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怨霊の化R  作者: 新山翔太
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20章「血飛沫に染るステージ」

「・・・私だって、そうしたかった。自分の目的を果たしたかった。でも、出来ない・・・」

「何故だ」

清水は冷静にしている。クレセリアの思いを受け止めている。

「私がこの世に出ても、誰も受け止めてくれない。孤独になるだけ」

「なら、俺が受け止めてやる。お前が活躍出来る、”ステージ”を用意してやる」

クレセリアが涙をその青い目に浮かべた。

「・・・ありがとう。私、この世で活──」

言いかけた瞬間だった。

クレセリアは、頭が破裂し、死んだ。

醜い血飛沫の音と、真紅に染まった床。

「・・・え」

衝撃を隠しきれない。

そして・・・

カツカツと足音が近づいてくる。

「無能が。消え失せろ」

そう声が聞こえて、クレセリアの体が破裂し、完全に塵となった。

影から、その姿が現れる。

笠をその頭に身につけ、白と紫の法衣を身につけた。

血に濡れた、敵の姿が。

「・・・こんにちは。解放団のお2人」

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