケミは少し不思議そうに聞いた。

01「さすがにただで泊まらせてもらうのは気まずいんだよ」

とナゴムはそう言った。

02「ふ〜ん、あとなんで外国から来たって?」

アケミはまた、不思議そうに聞いた。

01「日本と外国の文化は違う。だから、少しのずれがあったとき言い訳しやすい」

02「へ〜」

アケミはナゴムの答えに納得した。

02「にしても髪が金で、目が赤って変な感じ」

01「学校行くことがなければしないからな!あと、『キド ナゴム』じゃなくて『ヒダリ セント』だ!『キド ナゴム』のことを知ってる人の前だけでもいいから間違えないでくれ!」

ナゴム、ではなくセントがすごい勢いで怒った。

02「あっ、ごめん。セント君」

アケミが「てへっ」というような顔で言った。そのことにセントはムカッときた。

03「アケミちゃん!おはよう!」

その時、ヒカリが来た。

02「ヒカリちゃん!おはよう!」

03「うわ…、セント君、違和感しかない」

ヒカリも変な顔してセントの見た目に触れた。

それもそのはず、いつものナゴムの服装は基本、何かのロゴがある黒のズボンと半袖のTシャツ、その上にズボンと同じロゴがある黒いジャンバー、髪は灰色でかなりはね、目の前に来ないようになっており、目は褐色である。しかし今回は、きちんと首まで閉じられている制服、髪は金髪、目は異様なまでに赤く、髪でその目を少し隠している。

ナゴムのことを知っている人がナゴムとしてみたら、誰もが驚くだろう。ナゴムとしてみなければ「そういう人なんだぁ」と珍しい目で見るかもしれないが。

こうして少し話をしながらセント達は学校へ歩いていった。


キーンコーンカーンコーン

先生「今日から転入生が来ます。入ってください」

01「どうも。ヒダリ セントです。以後お見知り置きを」

セントは少し死んだ魚の目をして言った。

先生「アメリカからとある事情でやって来たそうです。皆さん仲良くね。セントさんはあそこの席に」

先生は窓際の一番後ろの端っこの席を指した。

01「はい」

セントはその指された席についた。

先生「それでは授業を始めます」


キーンコーンカーンコーン

1時限目は数学、2時限目は化学、3時限目は英語、4時限目は地理だった。セントは基本的に「世界の知識」で興味のある本を見ており、「この問題を解くように」と指されればすぐに答え、また世界の知識に入っていった。世界の知識の中に入る時、目を閉じるため、周りの人からは寝ているのではないかと思われていたが。


キーンコーンカーンコーン

昼休みになった。セントの席にたくさんの人が来た。

11「よろしくな」

「アメリカってどんなだったの?」

「その髪、地毛?」

「日本って初めて?」

「好きな日本食って何?」

「アメリカの学校の授業でどこまで学んだの?」

セントはそれらの質問を一切聞かず、「世界の知識」に引きこもっていた。

「お〜い!聞いてるか〜!」

「無視かよ」

11「なんだよこいつ」

しばらくして、セントの無視にしらけ、質問してきた人は離れていった。

02「いや〜、大丈夫?」

アケミが声をかけた。しかし、セントから反応はなかった。

02「セント君?」

アケミがもう1回声をかけた。

01「はぁ〜、腹減った。…なんだ?」

セントは何かあったか?という顔で見てきた。おそらく引きこもっていたときに見ていた本がちょうどいいところで終わったのだろう。

02「いや、…あっ、お昼一緒に食べる?」

01「…まあ、いいけど」


セント達は体育館裏でお昼を食べていた。

01「うまぁ〜」

セントはとても幸せそうな顔でそう言っていた。それを見ていたアケミ達はかなり驚いていた。

03「なんか…美味しそうに食べるね」

01「うまいものをうまいといって何が悪い!」

セントはキメ顔してそう言った。

03「あっ、はい」

02「そういえば、今日のはいつもよりおいしいかも」

アケミがニコッと笑いながら言った。ナゴムはそのアケミの笑顔を見ていた。

01「ちょっと話してお弁当作らせてもらった」

ナゴムは卵焼きを食べながら自然にそう言った。

02「え!?セント君が作ったの?すご!」

アケミは驚いて大声を出した。

今回のセントとアケミの弁当のメニューは、白ご飯、卵焼き、ひじき、唐揚げ、ウィンナー、トマト、きゅうり、ウサギのリンゴが入っている。

03「っていうか自画自賛?」

ヒカリが少し引いたように言った。

01「人に食べさせるならおいしくしないとな」

今度は白ご飯を食べながら言った。

02「セント君って料理できるんだね」

01「世界の知識があるからそれで検索して作ってるって感じ」

セントは平然と答えた。

02「へ〜。じゃあこのかわいいウサギも作ったんだね」

アケミが感心して聞いた。

01「気分的に」

03「まさかとは思うけど…アケミちゃんが好きで、気に入ってほしくて作ったの?」

ヒカリがニヤニヤと笑いながら聞いた。

02「え!?そうなの?」

アケミが嬉しそうに言った。

01「別に。好きになるとしたら、今後のアケミ次第だな。ごちそうさま。じゃあ行くわ」

02「え!?もう?早っ!」

セントはお昼を食べたらすぐにあっという間に片付けて何処かに行った。


そしてしばらくして、アケミ達はご飯を食べ終え、教室に戻ると何人かの生徒に声をかけられた。

11「お前ら、あいつの知り合いか?」

02「え?」

「お前の家、お金持ちだからか?」

03「ちがうし!そんなんじゃないよ!」

何人かの生徒はアケミ達とセントの仲が良さそうなのをなぜか怪しんでいた。

「だったらなん…」

タッ!

「!?…ボールペン…?」

01「邪魔なんだけど…どいてくれる?クズども」

そこにセントが現れた。セントは怒って見下すような目をしていた。

11「お、おぅ…」

そこにいた生徒は、少し怯えながら道を開けた。セントはボールペンを取って自分の席に座り、手を顔の前で組んで肘をついていた。その様子をこの教室にいた生徒全員が見ていた。

01「一つ教えておいてやろう」

セントが喋りだした。

01「俺が興味あるのは、自然、人工物、そして人の過去、感情だ。金なんかには興味ない。そして俺が嫌いなのは、悪の心と誤解だ」

「は、はぁ…」

それを聞いた人たちは怯えたまま「なんなんだ?」と思いながら聞いていた。

01「知ってるか?」

セントはそう言うと、立ち上がり、アケミ達に話していた生徒の一人、マサトに近づいた。

01「男がしてはいけないのは、食べ物を粗末にすることと、女の子を泣かせること…らしいぞ」

セントは今まで見たことないくらい恐ろしい顔でドスを効かせた言い方をしていた。

11「わ、悪かった。俺たちが間違ってた…」

マサトは怯えながらそう言って、走ってどこかに行った。すると一緒にいた他の生徒も、その場を離れていった。

02「あ、ありがとう」

アケミはまだ、驚いたままそう言った。

01「気にするな。それよりも、いじめられてるのか?」

セントが珍しく心配した顔で聞いた。

02「あっ、うん…。でも、大丈夫だよ!」

01「…お前は悪くない。悪いのはいじめる奴らだ」

セントはそう言って歩いていった。




〜ナゴムの解説〈マジカル⊕ワード〉のコーナー〜

『マギア』

マギアとは、魔法使いの装備を装着するための腕輪。マギアにある宝石(魔法石)に魔力を込めると、マギアから装備が現れ、自動的に装着される。また、マギアから装着者が出そうと思った形の武器を出すことができる。装備を出し、装着している間も魔力を消費している。その代わり、身体能力が全体的に強化される。マギアはの有限なので、魔力量が多い人しか使うことができない。

 どうもこんにちは。稲荷Asです。今回のお話は学校でのお話です。が、自分は友達が多い訳では無い(中学では0人、高校では数人程度)ので、よく分からず、会話が歪だなぁと思っています(笑)。高校最初の頃は、誰とも話さず、話しかけてくれなくて、4月の下旬頃にようやく友達(とも言えないかもなぁ)が1人出来たぐらいです(というか、クラスLINEに入ってなかったので、LINEを交換したぐらい)。早いですか?自分は周り見たら遅いほうだと思いますが。ちなみにその高校には、知り合いがいても、友達はいませんでした。中学の頃は、忘れっぽくて詳しく覚えていませんが、いじめられていました。理由はほとんど覚えていませんが、目や口の乾燥で生じた癖をとやかく言われたり、いじめによって口が悪くなったので、それで殴られるようになったり…。まぁ、原因は自分と言えば自分ですけど、だからといって、「やる奴が悪いよな」と今でも思っています。中学の友達はいないわけではなかったですけど、いじめがあったので、人間が嫌いになり、一度、友達をリセットしようという考えになったので、いないということにしています。また、いじめられていても、ほとんどの人が助けに来てくれませんでした(笑)。(笑)じゃねえ。また、自分以外にいじめられている人はいましたが、自分は助けると言うより、いじめられている方が怒りっぽい性格なので、それをなだめようと、止めようとしていただけです。その時、その人とは友達なのでその友達は助けには来てくれました。そして、僕がそれを止めに行くと…。僕は中学までの友達の縁をほとんど切っており、違う高校に行くことになったので、その人は今どうしているのだろうと不安にはなっています。高校では、中学の連中よりもめっちゃくちゃ利口な人たちが多くて、「天国だなぁ」と思っています。一般的な基準は知りませんが。

 とまぁ、身の上話はこのぐらいにして(めっちゃ長いけど!?)、今回、ナゴムの普段の姿について触れていますが、詳しくは皆さんのご想像におまかせします。我、画伯。絵、汚い。頑張ってキャラのデザイン描いていますが、漫画みたいに描けない。(甘く見て)せいぜい、キャラデザぐらい。見たければ、言ってください。

 それではまた、次のお話で。

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