待ち合わせ
学校では、あんまり妊娠のこと大きな声で
は、話せない。
なので思い切って休みの日にうちで話そう
と白雪さんを誘った。
うちの両親は、その日どちらも仕事でいな
いからちょうどよかった。
白雪さんを誘ったものの…
今更だけどなんか恥ずかしいな。
一応部屋きれいにしとくか。
白雪さんを迎えに行くまでの待ち合わせの
時間までオレは、ソワソワとして落ち着く
ことができなかった。
そして少し早めに待ち合わせ場所で待って
いた。
しばらくすると、
‼︎
向こうから妖精のような白いワンピースを
来た白雪さんが現れた。
スタイルもいいし抜群に美人。
通りすがりの人が次々に振り向いて白雪さ
んの美しさに虜にされていた。
…うん。
わかるよ。
白雪さん輝いてるよ。
ボーっと白雪さんを見つめるオレに、
「お待たせ!じゃ先生本日は、よろしくお願
いします」
とキラキラの笑顔を向けてくれた。
ま、眩しいって。
それから爽やかな空気の中白雪さんとしば
らく歩き、ようやく家に着いた。
学校からよく一緒に帰るけど、でもやっぱ
り休みの日にわざわざ待ち合わせして一緒
に歩くってのは、緊張する。
…まあ、恋人でもないし白雪さんはオレの
ことなんとも思っていないだろうけど。
白雪さんにとってオレってなんなんだろう
なー…。
よくわからないけど、でもオレは白雪さん
を守るって決めたんだ。
よし‼︎
白雪さんを招き入れたオレは、不器用なが
らにも一生懸命おもてなしをした。
飲み物にお茶菓子も用意して。
シーンとしたリビングでお茶を飲むオレた
ち。
テレビつけた方がいいのかな…
でも、静かな方が話しやすいかな…
うん。
テレビはつけない方がいいな。
よし、本題に入ろう。
「あのさ、白雪さん」
「ん?」
「この前相談室にいたよね…、オレ偶然見ち
ゃったんだ」
「あー、そうなんだ。あのね、白代くん」
白雪さんは、細くてきれいな指で持ってい
たお茶をそっとテーブルに置いて話を続け
た。
「わたし、実は最近…」
最近…
なんだろう…
元気そうに見えたけど実は体調よくないと
か⁉︎
白雪さんの言葉を待っている間に思い雰囲
気に耐えきれずごクリとお茶を飲んだ。
すると白雪さんは、まさかの発言をしてき
たのでビックリしたオレはお茶を吹き出し
てしまった。
続く。




