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サラリーマンの異世界奮闘記(仮)  作者: アリス工房(仮)
23/72

22.スク水と泥んこ祭り

いつもお世話になりますアリス工房(仮)です



相変わらず戦闘シーンを書くのが苦手です。書いていて楽しいですが……


コルセア町を後にした俺達は、精霊の加護を受けるべく精霊都市リンフィールドへ行きそこから精霊の森を目指す事になる 。

その間、休憩も兼ねて道中にある村や町に立ち寄り宿泊する予定だ。


なぜ、この話をするかと言うと現在俺達パーティは目的地の途中にあるマドリンド町へ行商に行く商人の護衛の依頼を遂行している。


ミランダさんが、折角なので道中もギルドの依頼を受けながら移動した方が冒険者らしくて良いとのこと、正式なメンバーになってからのおねいさんはやる気です。


そんな訳で、四台ある馬車の後方に乗り込み護衛の真っ最中。前衛と後衛に冒険者が乗り込み、間の商人達を護衛する。見張り役として俺とユーリが交代で勤め、ミランダさんが御者をしている。単純に俺達が、馬を操れない役立たずなので見張りに徹している。


三日程で目的地のマドリンド町に到着予定で、現在は出発から二日目の昼を過ぎた頃合いだ。今の所、問題は特に無く途中現れたダークウルフなる魔物は前衛の冒険者にあっさり倒され俺達の出番は無し。そのお陰で、暇を持て余している。


ここ暫くユーリが見張り番の時、陸地でも船を漕ぐのが得意な眠り姫のわき腹をくすぐって起こすのが俺の仕事に成りつつある。そんな平和な日々が続くかと思いきや、三日目に事件が起きた。


前方の馬車が急停車すると続けざまに馬車はその場に停車。俺とユーリは外の飛び出して周辺を警戒すると進行方向左側からこちらに物凄いスピードでやって来る魔物を発見した。

魔物はブラディバッファローと呼ばれ、体長五メートル角が特徴的な大型の魔物だ。攻撃方法は至ってシンプル。とにかく動くものにひたすら突進してくる。近年往来の馬車が被害に合うケースが多発しており深刻な問題となっている。


対処方法は、馬車を乗り捨て動かないのが一番安全。討伐を目的とした場合。馬車道付近に予め水で泥地を作り、足場を悪くさせる。突進力を分散させ複数の冒険者で討伐するのが、最もメジャーな戦い方らしい。今回は準備も出来ていない為、馬車を乗り捨てるのが安全と誰しもが思った。俺達を除いて!


「ナツメさん。牛さんが来ます!どうしましょう?」盾を構えながら聞いてくるユーリに 俺は


「あの牛の勢い、ユーリは止められそうか?」剣を取り出しながら聞き返すと


「多分、大丈夫だと思います」お互いが頷き合いながら魔物に向かって走り出す、後ろから冒険者達の危険だ引き返せと言う声が聞こえるが、馬車を遣られるよりかはマシと判断した。

俺はユーリに合図を送ると、取り出した剣を上段に構える。


後方のミランダさんは、魔物は二人に任せたらしく、暢気にお化粧直しをしている。最近、会社から送られてきた化粧品各種(親衛隊)にハマっているおねいさん。


正面に捉えた魔物に対し、ユーリは飛翔魔法で上空から一気に降下!魔物の頭に上からの盾での一撃!見事に決まり勢いを殺せぬまま、頭を支点に一回転し俺のも元へ飛来する 。それを上段切り一閃!魔物は綺麗に真っ二つになり、見事切り捨てた。


一瞬の出来事に周りは唖然とする中、ミランダさんだけは当たり前のように未だ化粧直し中(益々お綺麗に)


「大猟です。今日の夕ご飯は、贅沢できます」ご満悦なユーリさん 。

「ユーリ。全部食べないからな。ちゃんと皆にも、分けるんだぞ」俺も美味しく頂きます 。


おねいさんは「二人ともご苦労様。あなた達その魔物売らないの?高く引き取ってくれるわよ」


「何を仰いますか牛ですよ牛。美味しいに決まってます。今夜が、楽しみです」完全な焼き肉モードだ。その日の夜は盛大な焼き肉パーティとなり、大いに盛り上がったのである。


この後は順調に移動することとなり、馬車は無事に町に到着する。商人に依頼達成の承認印を貰いそのまま町の冒険者ギルドへ依頼完了報告する。俺達はギルドを後にすると、今後の予定を話し合うこととなった。


「やっと、到着しました。この後どうしましょう?」ユーリは、屋台で買ったまんじゅうを頬張りながら聞いてくる。


「そうね同じ様な依頼が来るまでこの町で待機するか?乗り合い馬車で移動。それか、飛翔魔法で一気に移動する。の三つね!」ミランダさんの意見に俺は

「折角ですので、少し町を見て回りませんか?急ぐ旅でもないし。」俺の意見に賛成とばかりに元気良く手を挙げるユーリちゃん 。


「それもそうね。それじゃあ今夜は宿に泊まって、明日は町でも見て回りましょう。これからの話は、夕食の時に話すということで決まりね」三人の意見が一致した所で、宿を探すべく移動を開始した。


今夜泊まるべく宿を予約した俺達は、お腹ペコペコ状態で夕食を食べるため繁華街へ足を運んだ 。どこのお店も結構な人で賑わっている。その中から先程商人の方に薦められた店を見つけ、夕食をとる事にした。


「この町の名物料理とかって何かあるのですか?」知らない俺はミランダさんに聞いてみると

「確か、バッファローステーキが有名のはずよ。香草がアクセントでとても美味しいらしいわよ」


「美味しそうです。直ぐに行きましょうら、お肉が、逃げてしまいます」目を輝かせながら、掛け出そうとするユーリ(腹ぺこ)


「慌てるなユーリ!肉は逃げないからな」窘めつつも実は、腹ぺこ な俺。


つい最近あれだけ焼き肉を食べた俺達だが、そんなことはすっかり忘れ食べ盛りな俺とユーリは、ミランダさんの手を引っ張って早足でお店に入って行くのであった。


お品書きから名物と思われる物を頼むと、店の人から思わぬ答えが返って来る。

「えー、お肉ないのですかー!」落胆するユーリに、女給さんは

「バッファローの肉自体はございますが、町名産の魔力草が現在品切れになっておりまして、申し訳有りませんがステーキのみの販売となっております」


「ナツメさん。お肉が、逃げちゃいました」涙目で訴えるユーリ。

なんで、不足しているのかを女給さんに聞いてみるとどうやら魔力草が現在取れないらしい。


詳しく聞くと、町から数キロ離れた場所に魔力草が取れる丘がある。少し前までは、冒険者以外の人でも採取出来たそうだが今は魔物が丘周辺に頻繁に出没していて冒険者以外立ち入りを禁止されている。魔力草自体は、ギルドで随時依頼対象になっているが報酬も安く魔物もそれなりに強いため割にあわないと冒険者は無理して採取しないそうだ。当然である、命有っての物種だからね。


更に、最近馬車道で頻繁にバッファローの被害に有っている為、おいそれと丘までたどり着けないみたいだ。


「うう~。美味しいんですけど、やっぱり名物が食べたいです」口の中一杯に、肉を頬張りながら残念がるユーリ に対しておねいさんは、特に文句も言わず優雅に食べている。


「ミランダさんは今回、あまり執着してませんよね」 疑問に思って聞いてみると


「そうかしら。私はどちらでも良いわよ。あれば食べるし、無ければ諦めるわ」食にはあまり興味がないミランダさん(自分磨きに夢中)


「そんな~、名物料理食べましょうミランダさんお願いします。店員さんも魔力草を持ってくれば、作ってくれると言ってました」


早っ。いつの間に交渉したんだこの食いしん坊は?ユーリは、食に対してどん欲だな。

「名物料理は食べてみたいし、明日は魔力草採取行きませんか?俺からもお願いします」

二人して珍しく、至近距離お願いを敢行する。


「しょうがないわね、二人とも」渋々了承してくれたミランダさん。至近距離お願い!結構効果抜群だな。等と考えながらこの後、ギルドで再び魔力草が取れる丘の場所を聞いてみることにした。


ギルドの受付にいるオジさんに話を聞くと、明日は馬車道を封鎖してバッファロー討伐を行う為魔力草採取は出来ないとのこと。但し、討伐参加は出来る様だ。


この話を聞いた俺は、正直ゲンナリする。この町、伝統の討伐方法ってあれだろ、泥んこになって牛を討伐する奴だろ。大の大人が泥んこって、横のおねいさんも同じ事を思ったのか嫌そうな顔をしている。ただ一人、目を輝かせながらオジさんの話を食い入るように聞いているお子さまがいる。こいつやる気だ、泥んこ討伐!


「うわぁ、楽しそうです。是非参加しましょう!」やっぱりですか、ユーリさん 。


多分ダメと言ったらショボクレることを察知した大人二人は、今回は見学することを話しユーリ個人で参加でも良いか聞く

「かまいません!明日が楽しみです」大喜びのユーリちゃん。


明日は百パーセント泥んこになるお子さまがいるので、その対策を会社に相談した。すると、会社側から汚れてもいい服(めぐみんVer)が速攻で送られてきた。

このタイミング!やな予感しかしない。それでも既存の魔法衣がいくら汚れないからと言っても本人は泥んこに成るのだから、魔法衣着るよりはマシと割り切って今回はめがねの服をチョイスする。俺達は防具屋に行きスモールシールドを三つ程購入する。明日、使用するためである。最強の盾が、泥だらけになるのは忍びないと思い急遽揃えた装備だ。


そして、翌日を迎える。


皆さん、世の中にはビキニアーマーと言われる装備が有るのをご存じですか?装備としてあの服装で成り立っているのか私には解りかねます。防御力とかあるのか不思議です!


宿屋一階で待ち合わせをした俺とミランダさんは、ユーリの姿に釘付けになった。スク水アーマー!この言葉がピッタリくる格好で、登場したユーリちゃん。


服装はまんま紺色のスク水!勿論、旧型タイプでプリンセスラインもバッチリだ。肩の部分と腰回りそれから足の所が一応アーマーに成っているが、基本がスク水。

なんだ、胸元の3ー4ゆうりと書かれたネームプレートは、あのめがね、また趣味丸出しの服を送ってきやがった。

「ユーリさんや、もしかしてその格好で町中歩くのかね?」俺の質問にモジモジしながら

「流石になんか恥ずかしいです。町の外で着替えた方が良いですよね?」その服は着る気みたいです。



ユーリがコスプレ衣装に着替えたのを確認し、三人は泥んこ祭りの会場へ向かうのであった。




泥んこ祭り開幕です!

少女は泥んこまみれで、奮闘しますお楽しみに



皆さんの暇つぶしに少しでもなれたら幸いです

それではまた次回

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