Level.17「美味いアレ」
またまたクエストカウンターから緋色リクお送りします。
「お姉さん、パーティーメンバーがお試しで1人増やしたから3人であまり無理の無いようなクエストはないですか?」
「え、ウィザードをパーティーに2人も入れてクエストに行くんですか?」
「「あ」」
完全にパーティーのバランスは考えていなかった。
「一応僕は魔法使いだけど回復魔法と支援魔法ばかりだよ」
「つくづく見た目にそぐわねぇな」
「そういう事でしたら魔法使いの方が2人いてもあまり苦にならない様なクエストを探しますね」
そう言って受付のお姉さんは少し奥に行った。
少し時間が経ち帰ってきたお姉さんは手に1枚の紙を持っていた。
「この『ファイヤホークの羽根採集』なんてどうでしょうか。ファイヤーホークは魔法耐性が低く常に空中に浮いているので魔法使いの方の魔法で撃墜するのが上式です」
ユメが隣で「ファイヤホークってさっき食べた唐揚げだ」と呟いていた。そう言えばそうだったな。
「このクエストはファイヤホークを倒した時にドロップする『ファイヤホークの羽根』を30個集めるというクエストです。同時にドロップする『ファイヤホークの肉』はクエスト後に売却してもらっても構わないですがそこの酒場でファイヤホークの肉5個につき『ファイヤホークの唐揚げ定食』か『ファイヤホークの照り焼き』、『ファイヤホークカツサンド』のいずれかと交換でき」
「行きます!!」
ユメが俺の後ろから顔を出して食い気味に叫んだ。そんなに美味かったのかアレ…
「…は、はい。それでは承りました。ファイヤホークはこの街の北西にあるドルマ池の畔によく巣を作り大量に発生しているのでそこで倒して頂けると駆除も兼ねて一石二鳥でありがたいです」
「分かりました」
「北門から出ると近いですよ。あ、あと群れのボスである『ボルケイノホーク』は多くの経験値とドロップ品を落としますが、身体が大きく、物理攻撃力が通常のファイヤホークよりも高くなっているので初心者パーティーが相手にするのは危険です。出来る限り逃げて下さい」
「忠告ありがとうございます」
「それではクエスト頑張って下さい。いってらっしゃい!」
俺たちはお姉さんの声を背にギルドを出て、ドルマ池へと向かった。
リアルの受験勉強が忙しすぎる…
頑張ってペースを戻していきたいです。
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それではまた次も宜しくお願いします。




