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マジカル・ワールド210  作者: 稲荷As
《始まる集結編》
11/16

レコード11:S級とアーマー・オン

01「いくぞ…、「アーマー・オン」」

ナゴムがそう言うと、それまで装着していた装備が形を変えて装着し直された。そして、それまでの装備とは違い、装備が大きく、厚くなっていた。

03「何…それ…」

アケミ達は口を開けて驚いていた。

01「アーマー・オンシステム。強化形態だ」

ナゴムはまるで感情がないような声色でそう言った。

04「そんなのがあるのかよ…」

アケミ達はいまだに驚いている。

スコーピオン「面白い…、面白い!俺がお前をぶっ潰す!」

コバ・スコーピオンは、元気にそう言った。しかし、それは表だけで、少し怯えていた。

スコーピオン「オラァ!」

コバ・スコーピオンは一気に飛んでハサミで攻撃してきた。

01「ディフェンド」

しかし、ナゴムは防御壁を出し、コバ・スコーピオンの攻撃を防いだ。

スコーピオン「ハッ!」

今度は尻尾を伸ばして攻撃してきた。

01「ゲート」

ナゴムがそう言うと空間に穴が空き、その中にコバ・スコーピオンの尻尾が入ると、

グサッ!

スコーピオン「グハッ!」

コバ・スコーピオンの後ろに穴が空き、そこからコバ・スコーピオンの尻尾が出てきて、コバ・スコーピオン本人に刺さった。

スコーピオン「き…、貴様ぁ…」

しかし、一瞬俯いて顔を上げたとき、目の前にナゴムはいなかった。と思ったとき、

ザシュッ!

スコーピオン「グハッ!」

ナゴムは、背後からコバ・スコーピオンを切りつけた。

スコーピオン「…くっ、…おりゃ!」

コバ・スコーピオンは攻撃を食らってすぐ、後ろに向かって攻撃したが、ナゴムはその攻撃をする前に後ろに飛び、攻撃をかわした。そして、ナゴムは人差し指をコバ・スコーピオンに向けた。

01「エクスプロージョン」

すると、コバ・スコーピオンの真下に魔法陣ができた。と思ったのもつかの間、その魔法陣はとても大きく爆発した。

04「なんなんだ…」

02「やったの?」

アケミ達は今までのことが一瞬で起こりすぎて何がなんだか分からなかった。ただ、爆発が起こって、ナゴムの動きも止まったため、そうではないかと思っただけだ。

スコーピオン「くっ…、っはぁ…、はぁ…」

しかし、コバ・スコーピオンはボロボロではありながらも、まだ立っている。

01「耐えた…、そりゃ、スピードも防御も上がるわな」

ナゴムは納得のような口調でそう言った。

スコーピオン「何だ…、こいつ…、さっきまでとは違う…」

コバ・スコーピオンはさっきまでとの違いにさらに怯えていた。

スコーピオン(こいつのことは伝えといたほうがいいな)

スコーピオン「んぬっ!」

ドゴーン!

コバ・スコーピオンは、その場から逃げよう地面を尻尾で削り、ナゴムがいる方とは逆方向に走り出した。

01「ウォール」

しかし、ナゴムは障壁を出し、コバ・スコーピオンを止め、逃がすまいとする。

スコーピオン「くっ…、まだ俺と戦うってか…」

01「言ったはずだ。その命、天に返しなさいと…」

スコーピオン「上等だ〜!おおおお〜〜!」

そう言うとコバ・スコーピオンは大きな魔力の塊を作り出した。

スコーピオン「くらえ!マギ・バースト!」

02「ナゴム君!」

コバ・スコーピオンは大きな魔力の塊をナゴムに向かって放った。

スンッ

しかし、ナゴムは剣でその魔力の塊を真っ二つに切った。

ドガーーーン

スコーピオン「なっ!」

コバ・スコーピオンは、さっきの攻撃を真っ二つに切るなんて思っておらず、とても驚いていた。そもそも、そう簡単に切れるものではない。

01「これで終わりか?」

スコーピオン「くっ…、フッ!」

コバ・スコーピオンは高速で動き、ナゴムの目をくらまそうとしていた。

01「その程度でどうにかできるわけがない」

01(3…2…1…)

01「ブースト+(プラス)スターキック。…フッ!」

ドッ!

スコーピオン「グハッ!」

コバ・スコーピオンはナゴムの回し蹴りをくらい、後ろに飛んでいった。

ドゴゴゴゴ…

スコーピオン「うっ…、ぐっ…、うぅ…」

コバ・スコーピオンは止まると頑張って立とうとしている。

01「これで決まりだ」

そう言うとナゴムは、剣を構え、魔力を溜めた。

01「ドラゴンブレイク。…フッ!」

ドゴゴゴゴ〜!

ナゴムの剣から魔力の刃が放たれた。

スコーピオン「グアアアァ〜〜〜!」

ナゴムの攻撃をくらったコバ・スコーピオンは跡形もなくなって消えた。

04「倒したのか…?」

06「すごい…」

アケミ達はあのコバ・スコーピオンをいとも簡単に倒したことに驚いていた。

01「ほら、帰るぞ!」

ナゴムはアケミ達を呼び、出口に向かって歩き出した。

02「あっ、うん!」

ナゴムを追ってアケミ達も出口に向かって歩き出した。


ナゴム達はコバ・スコーピオンを倒した後、本部に戻った。

03「そういや、「アーマー・オン」って私たちにも使えるの?」

ヒカリが興味深そうにナゴムに聞いた。

01「別に使えはする。まぁ、ある程度強くなっておかないと、大して変わらんからな」

とナゴムは答えた。

05「えっ、じゃあまだ使わないほうがいいの?」

リュウが驚きながら聞いた。

01「うん、まだ先かな?」

03「そっか…」

ヒカリ達は、残念そうにしていた。

02「あっ、ちょっとした疑問なんだけど、ナゴム君ってどこの学校に行ってるの?」

今度はアケミが興味深そうにナゴムに聞いた。

01「あぁ、行ってないな」

ナゴムが学校に行ってないことにみんな驚いた。

06「え!?学校行ってないの?」

01「なんだかんだ手続きする時間なかったからな」

ナゴムは「どうした?」とでもいうような顔でそう言った。

04「行かないのか?」

マナブが少し心配した顔でそう聞いた。

01「どうしようかなって。まぁ、行かなくても知識はあるし」

02「あっ!うち来る?カイザン学校。この世界のナゴム君もうちに来てたけど」

アケミはものすごく目をキラキラさせて聞いてきた。「話を聞いていなかったな」とナゴムは思った。

01「この世界のナゴムが死んだの言ったのか?」

ナゴムは疑ったような顔でそう聞いた。

02「あっ、うん…」

ナゴムの質問に、アケミはものすごく落ち込んでいるのが分かる。

01「まぁ、行くとしたら別人になるしかないな」

その言葉にまたみんなが驚いた。

05「え!姿変えられるの?」

01「誰かに変身するということじゃないからな。髪とか目の色を変えるとかそんな感じ。あんまバレないけど」

05「へぇ〜」

アケミ達はそれじゃあと考えだした。

02「それじゃあ名前とかどうするの?」

01「う〜ん、『ヒダリ セント』にしようと思うけど…。って行く前提か!」

ナゴムがものすごく学校行くというノリにのまれてて、一度我に返るとアケミ達にツッコミんだ。

03「すごいツッコミ」

ヒカリはツッコんだことに驚いて、苦笑いした。

02「えぇ〜、行かないの?」

アケミがものすごく残念そうに言った。

01「はぁ〜…、ちっ、行けばいいのか?」

ナゴムが怒りながらそう言った。

02「わざわざ怒らなくても…」

アケミが少し申し訳なさそうに言った。

04「そういや、お前、親は?」

01「親ならいないよ」

その言葉にまたまたみんな驚いた。

06「えっ!?いないの?」

マサミは心配そうな顔で言った。

01「まぁ、保護者同然の…」

02「あっ!じゃあうち来る?お父さんなら色々してくれると思うし。それに部屋も空いてるし!」

ナゴムの言葉を遮ってアケミが大声で喋りだした。

04「確かにそのほうがいいかもな」

05「まぁ、この世界のナゴムも住んでたし、ナゴムとアケミのお父さんも会ってるし、いいんじゃない?」

と、アケミ達はナゴムが学校に行くときのことナゴムの意見も聞かずに色々と話していた。

01(ちっ…。こいつら…、人の話聞かねぇな)

ナゴムは、そんなアケミ達に怒って呆れた顔でそんなことを思っていた。




〜ナゴムの解説〈マジカル⊕ワード〉のコーナー〜

『アーマー・オン』

アーマー・オン通常形態。通常形態はチェンジの初期形態より全体的にスペックが強化される。また、魔力の消費量が増える代わりに攻撃力や身体能力は強くなる。まぁ、マギ・アーマーがなければ使うことができないがな。

 どうもこんにちは。稲荷Asです。「アーマー・オン」。何か新しいのが出てきましたね。これはナゴムの切り札なのか?それはまた今度、お話します。また、2話で話したように、「キド ナゴム」は最強です。そのため、コバ・スコーピオンの攻撃がまったく当たってません(笑)。また今度、「キド ナゴム」の強さの秘密についてお話したいと思っております。いつになるのかは知りませんが。

 そしてその後、学校について話しておりますが、自然な会話にしようと思ったのに、全然自然に思えません。ごめんなさい。自然って思ってくれてる人がいたら、自分の感覚が間違っていただけなので、それでいいんですけど。まぁ

そのため、次は学校での話となります。授業の内容については、先生でも、先生の話を一言一句違わずに書けるわけではないので、書いてません。まぁ、普通の授業ということで。

 それではまた、次のお話で。

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