一泊から103階層へ
「いや〜上手いね〜アタイ達の所ではこんなに上手いもん無かったよ」
「美味しい美味しいガツガツ」
「くぅ〜身にしみます〜」
「力が漲ります!」
ウェンティ達がミキの実を貪る様に食べている、トウチの方では青々と茂った木の葉を齧ったり、硬くて美味しくない木の実から精気のみを吸い取ったりしていたらしい、もう日も陰り良い時間なので今日はここで一泊する事にした、朱雀が言うにはモンスター殲滅はできたらしく、来た時の転移陣近くに違う転移陣が出現したらしいので一安心、切り株に座り夕ご飯にする、その間ウェンティ達の話を聞いた、まず火の精霊樹は火の力が強いトウチ領域内にある火山の噴火を抑える役割があったらしい、精霊樹が無い今は大丈夫なのかと思ったら、その火の精霊樹の役割はトウチの塔に取って代わったので大丈夫らしい、一応塔の機能がうまく行かなかった場合の保険として火の精霊樹の苗木を育てるよう創造神様より役割を与えられたのがウェンティ達らしい、今は塔の機能が正常に働いているので心配無いとムスヒ様が教えてくれた、それを聞いたウェンティ達はホッとしていた、どうやら悪魔に精霊樹を侵略された事が気掛かりだったみたい、そこで同じく悪魔に侵略されたチャルメル達と慰めあっていた、どうやら世界樹の苗木の世話をしていたチャルメルの方が妖精としての格が高いらしいけどそんな上下関係も無く美味しい物を一緒に食べて仲良くしていた、チャルメルは上下関係でマウントを取るよりシルメルの塔領域内にどれだけ美味しいものがあるのかを自慢していた、本当にチャルメルらしい、とても騒がしい食事を終えお風呂に入って就寝
次の日、朝食後直ぐに転移陣へ行き103階層へ転移すると、魔法陣より少し大きい陸地以外は海だった、その海から魚型モンスターが飛び出しては魔法陣の結界に阻まれ陸地に落ちピチピチとしていた、これは暫く放置しておけば勝手に出て来て自滅してくれるのかな?打上げられた魚型モンスターがお亡くなりになる度に魚の切り身がドロップするのでモンスターを倒すのを後にして切り身回収に奮闘、私としては魚がいっぱい手に入ってホクホク、暫くそうしていると出てくるモンスターが大きくなって来てマグロまで打ち上がって来た、これは放置してもすぐに亡くならないし嵩張って邪魔なので直ぐに処理、切り身回収!




