いいんですか⁉︎
薄暗い中を手を繋いでゆっくりと前へ進ん
だ。
うわー、暗い…。
「大丈夫?白雪さん」
「うん、大丈夫っ…あっ」
チュッ
ギュ〜っ。
⁉︎
へ?
今の何⁉︎
えぇっ⁉︎
暗かったし一瞬でわからなかったけど…
いまさ、白雪さんが転びそうになったから
オレ白雪さんを全身で受け止めようとして
さ…
そしたら、ほっぺにチューされたっぽい?
しかもこのヌクヌク感♡
って‼︎
オレは、いつまで白雪さんを抱きしめてる
んだよ‼︎
「だ、大丈夫?」
「うん」
そっと白雪さんから離れた。
すると、
「ずっと出るまで離さないで欲しい」
と白雪さんからまさかのお言葉をいただい
てしまった。
…よっぽど今のが怖かったのだろうか。
「うん。大丈夫だよ」
オレは白雪さんの肩を抱き寄せた。
すると白雪さんが、オレの手をギュッと恋
人繋ぎしてきた。
⁉︎
すんげー密着してますよ?
そしてオレは妖怪ランドドドでまた幸せの
沼にハマったのである。
真っ暗だけど白雪さんのいい香り。
そして白雪さんの体温までも伝わるこの密
着っぷり。
クラスの男子がみたらタダじゃ済まされな
い光景だ。
あー、真っ暗でよかったー。
…
ん!
あの向こうに見える微かな光は…
そう。出口だ。
もう出口なんだな…。
少しばかり残念だ。
でも、もう心臓もバクバクしていてもたな
かったから丁度いい。
「もう出口だね」
「うん。ずっと支えてくれてありがとう」
「うん」
…なんか大冒険を終えたようなこの感じ…
な、なんなんだ…。
「でさ、白代くん」
「ん?」
「手はずっと恋人繋ぎでもいい?」
えっ、絡めたまんま⁉︎
普通繋ぎじゃなくて絡めあうんだ…。
内心ドキドキだけどクールぶって
「もちろんいいよ」
なんて返事をした。
遊園地とかってスリルのドキドキ感が恋の
ドキドキと勘違いしやすいっていうけど、
吊橋効果出てる?
白雪さん、もしかして……
なわけないよなーーー。
でも、恋人繋ぎができるなんてオレはもう
一生分の幸せを使い果たしてしまったんじ
ゃないかって思う。
あー、幸せっすー。
あ、ところでお目当てのキャラクターいな
くない?
と思っていたら…
⁉︎
あ、アレは…
続く。




