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おバカなお耳?

 次の日から白雪さんは、オレのこと先生と

 呼ぶようになった。

 

 …

 

 なんか先生って呼ばれるたびにグサグサと

 地味に気づつく…

 

 でも、白雪さんに嫌われているわけじゃな

 さそうだ。

 

 なぜなら、

「ねぇ、白代くん!今日バイト休みだよね⁉︎

 ならまたうちに来てマッサージして欲しい

 な」

 なんて言われているからだ。

 

 嬉しい。

 嬉しいけど…

 男としてみられているわけじゃないし、そ

 れに

 視線…

 

 クラスの男どもからの視線が痛い。

 

 マッサージ⁉︎

 白雪さんの家でマッサージ⁉︎

 

 おいおい、白代くんや‼︎

 イチャつくのは、せめて二人のときにこっ

 そりやれよ‼︎

 的な視線…

 

 いや、違うんだ。

 これにはわけがありまして…

 と言いたいところだが、そんなこと言える

 わけがないだろう。

 

 グサグサと目に見えないいろんなものがオ

 レに刺さりまくる。

 

 

 でも‼︎

 でもいいんだ‼︎

 

 開き直ったオレは白雪さんのマッサージを

 喜んでお受けする。

 

 うんうん。

 オレはそれだけでもう大満足なわけなんで

 すよ‼︎

 

 てことで何度かマッサージをしてあげたん

 だけど…

 

 とある日白雪さんが問題発言してきた。

 

 いつものようにお腹マッサージしていると、

「あのさ、白代くん…このマッサージのおか

 げでね、効果抜群」

 と。

「えっ、効果?」

「うん!今日もいいのがたくさん産まれる気

 がする」

 

 ⁉︎

 はいぃぃいい⁉︎

 今日もたくさん産まれる⁉︎

 

 アレ⁉︎

 オレの耳バカになった?

 今日もたくさん産まれるって…

 そう聞こえちゃったんだけど…⁇

 

「えっ⁉︎今なんて⁇」

「んもー、何回もそんなこと言わせないで」

 と照れる白雪さん。

 

 …

 あ、はい。

 

 よく理解できぬまま黙々とマッサージ。

 

 

 

 最近白雪さんの顔はイキイキとしている。

 なんなら体調もすごくいいよ‼︎

 とオレによく報告もしてくれる。

 

 

 …

 

 放課後のマッサージの日、改めて聞いてみ

 た。

 

 白雪さんちの玄関で靴を脱ぎながらオレは

 白雪さんに、

「覚悟できたんだね」

 と言った。

 

 すると、

「えっ⁉︎なんの⁇」

 といきなり白雪さんが振り向いたから…

 

 立ち上がったオレとしゃがみかけた白雪さ

 んの立ち位置がビンゴで…

 

 まさかのくちびるどうしが軽く触れてしま

 った。

 

 そして白雪さんが転びそうになったので支

 えた。

 

 すると白雪さんが…

 

 続く。

 

 

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