残された者達
色々不備があって申し訳ありませんm(__)m
章管理でそれぞれの物語・・・なんてことになりました
まことに申し訳ありませんm(__)m
一応は、この後5人全員を書こうと思います
で、今回の視点は社長です
「はあはあ、ここまで強いのかよ」
私は肩で息をしながら自分の相手をにらんでいた
もう私以外に立っている者はいない
部下はずいぶん前に倒れてどこかに連れて行かれた
品柄君 伊井田君はいない
この場には私と黒猫だけだ
「ダークスライド!!」
大きく叫び、技名を言った
両腕に黒い刀が現れ、無人で切りかかる
黒猫は全く動かず刀が当たる瞬間
「にゃ~」
そう鳴いて吸収する
避けるなどせずに吸収する
なめられている
「にゃ、にゃあ!!」
黒猫の口元にまがまがしい黒い球体が現れる
瞬時になにかを理解しその場を離れる
「にゃーー!」
口から黒い光線が発射された
元いた位置は跡形もなく削られている
「はあはあ・・・くっ」
絶体絶命だ
さっきから攻撃しては吸収されるの繰り返しをやるだけだ
限界に近くなってやがる
「にゃ♪ にゃ~」
「余裕見せやがって・・」
なけなしの魔力を地面に集中する
そして・・・
「現れろ! 死神!!」
死神を召喚した
さっき綱菓子君を逃がした時に使ったとっておきだ
この魔法は基本的には攻撃だが人形としても使える
盾にもなるし瀕死のやつを移動させるにもできる万能魔法だ
だが、欠点はある
それは―――
「にゃ!!」
「っ!!」
同じ相手にはめっぽう弱いことだ
これはさっきわかったことだが同じ死神を召喚されると数秒後にどちらも消滅する
そのせいで綱菓子君の居場所はわからない
逃がしている最中に消滅したからだ
初めて自分と同じ能力を持つ相手と戦っている
しかも何もかもが上
勝ち目は―――
「どうしたんですか? 社長(笑)」
後ろからかっこ笑いかっこ閉じるを言葉に出して使っているだらしない格好の男が現れた
その横には黒いゴスロリ服を着た子もいる
「どうしたんじゃないだろ。無断欠勤は時給引くぞ?」
「え~。やめてくださいよ。妻がいるのに」
そう言って横の少女に目をやる
仮社員 吉金 佐太君
まだ仮採用の社員だ
この子は私達と同じ元勇者なのだがいまだに力を使わないので仮採用にしている
「で? 何しにここに来た」
「警戒しなくてもいいですよ。社長たちの味方ですから・・・今回は」
「今回は?」
「さて、やりますか」
吉金君はゆっくりと目を閉じて、体から力を抜いた
ふらふらと体が揺れるのを彼の奥さんが支え・・・
「虹よ 力を 我に注げ 虹の架け橋」
両手に七色に光る銃を召喚した
・・・第一印象 まぶしい
その証拠に後ろの黒猫も目をグシグシとこすっている
「そいつを倒せばいいんですよね?」
「ああ、殺すなよ」
「わかりました」
銃の標準を合わせて黒猫に向かって撃った
色は赤だ
黒猫は回避もせずに直撃をくらう
が―――
「にゃ~~♪」
気持ちよさそうな声を出すだけだった
「・・・マジですか?」
撃った本人は目を見開いて驚いている
その横の子もそうだ
・・・役立たず?
「逃げたほうがいい」
無表情で少女は呟く
だが―――
「お前らは逃げろ。私はここで戦う」
「なっ! 無茶でしょ。こんな化け物社長も一緒に・・・」
「行こう」
「グフッ!!」
少女が吉金君の腹に一発重たいのをいれた
ありゃあ、絶対尻にしかれているな
「じゃ、生きてたらまた会おうぜ」
「了解。社長さん」
こくりと頭を下げて姿を消した
私は黒猫の方を見る
さて、どうやって勝つかな




