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✒ かき氷 2


 取り敢えず、オレは氷(こおり)機(き)を使って、かき氷(ごおり)を作ってみる事にした。


 先(ま)ずは氷(こおり)の粒が粗いザクザク食感のかき氷(ごおり)を作ってみる。


 1種類用のカップをセットしたら、〔 あらめ 〕と書いてあるボタンをポチっと押してみた。


 すると氷(こおり)機(き)は自動で氷(こおり)を削ってくれる。


 オレがする事はカップを動かして、均一に氷(こおり)が入(はい)る様(よう)にするくらいだ。


 1回分(ぶん)が削り終わると氷(こおり)機(き)は自動で止(と)まる。


マオ

「 おぉ~~!

  確(たし)かに粗いな。

  粒が大(お)っきぃ~~ 」


セロフィート

「 削り終わったら専用のオタマを使い形を整えます 」


マオ

「 コレがオタマ?

  独特なオタマだな 」


セロフィート

「 この御時世、手で形を整えるのは宜しくないです。

  美しい形に整える為にキノコンが作りました。

  使うのはザクザク氷(ごおり)とシャリシャリ氷(ごおり)にだけです。

  サラサラ氷(ごおり)とフワフワ氷(ごおり)は形を整えません。

  形を整えるてしまうと、サラサラ感,フワフワ感が台無しになってしまいますし 」


マオ

「 確(たし)かにそうかもな。

  じゃあ、ザクザクかき氷(ごおり)を食べるぞ 」


セロフィート

「 どうぞ 」


──*──*──*── 居間


──*──*──*── 縁側


 セロが出(だ)してくれた金(かな)ダライの中に氷(ごおり)と水を入(い)れたら、裸足(はだし)の両足を入(い)れる。


 縁側に腰を下(お)ろして座(すわ)ったら、作ったザクザクかき氷(ごおり)をスプーンで掬(すく)って、口(くち)に入(い)れる。


 シロップを掛けない削った氷(こおり)なんて食べても美(お)味(い)しくないと思うんだけどなぁ~~。


マオ

「 ん?

  んんん??

  味(あじ)がする??

  何(なん)の味(あじ)か分からないけど、美(お)味(い)しい……。

  嘘だろぉ~~~~。

  何(なん)で味(あじ)がするんだよ!?

  シロップを掛けなくても食べれるぞ!! 」


セロフィート

「 ふふふ…そうでしょう。

  特殊な氷(こおり)ですからね 」


マオ

「 不思議と手が進むぅ~~(////)

  このカップじゃ物(もの)足(た)りないよ! 」


セロフィート

「 次はシャリシャリ氷(ごおり)を食べてみてください 」


マオ

「 そだな。

  サラサラ氷(ごおり)もフワフワ氷(ごおり)も食べなくちゃな! 」


 セロが〈 テ(原質)フ(の源(みなもと)) 〉で構成してくれた足拭きマットで足の水(みず)気(け)を綺麗に拭き取った後(あと)、[ 台所(キッチン) ]へ移動する。


──*──*──*── 台所


 氷(こおり)機(き)にカップをセットして、〔 こまめ 〕のボタンを押す。


 氷(こおり)機(き)は自動に氷(こおり)を削ってくれる。


 オレはカップを動かして──以下、省略。


マオ

「 おぉ~~!

  さっきよりも氷(こおり)の粒が小さくなってる!

  専用のオタマを使って形を整えて──と 」


セロフィート

「 上(じょう)手(ず)にオタマを使えてますね 」


マオ

「 そうかな?

  じゃあ、早速──シャリシャリかき氷(ごおり)いただきます! 」


 スプーンで氷(こおり)を掬(すく)って──以下、省略。


マオ

「 ──んぅ?

  あれ……味(あじ)が違う??

  さっきのザクザク氷(ごおり)と違う味(あじ)がするけど、此方(こっち)も美(お)味(い)しい──。

  手が止(と)まらなぃ~~!! 」


セロフィート

「 ふふふ… 」


 シャリシャリかき氷(ごおり)を食べ終わったオレは、氷(こおり)機(き)にカップをセットして──以下、省略。


マオ

「 おぉ~~(////)

  サラサラかき氷(こおり)の味(あじ)も違う!

  此方(こっち)の味(あじ)も美(お)味(い)しぃ~~♪

  フワフワかき氷(ごおり)の味(あじ)も気になるぅ~~ 」


 サラサラ氷(ごおり)はシャリシャリ氷(ごおり)より食べ易い。


 サラサラ氷(ごおり)は、口(くち)の中でスゥーーと溶けて行く。


 まるで体内が清められていくみたいに浸透していく──。


 癖になっちゃうなぁ、これぇ~~(////)


 サラサラかき氷(ごおり)を食べ終えたオレは、フワフワ氷(ごおり)を作る事にした。


 氷(こおり)機(き)にカップをセットして──以下、省略。


マオ

「 うわっ!

  本(ほん)当(と)にフワフワだ(////)

  氷(こおり)をフワフワにする技術を考えた人、凄いよな!

  セロ、同じ氷(こおり)を使ってるんだよな。

  何(なん)で4つとも味(あじ)が違うんだ? 」


セロフィート

「 削り方(かた)が違うからです。

  切れ味(あじ)の悪(わる)い包丁と切れ味(あじ)の良(よ)い包丁で切った野菜や肉の味(あじ)が変わります。

  それと同じ現象が起きてるだけです 」


マオ

「 成る程(ほど)なぁ~~。

  削り方(かた)を変えると氷(こおり)の味(あじ)も変わるんだな 」


セロフィート

「 不思議でしょう?

 ( マオは本(ほん)当(とう)にチョロくて良(い)い子だねぇ )」


マオ

「 はぁ~~~~。

  何(ど)れもほ(・)ん(・)の(・)り(・)する味(あじ)だけど、こんな氷(こおり)を食べたら、シロップを掛けたか(・)き(・)氷(・)なんて食べれなくなっちゃうよ 」


セロフィート

「 大袈裟です 」


マオ

「 次は~~ザクザク氷(ごおり)とシャリシャリ氷(ごおり)を合わせたのを食べたいな 」


セロフィート

「 2種類用のカップを使ってください 」


マオ

「 うん 」


 氷(こおり)機(き)に2種類用のカップをセットして、〔 あらめ 〕のボタンを押したら、〔 こまめ 〕のボタンを押した。


 氷(こおり)機(き)は自動で氷(こおり)を削ってくれる。


 オレは慣れた手付きでカップを動かす。


 ザクザク氷(ごおり)が削り終わるとシャリシャリ氷(ごおり)に切り替わった。


 氷(こおり)機(き)が止(と)まったら、専用オタマで形を整える。


 スプーンで掬(すく)ってシャリシャリ氷(ごおり)を食べ進めるとザクザク氷(ごおり)との境(さかい)目(め)に到達した。


セロフィート

「 マオ、ザクザクとシャリシャリを一緒に口(くち)の中へ入(い)れてみてください。

  吃驚しますよ 」


マオ

「 ザクザクとシャリシャリを一緒に食べるんだな? 」


 セロに言われた通(とお)りに、ザクザク氷(ごおり)とシャリシャリ氷(ごおり)をスプーンで掬(すく)ったら口(くち)の中に入(い)れてみた。


マオ

「 んっ!?

  初めての味(あじ)だ!

  4種類の味(あじ)とは全然違う! 」


セロフィート

「 2種類にしても美(お)味(い)しいでしょう。

  ザクザクとサラサラ,ザクザクとフワフワの組み合わせも違う味(あじ)を楽しめます。

  シャリシャリとサラサラ,シャリシャリとフワフワ,サラサラとフワフワも良(い)ですよ 」


マオ

「 よぉ~~し、全部試(ため)すぞ! 」


 オレはセロが教えてくれた組み合わせを1つ1つ試してみる事にした。

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