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Leurvi ルルヴィ  作者: Shax91090


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第7章 ― 決着

第7章 ― 決着


ラッベ島は、かつてベンが育ち、修行を積んだ場所だった。


だが今や、ほとんど何も残っていない。


戦闘によって荒廃した、無人の島だ。


こここそが、ベンと両親であるカモティとメリを対立させることになった争いの発端の地であった。


誰もがこの地を去った。


誰もが……ただ一人を除いて。


空の非常に高いところ、仮面で顔を隠し、気配を巧みに消した男が、なおも島を観察していた。


彼は一部始終を見逃さなかった。


その男はランタ。高級世界のニュースを専門とする雑誌『ローザ・ニュース』の記者である。


そして彼が今目にした光景は、彼にとってまさに宝物だった。


特ダネだ。


飛行機内で、ランタはパソコンを激しく打ち続けていた。


傍らでは助手のロリスが、なんとか撮影できたわずかな写真を確認している。


ランタは興奮を抑えきれなかった。


「素晴らしい……素晴らしい!!」


仮面の向こうで目を輝かせた。


「今年最大の特ダネだ!」


ロリスは微笑を浮かべた。


「僕が撮った写真があれば、十分話題にできますよ」


「編集部へ戻るぞ!一秒たりとも無駄にできない!」


飛行機は直ちに編集部へ向けて飛び立った。


――――


ローザ・ニュース


数分後、ランタとロリスはローザ・ニュースの社屋に到着した。


自分の執務室で、編集長のギャリーはゆったりと肘掛け椅子に座っていた。


口に葉巻をくわえ、足を机に乗せ、記者たちの報告を待っている様子だ。


「コンコン!」


ドアが少し開いた。


「ギャリー、僕たちです!」


ランタとロリスが入ってきた。


ギャリーが顔を上げた。


「何かあったのか、ランタ? 金になる情報を持って帰ったことを期待しているぞ」


口調は厳しい。


だが、彼は失望することにはならない。


ランタが写真を机の上に置いた。


ギャリーがそれらを見た。


すると表情が一変した。


写真には、ベンが実の両親と対峙する姿が写っていた。


ギャリーの顔が輝いた。


「これだ!!」


一枚の写真を手に取った。


「これこそ特ダネだ! 君たちならできると信じていたよ!」


彼は椅子から立ち上がった。


「よくやった!」


ランタとロリスは満足げに顔を見合わせた。


高級界に大きな衝撃を与えうる情報を掴んだのだ。


「ありがとうございます、ギャリー!」とロリスが答えた。


そして携帯電話を取り出した。


「この情報をSNSに投稿しようと思うんですが、いいですか?」


ギャリーが即座に手を挙げた。


「だめだ。待て」


写真を机に置いた。


「明日、詳細をすべて揃えて記事を出す」


その目が真剣になった。


「そして時が来たら、ランタ……ベン・カイジェンへのインタビューを取れ」


ランタは頷いた。


「承知しました」


彼は編集長に挨拶し、ロリスと共に執務室を出た。


後ろで、ギャリーは最後にもう一度写真を見つめた。


満足げな笑みが顔に浮かんだ。


高級の世界は、まもなくベン・カイジェンの名を耳にすることになるだろう。


――――


クリニックにて


ベンはゆっくりと目を開けた。


柔らかな光が病室を照らしている。


体にはまだいくつか包帯が巻かれていた。


彼は静かに上半身を起こした。


傍らには、かつてのコーチであり、このクリニックの責任者でもあるキムがいた。


「ありがとう、コーチ。もう大丈夫です」


キムは安心させるように微笑んだ。


「心配はいらない。ただ、しばらくは無理をしないようにね」


ベンは沈黙した。


この二日間の記憶が徐々に蘇ってくる。


両親。


戦い。


敗北。


怒り。


友人たち。


そして……ルルヴィ。


彼は視線を伏せた。


「こんなことがあったせいで、僕たちの勝利もほとんど忘れ去られかけている……」


かすかなため息が漏れた。


「本当に地獄だった」


そして顔を上げた。


「でも……今は気分がいい」


キムは注意深く彼を見つめた。


「気分がいいのなら、正しい選択をしたということよ」


少し間を置いて続けた。


「両親との関係も、最初の目標も崩れてしまったこと……本当に残念に思っているわ、ベン」


ベンは静かに首を横に振った。


「謝らないでください、コーチ」


その目は変わっていた。


すべてを失った少年の目ではもはやなかった。


「今、僕には新しい目標がある」


拳を握りしめた。


「新しい夢だ」


顔に笑みが浮かんだ。


「そして、絶対に成功させるつもりだ」


ベンはベッドを離れ、病院のガウンを着た。


出ようとしたその時、キムが声をかけた。


「気をつけて、ベン。一般エリアは通らないで」


ベンは振り返った。


クリニックは二部に分かれていた。一般向けのエリアと、世間の目を避けたい著名人のためのプライベートエリアだ。


ベンはプライベート通路を通った。


――――


再会


ベンはようやくプライベートガーデンに到着した。


姿を現した途端、複数の声が上がった。


「ベン!!」


友人たち全員が彼の名を叫んだ。


立って健康そうな姿を見て、皆明らかに安堵していた。


グレイ、マックス、ヴァロンは目に涙さえ浮かべていた。


「心配かけたぞ!」


一方、リスターとウェンは比較的落ち着いていたが、それでも真剣な様子で近づいてきた。


「俺たちも呼んでほしかったな」


リスターは腕を組んだ。


「本当だ! レイとジョプリ、やりすぎだろ!」


「その通り」とウェンも続けた。


レイとジョプリはすぐに弁解しようとした。


「でも呼べなかったんだ!」


「時間が全然なかったんだよ!」


あまりに馬鹿げた状況に、ベンは突然笑い出した。


久しぶりに、心が少し軽くなった気がした。


そして表情を引き締めた。


「今、みんなが揃っている……そして何があったかも知っている」


レイが頷いた。


「ああ」


ジョプリは腕を組んだ。


「このままでは危険が及ぶ可能性がある。備えなきゃならない」


メイ、マギー、ミナ、ロラは面白そうにその様子を見ていた。


やがてメイが口を挟んだ。


「まあまあ、落ち着いて」


彼女はベンを見た。


「それより、ブランドの話を聞かせてよ」


空気が一変した。


ベンは真剣な口調に戻った。


「勢いで言ったわけじゃない」


友人たち一人一人を見渡した。


「本気でこのブランドを作ろうと思っている」


少し間を置いた。


「でも、実現しない可能性もある」


マギーが考え込んだ。


「ラグジュアリークラブがもうすぐ始まるから?」


「その通り」


ベンはため息をついた。


「あと一ヶ月で場所を確保し、スケッチを描き、アートディレクションを管理しなきゃならない……全部難しい」


キズが付け加えた。


「それにラグジュアリー連盟のメンバーを地球に呼んで、全部を審査してもらわなきゃならない」


ミナが目を大きく見開いた。


「じゃあ明日から始めなきゃ!」


グループは沈黙した。


一ヶ月。


無からラグジュアリーブランドを作り、ラグジュアリークラブに入るための一ヶ月しかない。


皆、どうすればベンを助けられるかを考えていた。


するとマギーが突然口を開いた。


「場所のことは心配いらないわ」


ベンが彼女を見た。


マギーは微笑んだ。


「どこでやるか、はっきり分かってる」


腰に手を当てた。


「私たちの古い店舗」


微笑みが広がった。


「あそこを再び蘇らせるの」


ベンは驚いた。


「本当にいいんですか? あそこはジョプリと君の両親の店だった。ウェン、リスター、ロラも関わっていた」


ジョプリが微笑んだ。


「そのことは気にしなくていい」


友人たちを見渡した。


「手伝うのは名誉なことだ」


ベンは視線を伏せた。


数秒間、何も言わなかった。


そして微笑んだ。


「新しい章が始まる……」


顔を上げた。


目には感情が溢れていた。


「何よりも先に……」


友人たち一人一人を見つめた。


「僕のためにやってくれたすべてに感謝したい。絶対に忘れない」


声がわずかに震えた。


「これから起こることは危険が伴う」


深く息を吸った。


「でも、みんなが決意しているなら……」


顔に笑みが浮かんだ。


「みんなに同僚になってほしい」


グループは沈黙した。


ベンは拳を胸に押し当てた。


「今、みんなが僕の唯一の家族だ」


一人一人を見つめた。


「どんな決断をしても……絶対に恨まない」


ベンは心を完全に開いた。


そして再び、友人たちは揺るぎない忠誠で応えた。


ジョプリが最初に反応した。


「俺たち、終盤で逆転した試合がいくつあったと思ってる!」


拳を上げた。


「一ヶ月でやる? 余裕だ!」


残りのメンバーもすぐに熱を取り戻した。


「おう!」


メイが微笑んだ。


「行こう、ベン!」


ベンは友人たちを見た。


皆が準備できていた。


彼も微笑んだ。


「じゃあ、決まりだ!」


両腕を空に掲げ、ベンチに飛び乗った。


そして全力で叫んだ。


「俺たちのラグジュアリーブランド、ルルヴィを作って、世界一になろう!!!」


「おう!!!!」


グループの声が庭全体に響き渡った。


新しい夢が生まれた。


一ヶ月。


ベンと友人たちに残されたのはそれだけだった。


無からラグジュアリーブランドを作り出す一ヶ月。


ラグジュアリークラブへの参入を準備する一ヶ月。


そして何より……


ルルヴィに命を吹き込むための一ヶ月。


時間切れになる前に、彼らはブランドを完成させられるだろうか?


続く……

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