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この町のネコ、やっぱりおかしい  作者: 大西さん
そして発見された記録たち
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祢古町猫カフェ巡り♪ 〜なぜか追い出されちゃった話〜

投稿者:@travel_miku_22(本名:相沢美久・22歳)


ブログ「みくの気まま旅日記」より 2024年3月25日投稿


みんな〜!みくだよ〜! 今回はね、ネットで話題の祢古町に行ってきたの! 猫がたくさんいるって聞いて、もう居ても立ってもいられなくて笑


結果から言うと... また猫に嫌われました〜!

でも今回はレベルが違った!町ごと追い出された!笑


詳しく書いていくね〜


旅の準備編


3月22日 明日から祢古町!ワクワク〜!


持ち物リスト:


カメラ(猫撮影用)


猫じゃらし(今度こそ!)


またたび(最終兵器)


カリカリ(高級なやつ)


猫用おやつ各種


あと普通の旅行グッズ


友達に「都市伝説の場所でしょ?大丈夫?」って心配されたけど、 だって猫がいっぱいいるんでしょ? 猫がいっぱいいる場所が危険なわけないじゃん!


それに私、昔から変なところで強運なんだよね〜 迷子になっても必ず面白い場所にたどり着くし、 危険な目にあったことない!


祢古町への道


3月23日 朝8時 レンタカーで出発〜! ナビに従って進んでたら「ルートがありません」って。 あれれ?


でも道は続いてるから進んじゃえ〜! この適当さが旅の醍醐味よね笑


10時頃 めっちゃ山道! でも景色きれい〜! あ、猫発見!


車停めて近づいたら... シャーーーッ!! 威嚇された


いつものことです...はい...


祢古町到着!


11時 ついに看板発見!「祢古町」 やった〜!


でもなんか雰囲気が... 廃墟? ていうか、猫カフェどこ?笑


あ!猫いた! いっぱいいる〜!


「にゃんにゃ〜ん♪」


って近づいたら...


全員一斉に後ずさり。


え?なんで? いつもは無視されるだけなのに、 今回は積極的に避けられてる?


町の探索


とりあえず町を散策〜 廃墟だけど、なんか生活感ある? 不思議〜


あ、郵便局発見! 中に入ってみよ〜


手紙がいっぱい! 宛名は「名前のない人へ」


なにこれ、ポエム? ロマンチック〜!


一通開けてみたら 「おかえりなさい」 「ずっと待ってました」


ラブレター?きゃ〜! でも誰から誰へ?


猫たちの奇行


町を歩いてると、猫の数がどんどん増える。 でも全員、私から3メートル以上離れてる。


なんで〜!? こんなに猫好きなのに〜!


試しにカリカリ撒いてみた。


結果:誰も来ない


またたび出した。


結果:むしろ逃げた


猫じゃらし振った。


結果:嫌そうな顔された(猫の表情分かるようになってきた笑)


奇妙な出来事


午後2時頃 猫たちがザワザワし始めた。 何かを相談してる?


そして一斉にこっちを見た。 100匹くらいの猫に囲まれた!


でも近寄ってこない。 むしろ困ってる顔してる?


そのうち一匹が二本足で立った!


「!?」


他の猫たちも次々立ち上がる。 なにこれ、サーカス?


そして、人間の声で話し始めた。


「なんで効かないの」 「おかしい」「呼べない」 「連れて行けない」


え、私に話してるの?


対話(?)


一番大きな猫(?)が前に出てきた。 でも3メートルの距離は保ったまま。


猫:「君、なんで平気なの?」


私:「へ?何が?」


猫:「普通はもう『にゃあ』ってなってるはずなのに」


私:「にゃあ?」


猫:「...もう『にゃあ』じゃん」


私:「あ、ごめん!猫の真似しちゃった!」


猫:「真似じゃなくて...素でやってない?」


私:「てへ♪」


猫たちがざわつく。 「天然」「これは無理」「どうする」 聞こえる聞こえる笑


理解不能な理由


大きな猫が説明してくれた。


猫:「祢古町は人間を元の姿に戻す場所」


私:「元の姿?」


猫:「猫とか、その間の存在とか」


私:「へ〜!面白い!」


猫:「...面白い?」


私:「うん!でも私、今のままがいいな〜」


猫:「なんで?」


私:「だって猫になっちゃったら、猫好きじゃなくなっちゃうでしょ?」


猫:「...は?」


私:「猫が猫を好きって変じゃない?私は猫が好きな人間でいたい!」


猫たち、固まる。


予想外の展開


大きな猫がため息をついた。 猫がため息!かわいい!


猫:「君はもう十分猫なんだよ」


私:「え?」


猫:「自由気ままで、マイペースで、好きなように生きてる」


私:「それって褒められてる?」


猫:「だから変化させられない。もう完成してる」


私:「完成品!?やった〜!」


猫:「喜ぶところじゃない」


他の猫たちもブツブツ言ってる。

「規格外」「想定外」「バグ」 ひどくない?笑


追放宣言


猫:「悪いけど、出て行ってもらえる?」


私:「え〜!まだ猫と遊んでない!」


猫:「遊ばない。これは遊びじゃない」


私:「じゃあ触らせて!一回でいいから!」


猫:「絶対無理」


私:「なんで〜!」


猫:「君に触られたら、俺たちが人間に戻っちゃうかも」


私:「!?」


なんか私、とんでもない体質らしい。

猫を人間に戻す女... ラノベのタイトルみたい笑


強制送還


猫たちが道を作った。 出口への一本道。


私:「せめて写真撮らせて!」


猫:「ダメ」


私:「じゃあ一緒に自撮り!」


猫:「もっとダメ」


私:「ケチ〜!」


歩きながらも交渉したけど全部却下。 猫たち、ガードが固い!


町の出口に着くと、若い女の子が立ってた。 あ、人間だ!


女の子:「あなた、面白い人ね」


私:「よく言われる〜!」


女の子:「私たちはね、自由になりたくてここに来たの」


私:「へ?」


女の子:「人間の枠から自由になりたくて」


私:「あ〜、わかる〜!私も自由大好き!」


女の子:「でもあなたは最初から自由だった」


私:「えへへ♪」


女の子:「だから、ここには居られない」


さようなら祢古町


女の子に手を振ってお別れ。 優しく微笑んでくれた。


女の子:「いつか、本当に猫と友達になれるといいね」


私:「うん!諦めない!」


女の子:「その調子で、人間を楽しんで」


私:「もちろん!」


振り返ると、もう町は見えなかった。 あれ?さっきまであったのに。


帰り道にて


車に戻ると、助手席に紙袋。 中身は...猫のぬいぐるみ! めっちゃかわいい!


メモが付いてた。 「これなら触れるでしょ」


やさしい〜!

祢古町の猫たち、ツンデレだった!


旅の感想


結局、生きた猫には触れなかった。 でも楽しかった〜!


祢古町、不思議な場所だったな〜 みんな「怖い」とか「危険」とか言うけど、 私には優しい場所だった。


たぶんね、執着がないからかも。 猫は大好きだけど、 猫になりたいわけじゃない。 触りたいけど、 触れなくても猫は可愛い。


自由に生きてる私を、 自由に生きてる猫たちが、 認めてくれた感じ?


なんか哲学的!笑


その後


帰ってから気づいたんだけど、 最近、猫との距離が縮まった気がする!


前は10メートル逃げられてたのが、 今は5メートル! 進歩!


いつか絶対、猫と友達になる! それまで人間を楽しむ!


あ、ぬいぐるみの名前は「ねこまち」にした♪ 毎日一緒に寝てる〜


みんなも祢古町行く時は、 自分が何を求めてるか考えてみてね。 求めてないものは手に入らないけど、 それでいいこともあるんだよ〜


次はどこに行こうかな〜? また猫がいるところ!笑


じゃあね〜! みくでした♪


コメント欄


ユーザー1:「みくちゃん最強説」


ユーザー2:「猫に触れない猫女、爆誕」


ユーザー3:「祢古町に拒否られるってある意味すごい」


みく:「みんなコメントありがと〜!拒否られたけど楽しかったよ!」


ユーザー4:「で、結局祢古町どこにあるの?」


みく:「あれ?場所...覚えてない!てへ♪」


ユーザー5:「それでいいのかw」


みく:「いいの!また偶然見つける!」

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