異世界へ・・・
今回から視点を変えていきたいと思います
今回の視点は新キャラの本院山 加奈子視点です
また、いろいろ変えていくので読みにくいかもしれませんが読みやすいように頑張ります
「えっ?」
私、本院山 加奈子は唖然としていた
いつもの日課で山に山菜を採りに来たら絶好のスポットに人が倒れていた
しかも鎖で何重にも巻かれている
私はオロオロとしながらもまかれている鎖をどうにかできないかと触ってみるが・・・
「きゃっ!」
バチバチッ!! と大きな雷の音を出して拒絶した
魔法だとすぐにわかった
「ど、どうしよ」
王国にでも行かない限りこの世界では魔法は使えない
ということは解けない
でもこのまま放置するのはモヤモヤ感が残る
どうすればいいんだろう
「うっ・・・」
「お、起きたっ!?」
突然、声を発して起きた・・みたいだ
正直言うと人間を見たのは初めてだからわからない
「ここは・・・」
「南都の兵南山だよ」
そう言って私はあっと思った
今の私は人間でいう狐・・・しかも尾が九つある九尾だ
両親から聞いた話による人間は私達の敵
見つけたらすぐに殺せと言われている
話も通じない相手に話し合いを求めた結果がそれらしい
しかし違った
「そうか」
「えっ?」
「? 何を驚いているんだ」
聞こえている
この人には聞こえている
私は確信した
でも、私の姿を見たら・・・
そう思った
桁違いの力を持つ九尾
魔力と呼ぶものもいれば妖力と呼ぶものもいる
この人は私の姿・・・力を見て何を思うのだろう
「あ~、歪め!!」
バキンッ!! と鎖が外れた
いや、壊れたんだ
私は見ていて・・・警戒心が先走った
私達を抹殺しに来た刺客かも知れない
そうなると私はとんでもないことをしてしまったのだろうか
「よっと。ん? どうしたそんなところにしゃがみこんで」
「だ、だって・・・」
「あ~、とりあえず立て。話はそれからだ」
私に右手を差し出してくる
私は・・・手を叩くように振り払った
「近寄らないでください」
私はゆっくりとそう言った
正直なところを言うと恐い
未知の生物が目の前にいる
もしかすると握手をすると力を奪われるかもしれない
様子を見ながら私は後ろに下がる
すると、「ちっ」と一回舌打ちをした後に・・・姿を変えた
私達と同じ九尾だ
「これでいいか?」
「は、はい」
どうやら、人間の姿になっていたみたいだ
そこで私は「はっ」となり、自己紹介がまだなことに気がついた
「あの、私 本院山 加奈子っていいます。あなたは?」
「ん、俺は綱菓子 朝弥だ。よろしくな」
右前脚を出してきました
私は突然の行動に頭をかしげながらも同じ右前脚を出して握手をしました
まるで人間みたいな行動を・・・




