表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いにしえの獣  作者: 明日香狂香
37/49

獣復活

「どこへげようと無駄むだだというのに。」

 ドラゴンの意識いしきは、カナタたちにいていた。ドラゴンには植物達しょくぶつたち意識いしきとおして、テヘナにってはしかれらの姿すがたがありありとえた。


最期さいごのおつとめめだ。しくじるなよ。」

 しろ中央ちゅうおう大広間おおひろまにいたゼノ、イゴー、トット、タホトはしろ四隅よすみへとっていった。


 やがて、ドラゴンの七つたま完成かんせいした。いにしえのけもの復活ふっかつした。

「そうか、やつのはカナタか。あと一押ひとおし。8つたましいめばこのからだ完全体かんぜんたいとなる。すべての生物せいぶつ、この大地だいちおうとなれるのだ。」

 ドラゴンはたからかにたけびをげると、がりつばさうごかした。


「カラン、カラーン。」

 しろとうかねわたる。

「ゴゴゴゴゴ・・・。」

 にぶ地響じひびきのあと

「ドン!ドン!」

 というはげしいおとしろ四隅よすみからこえた。つぎ瞬間しゅんかん、ドラゴンをかこむように巨大きょだい亀裂きれつはしる。にわれる。すさまじい地響じひびきとともにドラゴンの巨体きょたいは、かれせたつちもろともにふか竪穴たてあな落下らっかはじめた。そのうえくずれたしろ瓦礫がれきおおいかぶさる。ドラゴンのおもさにれず陥没かんぼつしたようにもえたが、もうもうと土煙つちぼこりなか硝煙しょうえんにおいがただよっていた。


 しろてきちたときの、最後さいご手段しゅだんてき大将たいしょうもろとものしろ爆破ばくは近衛師団このえしだん極秘ごくひあたえられたしん役割やくわりだった。だから、かれらはそのまでつづけなければならなかった。ゼノはむすめ師団しだんけっしてれなかった。そのことをゼノはユナにかたらなかったが、彼女かのじょはゲノからひそかにいていた。


 ユナはげるうしろでそのおといた。彼女かのじょかえることはしなかった。カナタをけものとどかないところへがす。そのことだけをかんがえて、西にし灰色はいいろ大地だいちへとかっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ