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インターフォン

 そしてようやく朝‼︎

 

 あさあさあさ〜

 

 なんて眩しくて美しい朝日さん‼︎

 

 おはようございます‼︎

 

 オレは朝から朝日さんにご挨拶をした。

 ご丁寧にお辞儀まで添えて。

 

 あー、やっと朝だよ〜。

 長い出張からようやく自宅に帰れるお父さ

 んの気持ちがよくわかる‼︎

 

 やっと会えるよ〜みたいな。

 

 我が子じゃないけど我が子みたいな気分で

 今まで心の中で大きく育ててきたんだ。

 

 はい?

 あなた何もしていらっしゃいませんよね?

 なんて言われたらそれまでだけど、でもオ

 レ的には、話だけ聞くかかりだったがそれ

 でも充分なことだと思っている。

 

 きちんといざというときのためにお金だっ

 て貯めている。

 いつでもサポートできるように準備万端な

 のだ。

 

 …でも、白雪さんがパパって人と現れたら

 どうしよう。

 ふたごの赤ちゃんをそれぞれ抱っこしてい

 たらどうしよう。

 

 幸せ家族になっていたらと思うと少し心が

 えぐれる…

 

 で、でも少しえぐれるくらいなんてことな

 い。

 

 好きな人が幸せになれたのならそれは祝福

 するべきだ。

 

 うんうん。

 

 オレは朝から浮き沈みの激しい状態だった。

 

 ま、とにかく白雪さんとその子どもたちに

 やっと会えるんだからそれだけでもう充分

 だろう。

 

 スマホの充電が満タンになったくらいの気

 持ちには、なれる。

 

 きっと…

 

 だから、どっちに転んでも大丈夫‼︎

 

 よし‼︎

 あんバターパンを頬張り牛乳を飲んでいざ

 白雪さんのお宅へ。

 

 あ、歯磨きとかもちゃんとしたよ。

 着替えとかね。

 

 って、誰に話しかけているんだ!オレ‼︎

 

 脳内で自分にツッコミを入れながらいざ、

 ピンポンとインターフォンを押した。

 

 インターフォンを押す時なぜか緊張しつつ

 もテンションが少し上がるオレ。

 

 滅多に押せるものじゃないからかな?

 インターフォンゲームとかあればシュミレ

 ーシできたのに。

 ってか、誰が出るんだろう…

 

 まさかおとうさん⁉︎

 ならまだしもパパが出てきたら…

 それはもうそういうことになるんだよな…

 

 ドキドキ…

 

 あ、少し離れないとインターフォンでドア

 ップになるじゃないか…とインターフォン

 のカメラうつりなんて気にしている場合じ

 ゃない。

 

 

 ドキドキ…

 

 続く。

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