壊れた?
白雪さん…
つわりあったんだ。
てか、におい受け付けないとかって大丈夫
なのか?
全身で拒否反応してるんじゃ…
オレは白雪さんをじっと見つめた。
白雪さんもじーっとオレを見ていたんだけ
ど、いきなり白雪さんが
「プッ」
と笑ったかと思うと今度は、
「なんかにらめっこしてるみたい」
と言い出した。
え?
なんでこの状況で笑えるの⁉︎
‼︎
わかった‼︎
白雪さん…
よっぽど無理してるんだ。
もう笑うしかないんだ…
ついに壊れてしまったんだ。
オレが…オレが勝手に勘違いして白雪さん
を悲しませたから。
離れたから…
クッソーー‼︎
なんでオレはあの頃白雪さんの気持ちに気
づいてあげられなかったんだ‼︎
しかも、幼稚園の頃なんてほとんど存在す
ら知らなかったなんて…
オレは…オレは…
自分の情けなさが身に染みる。
…
‼︎
待てよ!
さっき白雪さんオレのこと好きだったって
言ってたよね⁉︎
その言葉ってまだ継続中⁉︎
それとももう終了した話⁇
…でも、パパと良好って言ってたからもう
オレには気持ち向いてないって事になるの
かな。
妊婦さんにあんまり質問しても負担がかか
るよな。
もうそっとしてあげた方が良さげだよな。
ちゃんと先生にまで進路とか相談してるわ
けだし、お母さんだって知っているんだも
んな。
あー、オレってタイミング悪すぎだろーよ。
ほんとバカだなー…オレ。
少し前なら白雪さんと両思いだったっての
にさ。
勝手にダイエットして勝手に勘違いして離
れてさ…
そして白雪さんは、別の人の子を身ごもる
とかさ。
はあぁ〜あ…
その日は、過ぎた。
で…
…
やっぱり気になる。
お腹順調なわりに、大きくなっておりませ
んよ?
検診行ってるよね⁉︎
「白雪さん」
「ん?」
オレはコソコソと小さな声で質問した。
「ちゃんと病院行ってる?」
と。
すると、
「えっ、うん。ママと一緒に付き添いで」
と答えが返ってきた。
お母さんが一緒なら大丈夫か。
てか…
籍‼︎
そうだよ‼︎
大事な事忘れてた。
白雪さんって子供の父親と結婚するのかな
⁉︎
続く。




