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ヤキモチ?

 困ったまま、朝から白雪さんの隣の席でモ

 ヤモヤするオレ。

 

 すると白雪さんがいきなりびっくりな発言

 をしてきた。

 

「ねぇ、バイト先に河野さんって人いるでし

 ょ?」

 と。

 

 

 えーーっ⁉︎

 

 し、白雪さん…

 河野さんをご存知なのですね⁉︎

 

 そ、それはどうして…

 

 ま、まさか白雪さん…

 

 か、彼氏が浮気しているの知っているんじ

 ゃ…

 

 修羅場だ…

 修羅場が待っている…

 

「あー、うん。いるよ」

 と手に汗握り答えた。

 

 朝から神経をすり減らすオレ…。

 

 二股男は、神経がずぶといのに…オレは神

 経がどんどんすり減るよ。

 

 せっかく痩せたのにこれじゃあ、どんどん

 ご飯も喉通らなくてガリガリになって痩せ

 すぎちゃうよ?

 

 オレはもう遠くの空を見つめて現実逃避し

 た。

 

 …

 あー、お空を飛ぶ鳥さんになりたいと。

 

 でも、そんな事言ってられない。

 

「ねぇ、白雪さん」

「ん?」

 オレは遠くをみつめながら白雪さんに言っ

 た。

 

「何かあったらなんでも相談してね」

 と。

 

 ?な顔の白雪さん。

 

 ま、白雪さんはまだ何も知らないのかもし

 れない。

 

 このまま、知らないままの方が幸せなこと

 もあるのかもしれないし…。

 

「えっ?逆になんかあった?」

 と白雪さんに心配されてしまった。

 

「あー、オレは大丈夫だよ。きっと喉に詰ま

 った魚の骨のせいだ」

 といい席をたった。

 

 

 廊下に出るとけんがトイレから出てきて教

 室に向かってきていた。

 

 

「けんーっ‼︎」

 オレはがっしりとけんに抱きついた。

 

「おー、どうした?」

「オレ…オレさー…」

「よしよし、オレの胸でお泣き。頭も撫でて

 やるよ。トイレしてから手洗ってないけど

 さ」

「はぁーっ⁉︎きたねーよ」

「うそうそ、冗談だよ」

 とたわむれていたら少し心が楽になった。

 

「あー、何してんのー」

 と三木さん登場。

「なんか白代が抱きついてきたから仲良くし

 てたとこ」

「え、いいな!ハグするとなんたらホルモン

 が出て落ち着くんでしょ?なら、白代くん。

 わたしもハグしてあげようか?」

 なんて言う三木さん…

 

 あ…

 けんが真顔でオレをじっと見てる。

 

 …なんかオレ捕獲寸前の動物みたいじゃん。

 

 身動き取れない‼︎みたいな…。

 

 と固まっていたらムンギュ〜っと抱きしめ

 られた。

 

 

 …

 

 

 …三木さんじゃなくてけんに。

 

 けん…

 

 けんってさ、三木さんが好きなんじゃね⁉︎

 

 続く。

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