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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
三月上旬 【 観覧車でGoGoGo❗ 】
469/508

⭕ 遊園地デート 1


──*──*──*── 東京都米●市米●町米●横丁


──*──*──*── 犯罪天国都市


──*──*──*── 遊園地


 オレは今(いま)、シュンシュンと一緒に “ メリナザード ” という名前の《 遊園地 》へ来(き)ている。


 どうせなら、セロと来(き)たかった……。


 何(なに)が悲しくて、性別反転したシュンシュンとデートしないといけないんだか──。


 とはいえ、刑事さんに頼まれた依頼らしいから仕方無い。


 最近のセロは「 警察に恩を売りましょう 」って言ってるしな~~。


 握ってる警察の弱(よわ)味(み)を上(う)手(ま)く使う為の建(たて)前(まえ)だと思うけど──。


惷麗

「 マオ、何(なに)してんだ!

  早く来(こ)いよ!

  トロピカルアイスが売り切れたらどうするんだ! 」


マオ

「 開園したばっかりで売り切れる訳ないだろ…… 」


 可愛くオシャレにデートコーデしたシュンシュンがトロピカルアイスの為に怒(おこ)っている。


マオ

「 刑事さんと待ち合わせしてるんだろ。

  アイスなんて買ってる場合かよ? 」


惷麗

「 何(なに)言ってるんだ!

  《 遊園地(メリナザード) 》に来(き)て、トロピカルアイスを食べない奴が有るか!

  名(めい)物(ぶつ)スイーツだぞ 」 


マオ

「 捜査協力するんだろ~~ 」


 トロピカルアイスの《 屋台 》の前(まえ)でシュンシュンが急かす。


 既(すで)に疲れがど(・)っ(・)と(・)出(で)てる気がする~~。


 シュンシュンにトロピカルアイスを買う。


マオ

「 それにしても、何(なん)で性別反転する必要が有るんだよ。

  警察からの依頼なんだろ 」


惷麗

「 デート捜査だぞ。

  男同士でデート捜査する気かよ。

  マオが女装してくれたのか? 」


マオ

「 な゛っ?!

  何(なん)でオレが女装しないといけないんだよ(////)」


惷麗

「 そう言うと思って、僕が性別反転してやったんじゃないか。

  感謝しろよな!

  トロピカチュロルも買えよ 」


マオ

「 トロピカチュロル?? 」


惷麗

「 《 遊園地(メリナザード) 》の名(めい)物(ぶつ)スイーツの1つだ! 」


マオ

「 はぁ……。

  シュンシュンはオレに集(たか)ってばっかだな…… 」


惷麗

「 デートだぞ!

  デートで男が女に金(カネ)を出(だ)させるってのか?

  甲(か)斐(い)性(しょう)無(な)しのケチ臭い男は見限られて捨てられるだけだぞ 」


マオ

「 シュンシュン──、自分の事を例えに出(だ)して教えてくれるなんて、偉いな 」


惷麗

「 何(なん)だとぉ!?

  僕が “ 甲(か)斐(い)性(しょう)無(な)しのケチ臭い男 ” な訳ないだろ! 」


マオ

「 自覚してないのかよ…… 」


 シュンシュンに駄(だ)々(だ)を捏(こ)ねられて、トロピカチュロルまで買わされた。


 どうやら刑事さん達と待ち合わせる時間は未(ま)だ後(あと)らしく、《 遊園地(メリナザード) 》に到着したらシュンシュンのLINE(ライン)に連絡が入(はい)る事になっているらしい。


 それ迄は《 遊園地(メリナザード) 》を楽しむ自由時間らしい。


マオ

「 それで開園時間に間(ま)に合う様(よう)に来(き)たのかよ…… 」


 刑事さんからLINE(ライン)が来(く)る迄、時間一杯にシュンシュンから連れ回された。


マオ

「 シュンシュン……未(ま)だ刑事さんからLINE(ライン)来(こ)ないのか? 」


惷麗

「 マオ──。

  お前(まえ)、さっきからそ(・)れ(・)ばっかだな!

  ちゃんと僕をエスコートしろよ!

  役者の経験なんて無いんだから、即興で演技なんて出来ないだろ! 」


マオ

「 え? 」


惷麗

「 お前(まえ)が僕並みに演技が出来るなら── 」


マオ

「 シュンシュン──もしかして……オレの為に??

  オレに演技の練習をさせる為に?? 」


惷麗

「 当たり前(まえ)だろ!

  僕はプロだ。

  歌って踊って役者も完璧な陰陽師アイドルだぞ!

  僕に釣り合わない演技を許せると思うのか!!

  僕の辞書には “ 妥協 ” の文字は無いんだよ!! 」


マオ

「 ………………お…おぅ……シュンシュンの期待に応えれる様(よう)に最善を尽くすよ… 」


惷麗

「 その意気込(ご)みを忘れるな!

  そうと決まれば、残りのアトラクションを制覇するぞ!! 」


マオ

「 何(なん)でアトラクションを制覇する流れになるんだよ!?

  演技の練習は?? 」


惷麗

「 本番さながらのリハーサルだと思えよ 」


 そんな訳で、容赦無くシュンシュンに園内を連れ回される事になった。











マオ

「 えぇと……後(あと)乗ってないアトラクションは──観覧車か。

  観覧車は── 」


 《 遊園地(メリナザード) 》のパンフレットを広げて観覧車を探す。


惷麗

「 マオ、刑事からLINE(ライン)が来(き)たぞ。

  待ち合わせ場所へ向かうぞ 」


マオ

「 やっと来(き)たんだ?

  もう14時だよ 」


 丁寧に折り畳んだパンフレットを魔法の(マジック)ポーチの中へ入(い)れる。


 シュンシュンの後(あと)を追って、連絡をくれた刑事さんと決めた待ち合わせ場所へ移動する。


──*──*──*── 待ち合わせ場所


 [ 待ち合わせ場所 ]へ到着すると、私服姿の男女の刑事さんが手を振ってくれる。


 めっちゃ《 遊園地(メリナザード) 》を堪能してたのが分かる姿をしてるぅ~~。


マオ

「 えと……実(じつ)は刑事さん達も待ち合わせ時間になる迄、アトラクションを満喫してたのか? 」


惷麗

「 当たり前(まえ)だろ。

  パンフレットの地図(マップ)だけじゃ心ともないだろ。

  実際に足を運び、目で見て確認するのは捜査の基本だ 」


マオ

「 そう…だよな……。

  それで《 遊園地(メリナザード) 》で起きてる事件って、どんな事件なんだ? 」


刑事:女

「 座(すわ)って話すわ。

  メリナポップコンを食べながらね★ 」


惷麗

「 僕はイチゴ味(あじ)にするぞ 」


刑事:男

「 僕はキャラメル味(あじ)かな 」


刑事:女

「 私はトロピカル味(あじ)にするわ。

  貴女(あなた)は何(なに)味(あじ)にするの? 」


マオ

「 えと……ハチミツバターかな? 」


刑事:女

「 OK!

  喬(たか)嵜(さき)君、4人分(ぶん)買うわよ 」


喬嵜刑事

「 はい!

  細(さい)透(とう)さん先輩♪ 」


細透刑事

「 貴女(あなた)達は座(すわ)って待っていて 」


惷麗

「 任せた!

  ほら、マオ──。

  席(せき)を確保するぞ! 」


マオ

「 あ…うん…… 」


 シュンシュンに手首を引っ張(ぱ)られて空(あ)いてる席(せき)に向かう。


 野(や)外(がい)の席(せき)には日(ひ)除(よ)け用に巨大なパラソルが付いている。


 テーブルの真(ま)ん中(なか)に穴が空(あ)いていて、パラソルの棒が通(とお)っている。


 地面にはパラソルの棒が動かない様(よう)に固定されている。


 シュンシュンと一緒に椅子に腰を下(おろ)して、細(さい)透(とう)刑事,喬(たか)嵜(さき)刑事を待つ事にした。


マオ

「 今回はシュンシュンも事件の内容を聞いてないんだな。

  珍しい事も有るもんだな 」


惷麗

「 上司から現場で話す様(よう)に言われたらしいぞ 」


マオ

「 へぇ?

  上司から口(くち)止(ど)めされてる事件か──。

  一寸(ちょっと)気になっちゃうな 」


惷麗

「 魔(ま)具(ぐ)刀(とう)は持って来(き)てるんだろうな? 」


マオ

「 勿論だよ。

  魔法の(マジック)ポーチの中に入(い)れてるよ。

  シュンシュンこそ御札とか持って来(き)てるのか? 」


惷麗

「 当たり前(まえ)だろ。

  僕はプロだ。

  商売道具は常(つね)に持ち歩いてるぞ 」


 シュンシュンと話(はなし)ながら待っているとポップコンを持った細(さい)透(とう)刑事,喬(たか)嵜(さき)刑事が歩いて来(き)た。

◎ 訂正しました。

  ハチミチバターかな? 」─→ ハチミツバターかな? 」

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