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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
三月上旬 【 観覧車でGoGoGo❗ 】
472/508

⭕ 遊園地デート 4


 蜘蛛の怪異が容赦無く襲い掛かって来(く)る!!


 オレは水(ウォータ)魔法(マジック)と氷(アイス)魔法(マジック)を纏(まと)わせた魔(ま)具(ぐ)刀(とう)で蜘蛛の怪異を攻撃する。


 水(ウォータ)を纏(まと)わせた魔(ま)具(ぐ)刀(とう)で斬(き)って、斬(き)り口(くち)から凍らせたら、蹴りで粉(ふん)砕(さい)する。


 咄(とっ)嗟(さ)に思い付いた水氷(クール)魔法(マジック)だ。


 シュンシュンも式神に指示を出(だ)し、蜘蛛の怪異を倒している。


 巻き添(ぞ)えを喰(く)らわないように気を付けないとだ!!






マオ

「 ふぅ……大(だい)分(ぶん)、数(かず)を減らせたかな? 」


霄囹

「 更に奥へ進むぞ。

  式神を先に行かせる 」


マオ

「 未(ま)だ奥が有るのか? 」


霄囹

「 大(おお)方(かた)、此(こ)処(こ)は餌(エサ)を保管する場所だ。

  奥にボスが控(ひか)えている筈さ 」


マオ

「 もう蜘蛛はウンザリだよ。

  当分、蜘蛛の怪異は相手にしたくないな…… 」


霄囹

「 進むぞ 」


 シュンシュンに指示された式神が前(まえ)に出(で)て壁になって進んでくれる。


 暫(しばら)くは魔(ま)具(ぐ)刀(とう)を振るわなくて良(よ)さそうだ。


 前(まえ)から現れる蜘蛛の怪異は式神が瞬殺してくれるから、体力を温存させる事が出来て助かる。


 後ろから襲って来(く)る事はないみたいだ。


マオ

「 しっかし、シュンシュンの式神って本(マ)当(ジ)で戦闘力(りょく)高いよな。

  殺意と殺(さっ)気(き)も半端無いしさ 」


霄囹

「 それだけ僕が “ 優(すぐ)れてる ” って事さ!

  主人(あるじ)を守(ま)護(も)る為に使う式神だからな。

  戦闘力(りょく)皆(かい)無(む)の弱い式神なんて話(はなし)にならないだろ 」 


マオ

「 オレを守(ま)護(も)る為の式神…… 」


霄囹

「 マオが僕の主人(あるじ)になった事で、式神の存在意義も変わったのさ。

  式神にもマオが僕の主人(あるじ)って事は分かるからな、駄(だ)犬(けん)みたいにお(マ)前(オ)に尻尾を振るって訳さ 」


マオ

「 そうなんだ 」


霄囹

「 式神達はマオを気に入(い)ってるからな、仮に僕が傍(そば)に居(い)なくても、自(みずか)ら体を盾にして衛(まも)ってくれるぞ。

  覚えておけよ 」


マオ

「 うん…… 」


霄囹

「 玄(げん)武(ぶ),幻(げん)夢(む)の式神も同様だ。

  いざとなれば、主人(あるじ)の玄(げん)武(ぶ),幻(げん)夢(む)が不在(ふざい)時(じ)でもマオを衛(まも)ってくれる筈だ 」


マオ

「 そうなんだ?

  覚えておくよ。

  教えてくれて有(あ)り難(がと)なシュンシュン 」


霄囹

「 それだけマオの存在は “ デカい ” って事さ。

  何(なん)せ≪ エルゼシア大陸 ≫を支配し統(す)べる〈 皇(コウ) 〉だもんなぁ 」


マオ

「 当(とう)分(ぶん)〈 皇(コウ) 〉にはな(・)ら(・)な(・)い(・)けどな…… 」


 話(はなし)ながら歩いていると前(まえ)を進んでいた式神が止(と)まる。


霄囹

「 マオ、ボスと御対面だぞ。

  気を引き締めて行くぞ!

  式神を追加召喚してやるから、確(しっか)り袋叩き(集団リンチ)して弱らせろよ 」


マオ

「 言い方(かた)ぁ~~ 」


 シュンシュンが式神を追加召喚してくれる。


 現れたのは午(ご)頭(ず)鬼(き)の式神と馬(め)頭(ず)鬼(き)の式神だ。


 この2体も戦闘力(りょく)が高くて、手に持っている鋭(するど)いトゲトゲの付いた鉄(かな)棒(ぼう)には猛毒が仕込まれているらしい。


 トゲトゲの先端から猛毒が体内へ流れ込み、猛毒が内側から蝕(むしば)むらしい。


 そんな危険過ぎる式神2体を仲間に加えて、ボス(蜘蛛の怪異)を袋叩き(集団リンチ)をしないといけない訳だ。


 今から気が滅(め)入(い)って仕方無い。


 本来の力(ちから)をセロに封印されていて、発揮が出来ない現在のシュンシュンが怪異を下(くだ)して使役する為には、使役対象となる怪異を虫の息(瀕死状態)になる迄、追い込んで弱体化させる必要が有る。


 シュンシュンを裏(うら)切(ぎ)らず、絶対服従して未来永劫従(じゅう)順(じゅん)に従(したが)う気持ちになる迄、痛め付けないんだから、心(こころ)が痛(いた)んで仕方無い。


 これも眷属(シュンシュン)の主人(あるじ)としての義務なんだろうか……。






 そんなこんなで、オレは3体の式神達と共(とも)にボス(蜘蛛の怪異)を容赦無く痛め付けた。


 かなりし(・)ぶ(・)と(・)く(・)て(・)随分と苦労したけど、何(なん)とか弱体化させる事に成功した。


 瀕死状態でズタボロで今にも天に召されそうなボス(蜘蛛の怪異)から強引に真(ま)名(な)を奪い、強制的に下(くだ)すと、難(なん)なく使役をして式神にしてしまった。


霄囹

「 また強い式神をゲットしたぞ! 」


マオ

「 良(よ)かったな、シュンシュン…… 」


霄囹

「 此(こ)処(こ)で用事は済んだ。

  戻るぞ 」


マオ

「 うん。

  残ってる問題は救出した子供達だな。

  このまま≪ 異界 ≫から出(だ)したら《 遊園地(メリナザード) 》が惨(さん)劇(げき)に見舞われる事になるんだよな…… 」


霄囹

「 気を失ってる間(あいだ)に、一(ひと)思(おも)に殺(や)っちまって、“ 既(すで)に死んでた ” って事にするのが1番なんだがな── 」


マオ

「 オレは嫌(いや)だぞ!

  怪異に連れ去られただけの子供達を殺(ころ)すなんて── 」


霄囹

「 何(ない)言ってんだよ。

  今迄、散(さん)々(ざん)殺(ころ)して来(き)ただろが 」


マオ

「 それは──、改心しない救い様(よう)の無い悪(わる)者(もの)ばっかりだからな!

  無抵抗の人間は殺(や)ってないから! 」


 シュンシュンと言い合いと押し問(もん)答(どう)を繰り返しながら《 洞窟 》から出《で》る。


 外(そと)では高速ババァが待ってくれていて、周囲には高速ババァに襲い掛かったであろう怪異の死骸が山(やま)積(づ)みとなっていた。


 高速ババァは速いだけじゃなくて、相(そう)当(とう)強いらしい。


 バイク化してくれた高速ババァの背中にシュンシュンと一緒に乗る。


 シュンシュンが指示を出(だ)すと高速ババァは「 待ってました❗ 」と言わんばかりに走り出(だ)した。

◎ 訂正しました。

  未来永劫従順に従(したが)う気持ちになる迄、─→ 未来永劫従(じゅう)順(じゅん)に従(したが)う気持ちになる迄、

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