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サラリーマンの異世界奮闘記(仮)  作者: アリス工房(仮)
16/72

15.黒天使様と白天使ちゃん

いつもお世話になりますアリス工房(仮)です

ワイバーン討伐依頼編です





相変わらず、チマチマ改行修正しています。

スミマセン!





ワイバーン討伐依頼を引き受けた俺達一行は、サラサ山へ向けて歩きで移動している。

黒いおねいさんは飛びたがっているけど。


サラサ山は、コルセア町から歩いて行くにはかなりの距離がある。予定では、ククル山を越えて麓にあるフィーネ村で一泊。翌日、シャルデラ町へ向かい、そこでまた一泊。準備を整えてから、サラサ山へ向かう予定である。

結構長距離移動のため、最悪キャンプのプロが登場するかもしれない。プロは、キャンプする気満々である。


ククル山をの登山する俺達一行。特に魔物に出くわす事もなく、あっさり山頂にたどり着いた。山の中腹で、ここは私に取っては庭も同然です。

張り切って転ぶ、ユーリさんを微笑ましく眺める俺とミランダさん。


「ユーリは、相変わらず。良く、転ぶよな」

「知りませんそんなこと」膨れながら答える。

「可愛いわね、この子。貰ってもいいかしら」

「うちの可愛いワンちゃんは、あげれません!」

「誰がワンちゃんですかー!もー!」文句を言うユーリさん 。

他愛もない話をしながら歩いていると、麓の方から何やら煙が上がっているのが見える 。


「なんですかあの煙は?」目を細めながらユーリが聞いてくる 。

「あそこは麓の村じゃないかしら?マズいわ!急いで行きましょう」


2人は飛翔魔法!俺は精霊魔法レビテートを発動させ一気に麓の村まで移動する。村に近づくと、魔物が村を襲っている姿が視認できた 。

「ワイバーンよ!しかも、三体いるわ!」


距離にして500mくらい。アイテムウインドからバスターライフルを取り出し構えると、二人に指示した。

「二人とも、先に行ってくれ!一匹しとめる」


「この距離から?」言い掛けて、俺が構えている空圧砲を一別して、再び指示を出す 。

「私は村の人たちを誘導するわ!ユーリちゃんは、援護をお願いね」

ユーリが頷くと、二人は俺から離れそのまま村へ向かって飛び立った。


撃鉄を起こし十分に溜まった魔力!照準を上空にいる一匹に合わせて魔力弾を発射する。

一条の光がワイバーンめがけて一直線に飛んでいく!直撃すると、爆音とともにその場にいたワイバーンは、跡形もなくこの世から消滅した。


一足先に到着したミランダさんは、怪我をしている村の人を回復魔法で回復させている。すると、新たにもう一匹がミランダさんを襲いかかろうとした。

ユーリの盾が、間一髪!ワイバーン側頭部に命中!フルスイングした必殺の一撃は、魔物の頭を粉砕し絶命させた 。


残った一体が、空中から攻撃してくる。口から火の玉を作りだしユーリ達めがけて撃ち放つ。それを、全て最強の盾で打ち返すとユーリ。

その後方から、ミランダさんの空圧砲が、魔物に向かって飛んでゆく。一発目は交わすが、二発目を避けきれずコウモリの羽の様な翼に直撃する。

空中での制御が出来ず墜落してきた所を、ユーリが走り込んで盾の餌食にした。


やっと追いついた俺は、不意打ちの一発だけで見せ場無し。結局、白黒天使様たちの活躍で魔物は退治された。


離れた所で、村の人たちが「天使様達が、助けて下さった」などと仰り、拝んでいる。

どう説明すれば、良いのやら。


戦うより村の人たちに説明するのが倍くらい労力を使った。何とか人間であることを認めてもらい。現在、怪我人の治療をミランダさんと俺の魔法で治している最中。ユーリさんは、村の子供たちに懐かれて、揉みくちゃにされている。

「ナツメさ~ん!たすけてくださ~い!」ユーリの救難信号はほっといて、村の人に事情を聞いて回った。


「どうして村にワイバーンが、襲ってきたのか解りますか?」

村の人はやはり原因は分からないようだ。幸い今回は死人がでなくて済んだが、根本を断ち切らないとまたいつ襲ってくるかも知れない。

村の長にワイバーン依頼をギルドから受けた話をして、今日はこの村で一泊したいことを打ち明けると、大歓迎され夕飯もご馳走になった。


夕飯での一幕。俺は、大変ご立腹なユーリさんを宥めている 。

「そんなに怒るなよユーリ。ご飯がマズくなるぞ」

さっき助けなかったことを、根に持ってプンスカ怒るユーリちゃん 。

「もう、知らないです!」ほっぺたを膨らまし、ご機嫌ナナメのユーリちゃんは、その言葉がピッタリな服に今は着替えている。


ミランダさんは、村の若い人たちに囲まれてなにやら楽しそうにお酒を飲んでいる。さすが美人さんはモテモテである。


楽しい夕飯も終わりユーリの機嫌も俺の取って置き!シュークリーム(コンビニ)を食べさせ許して貰えた。今は、しきりにさっきのデザートをまた食べたいと言ってくる。相変わらず食べ物に弱い、チョロいさんだ。


明日はシャルデラ町まで移動するので、早めの就寝を取るために俺達は寝床へ案内されそのまま眠るのであった。


村で一泊させて貰い。朝一番に町へ向けて出発する。去り際に、またもや子供達に揉みくちゃにされるユーリを微笑ましく見ながら村を後にした。


「ユーリは、子供に好かれているな」

「可愛いんですけどね。可愛いんですが、数の暴力です」頭がボサボサになってグッタリするユーリを後目に、ミランダさんは髪を解かしてあげながら聞いてくる 。

「村では話せなっかったけど、今の状況、どう思う?」


「村でワイバーンが襲撃してたと言うことは、この先のシャルデラ町もマズい事になっていると考えるのが、普通ですね」


「私も心配です。大丈夫だと良いんですが」心配そうにユーリが此方を見てる 。


「このまま歩きで移動すると、一日掛かると思うわ。飛翔魔法で移動したいけど、どうかな?」

ミランダさん念願の、飛んで町まで移動する事を全員が賛同した。


空での移動をする事、二時間くらい。途中休憩がてら魔力回復ポーション(会社製品)を飲み回復しながら遠くに町が見え始めた頃合いで、魔法を解除し大地に降り立った。


シャルデラ町。サラサ山にほど近い場所にある人口二万人が住む町だ。普段はこの町名産の、果物が有名で市場などは活気に満ちあふれている。入り口は、北と南に大きな門があり 、普段は門の入り口で受け付をを済ませなければ入れない。


町がようやく肉眼で確認出来る位置に近づき、異様な雰囲気に気づく。南門には誰も居らずどんよりとした重い空気だけが感じ取れる。


辺りを見回すと、家屋や地面は襲撃の後が見られる。町の住民達も皆、何かに怯えているような感じがする。数名に話しを聞いたが、ワイバーンの集団に襲われた!くらいしか情報が得られない。詳しい話しが知りたい俺達は、先ずこの町にある冒険者ギルドを訪ねることにした。


冒険者ギルドを見つけた俺達は、中へ入って見る。中では、職員たちがバタバタしていて、忙しそうにしている。職員を一人掴まえて、話を聞くと 。

「すみません。話を聞きたいのですが、良いですか?」


ギルド職員に討伐依頼を受けてこの町に来たことを伝えて、今の状況を教えてくれと頼んだ。


現在、この町はワイバーンの集団に襲われている。第一陣は何とか退けたが、第二陣が来るとの情報が入る。現在戦力を北門に集結させ、防衛戦を張っているとのこと。


職員の話を聞き終わり。俺たちは、北門へ向かう事にした。


北門に到着し、先ず防衛戦を指揮している人に助っ人に来たことを話すため指揮官のもとを訪れた 。


「あなたがここの指揮している方かしら?私は冒険者のミランダよ。コルセア町からワイバーン討伐の依頼を受けてこの町に来たわ。後ろの2人は、私の仲間よ」


簡単に挨拶を交わして現状を聞いた。北門に集まった人員は町の護衛団と町出身の冒険者で成り立っている。その数100人位だ。第一陣後!現在、けが人等含め60人位の戦力しか残されていない。


防衛戦を指揮しているのは護衛団のリーダーで、ボスマンさん。スキンヘッドが特徴的なおっちゃんで、腕周りも太く筋肉の鎧を身にまとっている 。

「感謝する!しかしお嬢ちゃん達、一応魔導師みたいだがワイバーン相手だぞ戦えるのか?」彼の疑問も尤もである。見た目、頼りなさそうな青年と横には少女とおねいさんでは心配するだろう 。


「敵が来たら証明するわ。それで、私たちはどうすればいいのかしら?」

ミランダさんの質問にボスマンさんは

「全員魔導師の様だが攻撃と回復どちらが得意だ?」

「どちらも使えるわ」答えるミランダさん。俺も聞きたいことがあり質問する

「一つ聞いても良いですか?第一陣のワイバーンって、どのくらいの数が現れたんですか?」


「数にして20匹程だ!報告によると第二陣はその倍以上ではないかと予想される」

聞かされた情報に一つの提案が浮かんだ。

「今回の作戦は、三人とも前線にして貰えませんか?魔法で攻撃しますので、掻い潜ってきた魔物の相手をお願いします」

「それは、かまわんが。ホントに大丈夫なのか?」

その質問に無言で頷き、門の入り口へ向かうのであった。


二人には提案した意図を説明する。作戦内容を話すと、ユーリは興奮した表情で

「それ、使っても良いんですか?」

「元々、ユーリ専用の武器だからな。その代わり手加減しろよ。全力で使ったら洒落にならんからな」釘を射しておく。

「ユーリちゃんだけズルいわ。私も、武器を頂戴!」超、至近距離で駄々をコネるおねいさんら、

「わ、わかりましたよ!頼んでおきますから離れて下さい」

話していると、唐突に声が聞こえた。


「敵襲!ワイバーンが現れたぞ」見張り台から叫ぶ声に3人は飛翔能力と魔法で空中に上昇する。その姿に周りの人たちは唖然とするが、前方に見えてくる魔物の群に驚愕と絶望感に苛まれた。優に100体を越える数の魔物が現れ固唾を飲んだ。


眼前に迫る魔物の群を見据えながら、魔力を込め撃鉄を引くと静かに空圧砲という名のバスターライフルの照準を合わせるユーリ!俺には、あの曲が聞こえてくる・・・


引き金を引くと。予想通り大出力の魔力弾ビームが放出されそのまま横にスライド!100体を越える魔物の群は一瞬で蒸発!壊滅的な打撃を与えた。


かなりの数を減らしたが、魔物はまだ健在だ。三人はワイバーンに向かって更なる戦いを挑むのであった。


ワイバーンの魔の手から町を救うことが出来るのか?

サラリーマンよりも、二人の天使様が奮闘します




皆様の暇つぶしに少しでもなれたら幸いです

それではまた次回


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