離婚=Ⅰ(partー8)
偶然にも?幸運にも?「ピンクの君」を探し出した私は
ハッ!っと我に返ると大急ぎで、、トイレへ・・ウンチしに・・じゃないですよーー
鏡の前に立って、、
まず、だらしなく緩めていた、オレンジ色の「テラテラ」の細いネクタイを締め直し、、(せめて、きちんと)それから、、
問題の昼過ぎに良かれと思ってセットした、
「イケイケ」の頭を見ていた、、
「これはやばいわーー」と内心思い。
昼間に30分かかってセットした頭に指を入れてみた、、
バリバリ・・・うんともすんとも言いません、、
それでも強引に指でかきあげると、、なんと!!
頭の上だけ、、
「自由の女神」状態!!
・・・やばすぎ・・元にも戻らない、、、
仕方ないので、手洗いの蛇口の狭いスペースに頭を突込み、、
水を、、ジャーーその頭を、、壁についてある備え付けの
ロールタオルで、これまた、、備え付けの機械に頭を突っ込むようにして、、
ゴシゴシ、、まぁー一応は大まかな水分は取れた、、しかし、、
ポマードと強力スプレーの残骸は残っている、、
それを今度は手のひらで何とか押さえつけて、、、
「普通の好青年」の髪形に戻そうと試みた・・・
結果は、、無残、、仕方ないので頭はずぶ濡れ状態で出て行くと、、
トイレの前で、、カズちゃんと・・ばったり!
「ドッキリ!!」
向こうは・・・「にっこり」 私は「ガッカリ・・」
変なところ見られたなぁーとかなり落ち込む。。
若さって、、良いですね~~今なら姿かたちなんて全く気にせずに
「凛」と構える事が出来るのに、、その頃は「おろおろ」でしたからね~~
席に戻ると、、「二人の悪魔達が(悪魔になってるし・・)」
「15さん!!どないしたん??その頭!!」と大合唱!!
大きな声で言うなぁー「カズちゃん」に聞こえるやろーーと内心苦々しく思う。
隣人も、、「どないしたん?」
「イヤー昼間汗かき過ぎて、、頭気持ち悪いから洗てきたわーー」と言うと
3人とも簡単に「そうなんやー」で納得。
その日は、、結局朝まで遊んで、、始発電車で二人の悪魔は帰って行った。
店を後にする頃にはロックもカズちゃんもすでに帰っていた
「飴子」は「15さんまた来週来ても良い?」と組んだ腕を離さずに言う。
「う・・うん・・」と中途半端な答え、、
何故なら、、「保険」にしとくかぁーと言う、、卑劣な考えが私の心の中にはあったからだ。
でも、来週もしも「やってきたら、、間違いなく合体!」となるはず、、
それまでには、、カズちゃんと決着をつけなければ、、
私はその頃(今もそうだが・・)沢山の恋愛はしたが、、同時進行だけはしたことが無かった。
別れた5分後に公衆電話から、新しい彼女を作ったこともあるぐらいではあるが・・あはは~~
同時進行だけはしなかった。。
だから今回も、、手軽な「飴子」が本格的になる前に何とかしたいと言う思いが有った。
作戦を考えたが、その日は全く思い浮かばなかった、、つづく




