十九話『胃の拒否』
えぇ、言い訳はいつもの通りあとがきで。
俺達は買い物をそこそこに家路に着いた。
「忘れ物はないな。」
「はい、これで全部かと思われます。」
キサラと買い忘れがないか確認しながら歩いていると直ぐに我が家に辿り着いてしまった。
「にしてもここを出た時の会話が悪かったから正直、気が重いな。」
「大丈夫ですよ。私がサポートしますしミレリアもしてくれるはずですので。」
「まぁ取りあえずはミレリアの今日の仕事の成果を期待しよう。」
そうして俺は家に入り、ミレリアを呼ぶと二階からミレリアとそれに続いてレアルが下りてきて顔をのぞかせた。
「ご主人様!おかえりなさいませ。買い物は済まれたのですか?」
「あぁ、服とかも買ってきたから後で確認してくれ。」
「かしこまりました。」
「取りあえずは夕食だ。腹も減ったしな。」
「夕飯は何に致しますか?」
「レアルが起きたばかりだからまずは消化の良い物にしようと思っている。」
レアルはそれを聞いた瞬間、何故か顔をしかめ、キサラがその理由を察したのか俺に質問をぶつけてきた。
「?普通は身体に精のつくものじゃないんですか?」
「それは逆に身体に悪い。特に長期間食事をしてない状態で消化に悪い物を食べると胃がビックリしてそのまま吐いてしまい胃が食べ物を受け付けなくなってしまう。」
「イがビックリするですか?そもそも胃とはなんなのですか?」
「胃と言うのは食事などをした後にその食べ物を消化するために生き物に必ず存在する消化器官だ。これが無いと身体に栄養を吸収する事がほぼ出来ないと言ってもいい。」
「そんなに大切な物なのですか?」
「そうだ。今のレアルの状態で普通の食事を行うと胃が拒絶反応を起こして嘔吐や最悪の場合吐血、そこから食べ物を受け付けなくなり永遠と点滴のお世話になる可能性が大きい。だがこの世界には点滴なんて存在しないから身体が食事を拒んだ瞬間そいつの命は終ったとみていい。」
レアルはそれを聞いて驚いた顔をしておりそこから耳打ちでミレリアに何かを噴きこまれている。
一体何を噴きこんでるのやら。
確かに点滴はないが同じ効果を期待できる俺の魔法の力があるのでそれこそ死ぬことはないが俺自身もそれは正直メンドクサイし、出来ればこれから食べられるであろう色んな食事を自分の舌で鼻で見た目で感じでもらいたい。
この世界には、俺の知らない食事が沢山あるし、逆にキサラ達が知らないような食事を俺が知っている。
そんな環境にいるのだから是非とも色んな食事を楽しんでもらいたい。
まぁ恥ずかしいから死んでも言わないが。
「取りあえずレアルは白湯からだな。俺達もレアルに悪いからおかゆにしよう。」
「かしこまりました。ご指導お願いします。」
俺とキサラは台所にいく。
とその前に。
「レアルはまだ動くのが辛いだろうからミレリアと話でもして待っていてくれ。」
「かしこまりました。」
「わかり....ました.....」
レアルもさっきの話で理解できたのか俺の言葉にしたがってくれた。
これで少しは信用を得ることが出来たのかな。
全員での食事は賑やかな物だったが主に賑やかだったのだがキサラとミレリアだけだったが。
俺はいつも通りとは言わないが静かに、そして毒でも入ってると警戒しているのかレアルが物珍しさと食欲を誘う匂いの狭間で格闘しつつ少しづつ匂いを嗅いで口に運んでいた。
まぁ少しでも食事を口に運んでいるんだからよしとしよう。
だがその量から少し疑問が浮かんでしまう。
だが命がかかっている事を多分に含めておど....言い聞かせたので何も起きないと良いのだが。
俺はミレリアだけレアルと一緒に寝るように言い聞かせて今日はキサラとだけ寝るようにした。
勿論、昼間に言ったように手は出してない。
というか今日は手を出さないようにするつもりだった。
キサラがスヤスヤと寝ているのを確認して俺は厨房に向かった。
すると――――――――
ガチャガチャガチャ。
まるで何かを探しているかのような音が聞こえてくる。
食事の時に感じた違和感を確かめるために皆が寝静まった頃にここに来ようと思っていたが案の定だった。
俺の自家製冷蔵庫の中を物色している人物がいた。
その人物とは案の定レアルだった。
「はぁ、やっぱりか。」
「!!!」
当然ながら後ろに俺がいることに驚いているレアルだがその口には俺の自家製ウインナーが咥えられていた。
そう俺の自家製ウインナーが。
決して意味深な事でないし、もっと重要な事がある。
そう白湯しか飲んでいないレアルが固形物であるウインナーを食べているのだ。
「はぁ、レアル、俺が言ったことが信じられなかったのか...」
「当たり前じゃないか!誰がお前の言う事なんて!!...うっ。」
「おい!くっそ。やはりか!今すぐその咥えているものもだせ!」
「い、や、だ!」
「命が惜しくないのか!」
「惜しいに、きま、っていう!」
「なら今すぐそれも吐きだせ!」
「い、や、だ。」
く、ここにきて信用を得なかったのが仇になった。
「お、おぅええぇぇぇぇ。」
彼女の胃が耐えきれなくなったためかドンドン胃に入れた食べ物が吐きだされていく。
その中には勿論、夕食に食べたというか飲んだ白湯も入っている。
あまりにも吐き過ぎたせいか遂には血も混じりはじめた。
「あぁ、糞!」
俺はまだギリギリ意識がある彼女の魔法のスリープで彼女を眠らせる。
それでも胃が傷ついているのか食道が傷ついているのか口から血がまだ出てきている。
「これはまずいな。」
俺は治癒魔法を胃のあたりに掛けながら胃の痙攣を安定させていく。
だがそれだけではこれから彼女は食事をとれなくなってしまう。
俺はそこから彼女の胃を引き続き治癒魔法で安定させていき頭に反対の手をおく。
そうして俺がイメージするのは洗脳だ。
聞こえが悪いが彼女の無意識下で拒否されている固形物の食事を受け入れるようにする為に。
だがこれはあくまで応急処置だ。
彼女の胃が固形物を未だ拒否し続けているのは変わらない。
一種のアレルギーのようなものなので胃自体にも魔法をかけていく。
だが俺はその治療方法までは分からないので痙攣が治るまで治癒魔法をかけ続けるしかない。
少ししてからレアルの胃の痙攣が収まったので俺は彼女を抱いていまだぐっすり寝ているミレリアの所にかつぎ込む。
その後、俺はレアルが吐きだした嘔吐物を水魔法で全体をまとめて掬いあげて一つの球体にする。
それを外に持ち出して、俺は火炎魔法でそれを高火力で塵すら残さずに燃やしつくす。
光が周りに漏れないように闇魔法で囲む事も忘れない。
そうして俺はキサラの眠る寝室に向かい、俺は朝まで寝た。
最後まで読了ありがとうございます。
では前置き通り言い訳させていただきます。
全ては仕事の忙しさとPS4で出ている女の子が空に落ちる某ゲームが悪いんです。
最近暑くなってきてるのに室内で永遠と図面と言う名のお絵かきと言う苦行を行わせる会社が悪いんです。
えぇそうなんです。
期限が帰ってきてそのまま東京に研修に向かって帰ってきてその次の週月曜日に『今週末には出して』とかマジ舐めてんのかとか思いながら僕は必至こいて残業してなんとかギリギリ終ったかと思えば次は別の工事のお絵かきをお盆休み前には終らせてねとか訳わかんない事を言いだしてきたけど頑張って終らせてやりましたとも。
まぁ全て自分の都合ですねすみません。
お盆はもっとハードになる予定ですんで次の投稿も遅れるかと思います。
ですがお盆過ぎには更新したいと思いますね。
それではいつもの謝辞を。
いつもブックマークして読んでくださっている方誠にありがとうございます。
今回新しくブックマークして下さった方、この作品は作者のエゴとつまらない妄想、そしてレベルの低い文章力で構成されています。
だからと言って見捨てないで頂けると作者は感謝感激雨あられであります。
なのでこの物語は目を薄く開いて温かい目で見ていただきそこから優しい気持ちで見ていただけると丁度いいのかと思います。
それではまた次話お会いしましょう。




