⭕ 遊園地デート 3
──*──*──*── 異界
≪ 異界 ≫には異臭が漂っていて酷く臭い。
とてもじゃないけど、人間には耐えられそうにない。
シュンシュンは≪ 異界 ≫と≪ 現世 ≫が繋がる唯一の出入り口に式神を召喚すると番を任せる。
めっちゃ殺気立っていて、半端なく恐い式神だ。
シュンシュンは移動する為に式神──高速ババァを召喚する。
高速ババァは主人のシュンシュンに殺意を抱いているのか、バリ10くらいヤバい状態だ。
マオ
「 …………今にもシュンシュンに襲い掛かりそうに見えるけど……大丈夫なのか? 」
霄囹
「 下して使役した式神にビビるなよ。
真名は僕が奪ってるんだぞ。
心で僕を拒んでいても、体は僕に絶対服従なんだ。
心配するな 」
高速ババァは姿をバイクに変化させる。
シュンシュンはバイクと化した高速ババァの背中に乗る。
シュンシュンに促されて、オレも高速ババァの背中に乗った。
2人乗りは兎も角、ノーヘルは恐い!!
マオ
「 シュンシュン、ヘルメットは? 」
霄囹
「 有る訳ないだろ。
≪ 異界 ≫でノーヘルしたって捕まらないから安心しろ 」
マオ
「 因みにさ、シュンシュンはバイクの運転をした事あるのか? 」
霄囹
「 有る訳ないだろ。
式神が勝手に走るんだから、任せときゃ良いんだ。
舌を噛みたくなきゃ走ってる間は喋るなよ 」
マオ
「 分かったよ…… 」
霄囹
「 高速ババァ、あの依り代を追い掛けろ!! 」
シュンシュンが命令するとバイクと化した高速ババァが走り出した。
どのくらい走っているだろう。
オレは落ちない様に懸命にシュンシュンにしがみついている。
速過ぎて目も開けていられない。
高速ババァはスピード狂なのか、かなりヤバい!!
突然、キュルルルル──という音を鳴らして、高速ババァが止まったみたいだ。
霄囹
「 マオ、着いたぞ。
此処からは歩きだ 」
マオ
「 お…おぅ…… 」
高速ババァの背中から降りると、高速ババァはバイク化を解く。
その後は地面に寝転がると、尻を掻きながら鼻をほじり始めた。
マオ
「 きゅ…急にどうしちゃったんだ? 」
霄囹
「 戻って来る迄、此処で待機させとくのさ。
怪異が入って来るのも阻止しないとだろ 」
マオ
「 そっか──。
高速ババァ、乗せてくれて有り難な。
戻って来る迄、見張りも頼むな 」
オレが何気無く声を掛けると高速ババァは、両目を輝かせながらオレを見詰めて来る。
な…何だろう……背中に悪寒が走った様な気がした。
霄囹
「 マオ、甘やかすんじゃない!
僕の式神だぞ 」
マオ
「 えぇ~~。
乗せてくれた御礼を言っただけだろ 」
霄囹
「 先へ進むぞ 」
目の前には《 洞窟 》が在る。
この中に入って先へ進むのか──。
──*──*──*── 洞窟
《 洞窟 》の中へ入って、先へ進んで行く。
《 洞窟 》の中には怪異が住み着いていて、シュンシュンと協力しながら怪異を倒して先へ進む。
マオ
「 多いなぁ~~。
魔法が効くから助かるよ。
連れ去れた子供達は無事かな?
ちゃんと連れて帰れるかな? 」
霄囹
「 ちゃんと教えたろ。
≪ 異界 ≫に入った人間は無事では済まないって。
≪ 異界 ≫から出た瞬間に化け物に変貌して人間を襲うんだ。
残念だが、刑事達の願いは叶わない 」
マオ
「 じゃあ、どうするんだよ 」
霄囹
「 遺品だけを持ち帰っても遺族は納得しないだろ。
セロフィートに遺体の損傷を修復してもらうか、〈 テフ 〉で遺体を構成してもらうかだな。
その遺体を遺族に帰してやれば踏ん切
マオ
「 …………………… 」
霄囹
「 浮かない顔するなよ。
≪ 異界 ≫と人間は相性が悪
マオ
「 セロに連絡しとくよ。
協力してくれるか分からないけどな…… 」
仮に連れ去られた子供達を助ける事が出来たとしても、子供達を≪ 異界 ≫から出
子供達が化
《 洞窟 》を進んで行くと、ネバネバした粘着力
霄囹
「 マオ、糸を燃やせるか 」
マオ
「 やってみる! 」
オレは炎
ところが、白い糸は燃えない。
マオ
「 駄目だ、全
奥に進む度
霄囹
「 凍らせた後
マオ
「 そっか、やってみるよ! 」
オレは氷
今
パキパキに凍った糸を壊して先へ進み続けた。
──*──*──*── 洞窟・奥
奥に到着すると随分と広い場所に出
其
子供達が着ていた衣服は地面に落ちて散乱している。
マオ
「 凄い子供の数
こんなにも連れ去られていたんだ──。
もしかして──、蜘蛛の怪異か? 」
霄囹
「 もしかしなくても蜘蛛の怪異だ。
然
山
マオ
「 蜘蛛退治かよ…… 」
霄囹
「 此
マオが頼りだぞ 」
マオ
「 セロが居
霄囹
「 睡眠魔法に依存し過ぎだろ。
確
出来るなら僕だって睡眠魔法に肖
マオ
「 睡眠
取り敢えず、オレは風
糸にグルグル巻きにされた状態の子供達を地面に落とすと、シュンシュンが召喚した式神が受け止
どうやら未
出来る事なら生
何
オレはセロにLINE
霄囹
「 マオ、コイツ等
雑魚は倒して良
マオ
「 また式神を増やすのか? 」
霄囹
「 あぁ──。
≪ 異界 ≫を開
蜘蛛の怪異は未
この蜘蛛の糸、金
マオ
「 シュンシュン……。
こんな時
呆
オレは魔
ワラワラと現れた蜘蛛の怪異を蹴散らす為に魔
◎ 訂正しました。
「 戻って来




