ネタバレ・人物紹介。
吉田真理
小学生。召喚当時は十歳だった。
勇者特性として授かった力は『怪力』(ドラゴンも素手で倒せます)『幸運の星の元』(本人は勿論。好意を持った相手の幸運値も上げます)
ジオート・ジオラルド
元宮廷魔術師。真理が召喚される少し前に首になってた。三十過ぎには見えない美形。
世界一の魔術師で人嫌い。親しい人達にはジオと呼ばせている。
前世の記憶持ち。男と生まれたからには男らしくカッコよく成長しようという意識が幼少時にはあり、そのためか色々とハイスペック。
ロマッド・テテ
傭兵。考古学者で冒険者の母に、女手一つで育てられた。巨人族の血を引いた母は小柄だが、怪力の持ち主で現在も活動中。親に捨てられた(親を捨てた?)ジオ十一歳を母が保護してからの付き合い。幼少時は深く物事を考えない乱暴者だったが、母とジオに調教(笑)されて朗らかな推察力のある青年に。人望は高いが、女性とのフラグを無自覚に、ことごとく折ってしまっている残念な人。ジオと同い年。
キャス・ストース・タオ
真理と同じ学校に通っていた親友。真理の可愛らしい性格と、お人よしな所に守ってあげなくちゃと保護欲を抱き、友人関係を結んだ。ジオの存在に安心するものの、ジオの手の届かない所を守るのは自分であると心に決めている。契約書という魔具に選ばれ、支援型魔術師となる。
キャステス・ストース・タオ
キャスの双子の弟。姉と友人になった真理に一目ぼれ…現在も片思いと失恋の日々を過ごしている。性格は優しいが気弱。姉には逆らえない。怖がりなのだが考古学が好きで考古学者を目指している。
非戦闘員。罠を見抜いたり解除したりするスキルはある。
サンウォール・ルベルトル・ローロ・クオート
ジオの仕えていた王。賢王で、性格は大らかだが腹芸もそつなくこなす。自身の中の善悪の基準、芯の強さ、そういったものがジオの琴線に触れた。貴族にはうけが悪かったが、国民のために数々の改革を成しえた。しかし脳卒中っぽいもので死亡。王になってから五年、二十八の若さで亡くなった。王になる前はこっそり冒険者としての活動もしていて、ジオ達とはそこで知り合った。
岡谷静香
白骨死体。ジオの前世で手術中に召喚され死亡した女性。
死亡当時の年齢は二十二…勇者特性として授かった力は『解析』(あらゆる魔術、魔法陣、魔力に関わることなら全て解析します)『呪術』(対する相手への感情によって、祝福や呪いを与えることが出来ます)
医師を目指していたが、病に倒れ中断。治ったら再び目指すつもりだった。別にレズだったわけではないが、恋愛ごとにはあまり興味が無かった。