離婚=Ⅰ(partー9)
再会を果たしてからの私は、、ウキウキ♪
まだ何にも進展してないのに、、、アホマルダシ。
その頃は学校なんか適当だったのでほぼ毎日の様に
朝パチンコ夕方から麻雀と言う生活をしていた。
おおもとの収入源は「麻雀」であった。
幸か不幸か、、麻雀だけは何故か負けなかった。
やばい筋の連中が多数出入りする雀荘で18歳後半ぐらいから平気で遊んでいた。
まぁー「くそ度胸」もあったみたいだ、、タダの、、世間知らずでした^^;
アパートに帰ると管理人のおばちゃん(おばぁーちゃん)からメモがドアに挟んであった。
このアパート電話は共同、電話がかかってくると、管理人室にあるボタンを押すそうすると各部屋についているベルがけたたましくなる、、と言う「画期的な装置」が装備されてあった。。
勿論玄関横の管理人室の窓を開けて、、「電話やでーー」と叫んで事足りるのであるが、、
事実部屋の「お知らせコール」が鳴ると殆どの住人は部屋から
「は~~い~~わかったで~~」と返事する、、
そうすると多少耳が遠いはずの管理人のおばぁーちゃんが、
「はよしぃやーー」と返事する、、
聞こえてるやん!!!ベルいらんやん!!
留守の時は、メモで相手の名前とか時間とか要件とかを知らせてくれる。
私の田舎の友人などは、「お前ん所電話するの嫌なんやわー滅茶苦茶聞かれるし・・しつこいほど聞かれるで~~」
(言葉は九州弁ですが・・)
と言うから、、大阪の「おばん」「なめたらあかんで」と
関西の文化をしっかりと教え込む始末であった。^^
挟んであったメモには、、、
「飴子さんから、週末来るよ~~ってさ!!」byおばん!
飴子???誰や~~~あぁ~~思い出した。
ところで皆さん「赤い箱」に入った「酢コンブ」ご存知ですか?
確か今買うと100円ぐらいですかね??
そうです昔からある奴です。
再会を果たした翌日から、、私は悩んでいました。。
手軽な「飴子」改め「酢コンブ」(降格処分)を取るか、、
「ケーキ(カズちゃん)」改め「フランス料理」(昇進)を取るか、、
常識的に考えると絶対に「フランス料理」だが、、攻略の糸口が見つからない、、
一方お手軽「酢コンブ」は週末になれば、、ほっといても向こうから歩いてやってくる。
焦る気持ちはあるが、、いかんともしがたい。。
半分以上、、「酢コンブでも良いかぁ~~」
「噛めば噛むほど味が出るって言うしなぁーー」
等と考えだしていた。。。
「カズちゃんへの道のりはまだまだ遠かった。。」・・つづく




