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階段

 まさかの登場にビックリした。

 

「あ、お邪魔しております。白代です。」

 

「あぁ、一度お会いしたことがあったね。そ

 の節はありがとうね。助かったよ」

 と言われた。

 

 ⁇

 何が助かったのかいまいちわからなかった

 けど、一応

「あー、いえ…」

 と返した。

 

「白代くん、よかったらクッキーどうぞ」

 

 ⁉︎

 

 エプロンをした白雪さんの兄から手作りで

 あろうクッキーを渡された。

 

 …

 

 白雪さん一家どうなっているんだ⁉︎

 

 おとうさんとおかあさんの役割が逆じゃね

 ⁉︎

 と思っていると、

 

「わたしが入院してる間にすっかり主人がお

 料理にハマってね」

 とおかあさんがクスリと笑った。

 

 おかあさん入院してたんだ⁉︎

 海外で。

 

「でも、手術成功してほんとよかった」

 白雪さんの言葉に河野さんも

「ほんとですよ。お祈りしたかいがありまし

 た。手術の日わたし達二人でバイト先から

 お祈りしたんですよ」

 というとおかあさんが、

「あら、ありがとうね。ふたりとも」

 とニッコリした。

 

 ⁉︎

 え?

 まって⁈

 

 あの日って…

 白雪さんが出産した日じゃないの⁉︎

 

 

 まさか、出産と手術被ったの⁉︎

 

 河野さんは、あの時おかあさんの手術の成

 功をお祈りしていたのか。

 

 店長は、隣で商売繁盛をお祈りしていたみ

 たいだったけどな。

 

 

 

 そして、終始和やかなお時間を過ごした。

 

 赤ちゃんたちお昼寝かな…?

 

 まさか⁉︎

 まさかパパがお二階で付き添いしてる?

 

 

 と思った瞬間白雪さんが、

「そうだ!かわいい家族紹介するからお二階

 行こう!白代くん」

 と言い出した。

 

 このタイミングでお二階…

 

 鬼会?

 が始まる…?

 てか、

 お二階がオレには鬼階に思える。

 

 一歩一歩鬼階を登った。

 

 いや、お二階…

 

 いや、鬼階だ。

 

 パパって人がいたら言われるかもしれない。

 

「紗奈が毎日連絡していたみたいで、なんか

 お世話になっております」

 みたいな…

 

 コワイ。

 

 階段をのぼるのがこんなに恐ろしいことは

 はじめてだ。

 

 シーンとしていた鬼階からいきなりガラガ

 ラと音が鳴りだした。

 

 えっ⁉︎

 鬼…

 

 いや、赤ちゃんが起きたのだろうか?

 

 にしても、リズミカルなガラガラガラガラ

 という低い音…

 

 何ーーー⁉︎

 

 続く。

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