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サラリーマンの異世界奮闘記(仮)  作者: アリス工房(仮)
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16.降臨!戦女神親衛隊

いつもお世話になりますアリス工房(仮)です


後編を書き上げたのですが、余りにも長くなってしまったので二つに分けてお届けします!

かなりの数を減らしたが、魔物は未だ健在。三人は、生き残ったワイバーンに向かって戦いを挑む。


ユーリは、一直線に魔物に向かう。口から放たれる火玉を盾で打ち返しながら近づくと、敵の顔面を盾で打ち下ろす。魔物は、その勢いのまま大地に突き刺さる。相手を一別すると、別の魔物へ飛翔する。


「ミランダさん!援護します」

空圧砲を連射するミランダさんを狙って、魔物が火玉を放つが魔法陣の盾により尽く防ぐ。口を広げ噛みつこうとする魔物を、剣で切り捨てミランダさんに近づけさせない !


「我が目の前に権限せよ煉獄の炎!その力を持って数多の敵を焼き払え・フレアバースト」

ミランダさんの目の前に濃密な炎の塊りが召還される。撃ち放たれた炎の塊は、ワイバーンに直撃し轟音とともに爆発、そして、燃え尽きる。


火属性中位魔法・フレイムバーストの威力を見た俺は、たしか?この前、俺にこの術使わなかったっけ?と寒気を覚えた 。

「まだ大分残っているわね。ナツメ君、何とかならない?」

空圧砲を放ちながらミランダさんが問いかける。

「そうですね。さっきユーリが使った、空圧砲使ってみますか?」


「借してくれるの!だったらおねいさん。頑張っちゃうわ」

バスターライフルに似た空圧砲を渡す。魔力を込めながら撃鉄を引き、発射された破壊の光は有無を言わさずワイバーンをこの世界から消し去る。


流石にユーリより威力は劣るが、現在の戦局を有益にさせる程圧倒的な威力であった。最後のワイバーンを最強の盾が粉砕(撲殺)

後方に流れた魔物も、魔導師&弓兵部隊が迎撃しあれだけの数いた魔物は、全滅し我々の勝利に終わる。


歓声が沸き上がり、例によって二人の天使様は戦いの天使と崇められる。俺の、今回二度目となる誠意溢れる説得で何とか?理解して貰ったが、今まで絶望感が漂っていたこの町に活気が戻って来た。現在、三人は今回の勝利と今後の作戦を含めた簡単な宴の席に招待された。


「正直驚いた。お前さん達何者だ?空飛ぶ魔法なんて聞いたことがねえ。周りが天使様とはやし立てるのも無理もない」


「私達は、コルセア町から来た冒険者です。ワイバーン討伐依頼を受け、此処に来ました。飛翔の魔法は企業秘密ですが、一応人ですので安心して下さい」ボスマンさんを説得しながら今後について話す 。


「今後に付いてですが、宜しいですか?俺達は討伐に来ましたので、ここに何時までも滞在し防衛することは出来ません。今回は、偶々防衛戦に参加しましたが、根本的な解決にはなっていないと思います。我々はこのまま、サラサ山の麓にある岩の渓谷を目指すつもりです」


「敵の本拠地に行くつもりか?しかし、三人で大丈夫か?お前さん達がいくら強いとは言え、魔物の中心地に行くのは流石に無謀じゃないか?」


「絶対とは言い切れませんが、何とかなると思います。危なくなったら撤退しますし、自分達の力を過信するつもりもありません」


今後の活動をボスマンさんに話し宴の席に戻る。相変わらずミランダさんは、若い男共に囲まれお酌されているまるで女王様だ!


ユーリは、近所の子供達にこれまた囲まれて揉みくちゃにされている。いつもの光景である。町の一部で開かれた宴は、深夜にも及び。皆、一時の無事に歓喜し祝った。


宴を早々に切り上げた俺は、町から離れた場所へと移動。

会社に今回の討伐内容と魔物の数を説明し、新たな武器の申請をする 。

「それは、大変な事になりましたね。解りました。製造部に連絡し、早急に新しい武器を転送しますので夏目さんも無理はしないで下さいね」山田さん(女神様)からのお言葉に お礼を言う。

「お心遣い感謝します。決して、無理は致しません」女神様のお言葉に感激しながら通信を終え、町に戻ろうとすると新たな通信が入った。


「にゃっほー夏目っち!元気かにゃ」

アホの子の通信を切ると再び電子音と共にやかましい声が聞こえる。


「私の通信を切るとは、どう言うことかにゃ!」

大変ご立腹なめがねさん(めぐみん)


「俺!これからワイバーン討伐で忙しいんですけど。何か用か?めぐみ!」

ぞんざいに返事する。


「いいのかにゃ?折角、私が新装備を提供しようと言うのにその態度で!」


「どうせ、又コスプレだろ」

挑発すると 、激昂するめがね。


「うにゃー!心外だにゃ夏目っち!これを見るにゃ」

一枚のデザイン画が転送されてきた 。


「こっ、これは……!」

驚いた俺は、言葉を詰まらせる。


「どうかにゃ夏目っち。驚いたようだね」


「お前は、いつからこっちの専門に成ったんだ?」


「実はにゃ。新たなclubが結成されたにゃ」

めがね(めぐみん)の話しを要約すると、何でもミランダさんを戦女神と崇拝する輩が立ち上げたミランダ様戦女神親衛隊なる怪しい団体が発足された。

そこから、めぐみんにデザイン画が届けられ俺の手元にある。補足だが、会社とのホットラインは絶対的女神様と、このめがね以外通信アドレスは秘匿になっていて、会社内での転送・通信は現在出来ない使用になっている。


「大丈夫なのか?その団体」


「安心するにゃ!その発足者は、私の友達にゃ」


「益々危険じゃないかー!」

俺の魂の叫びに 反応する。


「どーゆう意味にゃ。たしかにあの子は少し逝きすぎる事はあるが、とてもいい子にゃ」

めがねの友達ということで、一応信用し通信を終える。デザイン画とともに同封されている手紙を読んでみる事にした。


親愛なる夏目様へ


この度はミランダ様へ忠義大変ご苦労様です 。デザイン画はお美しくも気高いミランダ様の為を思い、私共が開発した武器になっております。恐縮ですがこちらをミランダ様へお届け願います。


追伸

もし、ミランダ様への不埒な行為。及び、無礼な態度を取った場合。私共の会が、総力を上げて殲滅しにお伺い致しますので、粗相のない様宜しくお願い申し上げます。


この後の文章は、延々ミランダさんが如何にお美しいかという内容が書き連なっていて、正直洗脳されそうなので読むのを辞めた。


怖えー!ミランダさんにまで新たな会が出来てしまった。大丈夫なのかあの会社?本気で転職考えようかな等と真剣に考えながら、宿屋に戻りミランダさんの部屋を訪れる。数回ノックし返事とともにドアが開くと、見目麗しいお姿のミランダさんが現れる。


「あら、こんな時間にどうしたのナツメ君?夜這いなら大歓迎よ」

相変わらず危険なことを仰るミランダさん。やめて下さい!親衛隊に殲滅されます。


「夜這いじゃないですよ。さっき話していた、新武器が届いたので渡しに来たんです」


デザイン画を渡し召還してもらう 。指揮棒程の大きさの杖で、先端には魔法石の様な装飾が施され、棒の部分には幾何学模様が描かれている。ご丁寧に杖用ホルスターまで召還され、携帯するには便利だ。


ここまでは普通の杖っぽいが、何せ出所はあのめがね(めぐみん)の友達!仕掛けはあって当然だ。部屋の中では危険な予感がしたので、場所を町の外に移し色々と試して貰った。


ミランダさんが杖に魔力を込めると。杖は反応し身の丈を越える大きさになる。此処までは想定内だ。しかし、驚いたのは試しに撃ってもらったフレイムボムの火力が数段上がり、魔力消費は体感だが今までの半分くらいとのこと 。


「この杖すごいわよナツメ君!出所は相変わらず教えてくれないのよね?」


微笑しながら聞いてくるミランダさんに、苦笑いで答える。でもこのくらいの強化は俺でも予想が付く。まだ何かある、あの杖には秘密が!


ヒントを探すべく非常に不本意であるが、あの長ったらしい手紙を読み返すとある一文に気が付いた。試しにミランダさんに詠唱をお願いする。

「イヤよ!そんな恥ずかしい言葉」

顔を赤くしながら嫌がられるのを、誠意溢れる説得で何とかお願いする。


「もう、しょうがないわね。一回だけよ」

悩ましげな声で、仰るミランダさん


「我が名はミランダ・ファルシオーネ!我、美しさの前に下々の者共よ、ひれ伏すがよい!」

ミランダさんの一声を切っ掛けに、魔法陣が発動!この後、とんでもないことが起るのであった。






ミランダさんの身に何が起こったのか!

サラリーマンはワイバーン相手に更なる奮闘をします




皆様の暇つぶしに少しでもなれたら幸いです

それではまた次回

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