21/48
21章「対面」
「僕の名はシュソウ。そう、君達の、敵だ」
「・・・お前が・・・!」
「クッ!ふざけるなぁ!」
清水が筒を構え、矢を憎しみ込めて放つ。
「無駄な事を・・・」
咄嗟に背後から金色の、輪がついた杖が取り出される。
そして矢に向けられた。
光が矢に刺さって、消えた。
「・・・!?」
「君達にはまだ僕と対等に戦えないという事だよ」
瞬間、妖怪結界が崩れ始める。クレセリアが消えたからだ。
「必ず、お前を倒す。シュソウ!」
清水がそう宣言した。
笠を被り直し、シュソウは不敵に笑った。
「殺れるものなら、殺ってみなよ」
・・・・・・
「・・・」
虚無感が支配した教室。
何も残っていない。
ただ、思う事が1つある。
シュソウを許しはしないと。
廊下から、足音がした。
「大丈夫ですか!?生徒の皆さん!」
学年主任が声をかけてきた。
僕は答えた。
「ええ。先生を救護室へ」
そうとだけ言った。
投稿遅れてすみません




