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26章「ランプの悪魔 2」
「あ、そうだ。一応先輩達に連絡かけておきましょうか」
日が沈み出した時、山本は紅白柄のスマホを取り出しメッセージアプリを開いた。
「・・・ん?」
山本が首を傾げた様子を見せた。
「どうしたの?」
「いや、佐藤先輩からメッセージが来てるんですけど・・・」
山本は僕にメッセージ画面を見せた。
『自分の家にいるランプがおそ』
身体が震え上がるのを感じた。
「これ、まさか」
山本もそのピンチに気付いたのか顔面蒼白していた。
「先に行く。君も急いで」
返事も聞かず、僕は佐藤の家に急いだ。
・・・・・・
「こんな事本当はしたくないんだ。ただ、あの人の命令で・・・」
「言い訳なんかするな。殺すならさっさと殺してくれ・・・」
腕を切り裂かれた佐藤は汗をかき血が止まらない腕を抑えていた。
ランパードが短剣で佐藤の心臓を突き立てた。
「僕の為に・・・死んでくれ」




