竜宮城
この章の視点は次長 品柄 明喜です
時折変えますけどその場合は前書きに書きますので・・・
「うわー、こんなところに連れてきてどういうつもりかな?」
「カメー」
僕は白い亀に連れ去られて、深海の中に来ていた
息の心配などはないし、圧死をすることもないのだが―――
「で、何をするかくらいこたえてもいいんじゃないの?」
「・・・」
こういうと亀はだんまりする
いつもなら力づくなどでやるのだが今回ばかりは無理だ
あっちの方が状況的に有利ありすぎる
何亀か知らないけど海で動くならあちらが上だろう
しかも、僕の攻撃の大体は力とスピード
ここだとすべてを封じられている
「カ・・メーー!!」
「っ!?」
亀が急に叫びだす
何か来る!? と思った僕は顔の前で両手をクロスする
しかし僕の身には何も起きずに恐る恐る亀を見ると―――
「なっ!?」
絶句するしかなかった
亀の後ろにさっきまでなかった城が建っている
・・・竜宮城
頭にその言葉が浮かんだ
「カメー♪」
楽しそうな鳴き声を出しながら亀は入っていく
・・・今さらだが亀の鳴き声おかしいよな?
そして、僕は竜宮城内に入ったのだが―――
「なんだよこれ」
目を疑う景色だった
血で汚れた壁
床は死体で埋め尽くされている
「うっ・・・!!」
強烈な嘔吐に誘われたがなんとかたえる
「カメー」
しかし亀は何も見ていないようにそこを歩く
ついて来いってことだよな?
「行ってやるよ!」
半分ほどヤケクソになって進んだ




