十八話『目覚めたレアル』
1ヶ月ほど遅れてすみません。
あとがきに言い訳を書いております。
「よく寝ているな。」
「そうですね。」
「何時になれば...」
俺とキサラは悪夢にもうなされずに寝ていることに安心したがミレリアは起きないことに不安感を抱いているようだ。
だが俺の見立てでは今日のしかもそろそろ起きるだろうと予想して昼食も早めに済ませたのだ。
「んぅ...」
レアルが少しだけ声を出して寝がえりをうつ。
ミレリアはそれが起きる動作だと思ってしまったのかビクッと驚いて反応してしまった。
だが寝がえりがうてるほど身体が回復していると言うことはもしかすれば―――――
「んぅ....ん?ん~...」
何かを求めるかのようにレアルは両手を彷徨わせる。
そんな彼女の手をミレリアが泣きそうな顔でレアルの彷徨う手をとる。
「レアル?」
「あれ....?ミレリア?」
「レアル!」
ミレリアは今だに寝ぼけているレアルを強く抱きしめるが今だに何が何だか理解できてないレアルは困惑しているようだ。
「ミレリア。嬉しいのも分かるがそろそろ離れてやれ。」
「うぅ~。わがりまぢた。」
何時の間にやら嬉しすぎて号泣していたようでキサラが紙チリを渡す。
「レアルだな?目が覚めたか?」
その時、レアルは俺がいることに気がついたのか俺を見た瞬間にビクリと身体を振るわせた。
「な、なんで、人間が?!」
やはり相当な虐待を受けているためか人間の俺が怖いようだ。
「い、いや!僕をいじめないで!」
やはりある程度回復はしたと言ってもそう簡単に人間の恐怖を忘れることはできないようだ。
「ミレリア。」
「はい。なんでしょうかご主人様。」
「ごしゅ、じん...?」
「レアルの混乱が収まったら取りあえず今の現状をレアルに説明してやってくれ。」
「かしこまりました。」
「ねぇ?どういうこと?!私たちまた買われたの?!ねぇ!ミレリア!」
「落ちついてレアル。」
「すまないがミレリア頼んだぞ。今日は夕飯もここまで持ってくるから明日まで一緒にいてやれ。」
「かしこまりました。」
流石に今ので完全にパニックになってしまっているだろうから人間の俺とキサラは部屋を出る事にする。
「ミレリアに何をしたの?!ねぇ!」
レアルの言葉を無視して俺はキサラと一緒に部屋を出た。
「ミレリアは大丈夫でしょうか...」
「心配してもしかたない。あの様子じゃ何を言っても間違いなく俺は悪者だ。」
「確かに話を聞けないような状況ですが、万が一にでもここから逃走されるとどうしようもできないのでは?」
「大丈夫だ。」
「??」
キサラはどういうこと?と理解できていないようだ。
理由としてはあの人間恐怖症だ。
あれは人間をみると完全に怯えて動けなくなる質の悪いものだ。
今、俺達が住んでいるこの家の周りは聞こえは悪いが人間だらけで窓を覗くだけで隣に住んでいるおばちゃんが洗濯物を干していたりする光景が見える。
つまり恐怖の檻と言う訳だ。
それに逃走するときは間違いなくミレリアも逃走に誘うだろう。
だがミレリアは良くも悪くも俺が奴隷にしている。
最悪逃げられたとしてもミレリアの位置は把握できるようにしてあるし、そんなことでもしミレリアが死ぬことになるかも知れないと分かればレアルも恐らく1人で逃げたりは出来ないだろう。
我ながら最低の策だとは思うが、唯一の救いと言えばミレリアは望んで俺の奴隷となった所だろう。
取りあえずそこさえ信じてもらえれば話し合いは出来る程度には落ち着くはずだ。
それも今日一日あればなんとか理解だけはしてもらえるはずだ。
「そう都合よく行くでしょうか?」
「行ってもらわないと困るな。なんのためにミレリアをレアルのそばに残したのか分からなくなる。それに...」
「それに?」
「当分、キサラとミレリアとは出来なくなるからな。」
その瞬間キサラの顔が真っ青になった。
「わ....」
「わ?」
「私の身体に飽きてしまったのですか?!」
「....はぁ、落ち着けキサラ。」
「は、はい。」
「まずお前に飽きる事なんて生涯ない。安心しろ。」
「あ、ありがとうございます。でしたら何故?」
「まずキサラとしてしまえば当然ミレリアも相手をしなくてはいけないだろ。」
「勿論でございます。ミレリアもそれを望んでるかと。」
まぁそれはどうかは分からないんだが。
「今のレアルの状態でミレリアを抱いてみろ。」
「そう言うことですか。申し訳ございません。」
現在のレアルの状態が多少良くなったとしても結局全てを理解してもらった訳ではないのだ。
もしそんな状態でミレリアを抱いてしまえばレアルは結局...という考えで染まってしまいどうしようにも無くなってしまう。
「だからキサラとするのはレアルの問題が解決してからだ。」
「かしこまりました。」
「さて、とりあえずは夕食の準備とレアルの身の回りの物を買うとしよう。それくらいあっても構わないだろう。」
「そうですね。フフッ。」
「急にどうした?」
「いえ、こうしてシン様と2人で歩くのはそんなに時間が立ってないのに久しぶりだなと感じまして。」
確かにキサラが俺の元に来てから一ヵ月も立ってないのにこの短期間で濃密な出来事がありすぎた。
「なら今日はキサラにも何か買ってやる。」
「あ、ありがとうございます。それではミレリアの分は?」
「勿論、むしろお前が選んで買っていってやれ。」
「ありがとうございます。」
「いい、気にするな。どうせ今後必要になるものだしな。ついでだしレアルの分も買ってやりたいんだが……」
「サイズならミレリアと事前に採寸してありわかりますが?」
なんとも手際のいい奴隷だ。
「分かってるならついでに買っておけ。」
「かしこまりました。」
「他には何かいるか?」
「特には…あ、いえ、なんでもありません。」
あ、と言われたら気になるじゃないか。
だがこれは俺が気持ちを汲んでやる必要がある気がする。
「そうだなぁ。キサラ。俺とデートしてくれ。」
俺はそっと愛しの奴隷に左手を差し出す。
「!!はい!」
彼女はそっと右手で俺の手を取り繋ぎながら商店街を歩き回った。
勿論、2人のお土産を忘れずに。
最後まで読了ありがとうございます。
では前書きで書いてあった言い訳をまず。
現在、仕事の都合で山口県に出張に来ており小説を投稿するタイミングを完全に逃してしまいました。
申し訳ありません。
本来出発する前に投稿するつもりだったんですがどうしても話を詰めていけず断念してしまいました。
今回、携帯から話をまとめて投稿させてもらっております。
次の投稿も早めに出していきたいのですが携帯で書いていくのも限界があるので出張が終わり次第すぐにでも次話を投稿したいと思いますのでこんな文章力のない話でも次話を待っていただけるなら気長に待ってもらえると大変ありがたいですm(_ _)m
では最後にいつも通りいつもブクマして読んでくださってる方々大変ありがとうございます!
新規でブクマして読んでいただいてる方々、こんな文章力のない話でも楽しんで頂けたら大変嬉しいです。
なんともつまんないと思われた方々、もう少し目を細めて生暖かい目で見て頂けるともしかしたら一万分の一程度の面白さを感じて頂けるかも知れません(笑)
それではまた次話でお会いいたしましょう。
予定は7月の中旬から下旬、少なくとも7月中には投稿したいと思っております!




