ep15 異世界で気づいた幸せ。比べない幸せと溜まる金
「ふぅー、今日も稼いだ、稼いだ!」
春香は店の帳簿を見ながら、思わず頬が緩んだ。
店は順調そのもの。ルミカも少しずつ成長し、最近では春香がいなくても一人で店を任せられる日も増えてきた。
(異世界に来たばっかりの頃はどうなることかと思ったけど…金って貯まるもんなんだな)
ふと、現実でのことを思い出す。
SNSで誰かのブランドバッグや豪華なディナー写真を見て、「いいなぁ…」と羨んでいた日々。
でも、この世界にはそんな比較対象がない。ただ、稼いで、のんびりと生活し、たまに遊ぶ。
(…比べなきゃ、こんなに心が楽で、お金も溜まっていくんだ)
春香はしみじみと実感していた。
「ねぇルミカ、今日は店休みにしない?」
「えっ? お休みですか?」
「たまにはいいでしょ。せっかく稼いだんだからさ、街で食べ歩きしようよ!」
「わぁ! 行きます行きます!」
ルミカは目を輝かせた。
二人は、にぎわう街へ繰り出した。
「うわぁ、あっちで肉串焼いてますよ!」
「お、うまそう! じゃあ私はそっちの肉串いくから、ルミカは甘いやつ買ってきな!」
「了解ですっ!」
春香は肉串にかぶりつき、ジューシーな肉汁を堪能。
ルミカはフルーツをたっぷりのせた焼き菓子に夢中。
「はぁ~幸せ…!」
「こういう時間、最高ですねぇ~!」
二人は笑い合いながら、食べ歩きを続ける。
ただ、春香にはもう一つ目的があった。
(そろそろ新店舗…出したいな)
街を歩きながら、ちらちらと空き店舗になっている場所を見て回る。
ルミカを独り立ちさせて、自分はもっと大きく店を広げて。そういう未来を考え始めていた。
うわぁ、食べ過ぎちゃいました…」
「私も。でもたまにはいいよね!」
満腹になって帰る途中、春香はオキノの家に立ち寄る。
「オキノさん、これ、お土産!」
「おや、ありがとよ!」
世話になっている大家のオキノにも焼き菓子の詰め合わせや、食べきれなかった肉をを渡す。
「じゃ、帰ろっか」
「はい!」
満腹感と幸福感に包まれながら、春香とルミカは一緒にベッドに潜り込む。
「今日は楽しかったですねぇ」
「だね。こういう時間も大事」
「春香さん、これからも一緒に頑張りましょうね!」
「うん、一緒にね」
二人は満ち足りた気持ちで、眠りについた。
2300pvこえていました。ありがたや、と思い1から読み直してみたら文章が変な所や誤字ばかりで、、、書いたはいいもののコレを読まれたと思うと穴が無くても入りたい。




