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正気に戻った妖精さんと話す

「精霊樹を切った!?」

 魔物化から正気に戻った妖精さんが朱雀との話が聞こえたらしくこちらに詰め寄って来た


「もしかしたら切っちゃったかもしれないぐらいで今はまだ分かってないんですよ」

 鬼気迫る妖精さんに気後れしてやんわりと(ぼか)した言い方で訂正しておく


「ちょっと!アンタの魔物化を解いたミサトに変な言い掛かりは止めなさいよ!」

 肩に乗っていたチャルメルが妖精さんの前に出て来て私を庇ってくれた、因みに魔物化を解いたのは朱雀なんだけどね


「魔物化した?ううっ、思い出そうとしたら頭が……」

 チャルメルに言われ正気に戻る前の記憶を辿ろうとしたのか頭を押さえだした妖精さん


「私は揖保川命叡、創造神様より異世界から召喚されて来た異世界人です、あなたは?」


「うう、私はション、火の精霊樹の苗木の成長を促していたウェンティ様のサポートをしていた妖精です、それと魔物化から救って頂き誠に有難うございます」

 頭を押さえていたションは頭を振り被ってから私を見据え自己紹介とお礼をしてくれる、成る程ションはベル、カー、ティン達の様なポジションかな?さっきから言っていたウェンティ様というのがチャルメルみたいな感じかな?多分


「私はチャルメル、創造神様より世界樹の苗木の育成を任された妖精よ、あっちにいるのは私のサポートをしてくれていたベル、カー、ティンよ」

 チャルメルは胸を張りながら自己紹介をして、一緒に紹介されたベル、カー、ティン達はションに会釈をしていた


「せっ、世界樹の!?その様な方とは知らず申し訳御座いません!」

 ションは空中でチャルメルに土下座の形をとる、こっちでも土下座あるんだ


「まぁ分かれば良いのよ、ねぇミサトこの子聞き分けが良いからそのウェンティ?とやらを探してあげても良いんじゃない?」

 チャルメルが満足気にドヤ顔をして提案をして来た、とても気分が良さそう


「はっ!ここは?」


「あれ?悪魔に襲われてそれから……」

 青龍が捕らえて神聖魔法を掛けた2人の妖精さんが正気に戻ったみたい


「マイ!ケール!無事でしたか!2人はウェンティ様が何処にいるのか分かりますか?」

 土下座をしていたションが正気に戻った妖精さんの名前を呼んで2人のもとへ飛んでいった


「「ション!」」

 3人は抱き合い再会を喜んでいた

 正気に戻った2人が落ち着いた所でションに説明した同じ事を教え、3人の上司であるウェンティさんを探す事にした

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