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✒ かき氷 4

☆ ☆ ☆

☆ 祝 ☆ 500話達成!!

☆ ☆ ☆


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── 2階


──*──*──*── 寝室


マオ

「 あぁ゛~~~~!!

  また寝てたぁ~~!!

  セロと『 いいこと 』するつもりだったのにぃ~~!!

  お日(ひ)様(さま)の匂(にお)いがする布団(ふとん)の所為で!! 」


 オレは両手で髪を掻き毟(むし)った。


 準備万端にバスローブを着てたってのに、なんて様(ざま)だろう。


 オレから誘ったのに──セロに合わせる顔がないよ……。


 とは言え、お腹は空(す)く訳で──、オレはラフな部屋着(ぎ)── Tシャツと短パン ──に着(き)替(がえ)る事にした。


 オレが着(き)たTシャツは、シュンシュンが持って来(き)てくれたヤツだ。


 番組を作るスタッフ達が着(き)る用に作られたTシャツらしい。


 何(なん)でスタッフTシャツをシュンシュンがオレにく(・)れ(・)た(・)のか分からない。


 だけどTシャツに描(え)かれてるデザインは、中(なか)々(なか)センスが良(い)いんだよな。


 着(き)替(が)えが終わったオレは[ 寝室 ]を出(で)た。


──*──*──*── 1階


──*──*──*── 居間


 階段を駆け下(お)りて[ 居間(リビング) ]に入(はい)るとセロが居(い)た!


 ソファーに座(すわ)って新聞を読んでいる。


 いい気なもんだよ!


 押し倒したいくらいムリャムリャするけど──、グッと堪(こら)えて我慢する。


マオ

「 御早う、セロ 」 


セロフィート

「 マオ、御早う御座います。

  良(よ)く眠ってましたね。

  もう10時ですよ 」


マオ

「 オレ──、12時間も寝てたのかよ。

  何(なん)で起こしてくれなかったんだよぉ~~ 」


セロフィート

「 幸せそうに寝ているマオを起こせないでしょう 」


マオ

「 起こしてくれよぉ~~!

  結局セロと『 いいこと 』出来なかったじゃないかよ…… 」


セロフィート

「 またの機会に御預(おあず)けですね 」


マオ

「 もう何(なん)度目だよ…… 」


セロフィート

「 マオ、そんなに落ち込まないでください。

  眠(ねむ)気(け)覚(ざ)ましアイスクリームでも食べてください 」


マオ

「 アイスクリーム!?

  この炎天下(か)の中、《 コンビニ(コンビニエンスストア) 》に買いに行ってくれたのか? 」


セロフィート

「 マオの為に作りました。

  ワタシの為にフルーツポンチを作ってくれましたし 」


マオ

「 セロぉ~~(////)」


 セロがオレの為にアイスクリームを作ってくれた…だってぇ!?


セロフィート

「 ふふふ…。

  思う存分、アイスクリームを味(あじ)わってください 」


マオ

「 う…うん! 」


 セロがオレの為にアイスクリームを作ってくれた(////)


 大事な事だから、2回は言わないとな!


 まだ夢の中じゃないよな?


 ふへへ…嬉しい(////)


 オレは有(あ)り難(がた)く、セロが作ってくれたアイスクリームを食べる事にした。


マオ

「 んん~~~~(////)

  冷(ひ)えたアイスクリーム、美(う)味(ま)ぁ~~~~(////)

  天国ぅ~~~~ 」


セロフィート

「 喜んでくれて嬉しいです♥️

  未(まだ)々(まだ)有ります。

  おかわりしてください 」


マオ

「 もぅ~~~~何(なん)だよ、セロぉ~~。

  昨日(きのう)と違って今日(きょう)はや(・)け(・)に優しいな 」


セロフィート

「 はて?

  そうです?

  ワタシは何(い)時(つ)もマオに優しいです 」


マオ

「 昨日(きのう)のセロは、明らかに優しくなかったからな!

  昨日(きのう)は暑さを吹き飛ばす為に雹(ひょう)でも降らせようか──って言ってただろ 」


 自分で言って「 ハッ! 」とした。


 何(なん)でオレはスッカリ忘れてたんだろう!


 大事な事じゃないかよ!


 暢気に美(う)味(ま)いアイスクリームに舌(した)鼓(つづみ)を打ってる場合じゃなかった!!


マオ

「 セロ──猛暑の中、雹(ひょう)を降らせたりしてないよな!? 」


セロフィート

「 安心してください、マオ。

  雹(ひょう)は降らせてません 」


マオ

「 本(ほん)当(と)か?

  嘘じゃないよな? 」


セロフィート

「 信じられません?

  ニュースを見たら分かります 」


マオ

「 う…うん…… 」


 TV(テレビ)の電源を付けるのが恐い……けど…………オレは勇気を出(だ)して、TV(テレビ)の電源を付けた。


 ニュース番組を見る為にリモコンのボタンを押す。


 画面に映(うつ)し出(だ)された映像には、空(そら)から大量の豹(ひょう)が降って来(く)る映像が流れていた。


 豹(ひょう)!?


 雹(ひょう)は “ ひょう ” でも、豹(ひょう)だってぇ!?


マオ

「 セロ…………何(なん)で豹(ひょう)が降(ふ)って来(き)てるんだよ?? 」


セロフィート

「 面(おも)白(しろ)いと思いません?

  本来はバスケットボール程(てい)度(ど)の雹(ひょう)を降らせるつもりでした 」


マオ

「 はぁぁぁぁあ!?

  バスケットボールだってぇ!?

  オレは豆粒って言ったろ! 」


セロフィート

「 豆粒程(てい)度(ど)の雹(ひょう)が降っても誰も驚かないでしょう? 」


マオ

「 驚くだろ!

  真夏に雪が降るだけでも驚かれるんだから、雹(ひょう)が降っても驚かれるよ!!

  まぁ、殺傷力(りょく)の高いバスケットボール並みの雹(ひょう)が降って来(き)てないのは安心したけど……。

  何(なん)で豹(ひょう)にしたんだよ? 」


セロフィート

「 暑さも吹き飛ばせるミステリー現象でしょう。

  豹(ひょう)は〈 器(うつわ)(キ)人(にん)(ニン)形(ぎょう)(カ) 〉です。

  日(ひ)付(づけ)が変わると同時に〈 猫(びょう)(ネ)人(にん)(ニン)形(ぎょう)(カ) 〉は〈 テ(原質)フ(の源(みなもと)) 〉へ変換されます。

  人間を襲ったりはしませんし、彷(うろ)徨(つ)く程(てい)度(ど)です 」


マオ

「 幾(いく)ら人間を襲わないからって、豹(ひょう)は駄目だろ!

  豹(ひょう)が歩いてるだけでも恐いんだぞ!

  ミステリー現象どころの問題じゃないって! 」


セロフィート

「 危険は有りません。

  豹(ひょう)が降る時間帯はランダムにしてます。

  今日(きょう)は全国各地で豹(ひょう)が見れる特別な日です♪ 」


マオ

「 『 特別な日です♪ 』じゃないだろ……。

  ≪ 日本国 ≫が豹(ひょう)で埋め尽くされちゃうゃよ 」


セロフィート

「 明(あ)日(す)のトップニュースは頂ですね♪ 」


マオ

「 天候で遊んで良(い)いのかよぉ~~ 」


セロフィート

「 豹(ひょう)は天候と関係ないです。

  豹(ひょう)だけでなく、大型のネコ科も降らせてみます? 」


マオ

「 は?

  急に何(なに)を言い出(だ)すんだよ? 」


セロフィート

「 豹(ひょう)だけ降っても飽きてしまうでしょう?

  ペルシャヒョウ,ユキヒョウ,チーター,ジャガー,ピューマ,パンサー,トラ,ライオン辺(あた)りも降らせてみましょう。

  きっと話題になります 」


マオ

「 いゃいゃいゃいゃ、何(なん)で増やすんだよ!

  トラとかライオンはデカ過ぎるだろ!

  吃驚どころじゃないよ! 」


セロフィート

「 人間を襲う事はしませんし、安全です 」


マオ

「 人間には分からないだろ!

  肉食獣が空(そら)から降って来(く)るなんて恐怖過ぎるって! 」


セロフィート

「 確実に暑さを吹き飛ばせますね♪ 」


マオ

「 別の意味でな❗ 」

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