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25章「ランプの悪魔 1」
帰り道、橙色に道は染まっていた。
「・・・しかし、どうする気?相手の居場所も分からないし、あっちから攻めるのを待つしか・・・」
山本は困った顔になって、その後話は続かなかった。
・・・・・・
「・・・お前は、僕の願いを叶える、とでも言うのか?」
「ああ、約束するよ」
佐藤雄介の部屋、そこにターゲットがいた。
佐藤は疑いの目をかけていた。
「なら、いいだろう。1つ目の願いだ。お前は誰だ?僕の願いはそれだけだ」
「・・・僕はランパード。シュソウの使い。君たちを殺しにきた」
「何故殺す?」
「僕は奴に呪いをかけられた。僕は君達を殺さないと死んでしまう」
佐藤は曇った表情をして、少し考えた。ランパードは攻撃を仕掛けようとせず、ただ見守っていた。
「分かった。お前を山本の所に──」
言いかけた時、既にランパードは短剣を佐藤に向けていた。
「ごめん」




