表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんかよく分からないけれど怖い話  作者: 日暮キルハ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/46

下着泥棒

 都内のマンションで一人暮らしを始めて半年。異変は、ごく些細な「綻び」から始まりました。


 ベランダに干した下着が、お気に入りのものから順番に、一、二枚ずつ消えていくのです。風の仕業にしてはあまりに選別が丁寧でした。私は恐怖を感じ、すぐに外干しをやめました。


 玄関の鍵を二重にし、窓には防犯フィルムを貼り、全ての洗濯物は浴室乾燥機で処理する。私の生活は、外の世界から完全に遮断されました。


 それから一ヶ月。被害は止まり、私はようやく平穏を取り戻しました。


 そんなある休日、クローゼットの奥を整理していた時のことです。 指先に、覚えのある感触が触れました。


 盗まれたと思っていた、紺色の下着。


「……あったんだ」


 しまったことを忘れていた。

 にわかには信じがたいですが、事実として盗まれたと思い込んでいたものがここにあるのだからそうだと言わざるを得ません。


「……まさかと思うけど……」


 クローゼットの中を隅々まで探してみると出るわ出るわ。

 なくなったと思っていた下着はそのほとんどが見つかりました。


 今度からはもっと定期的にクローゼットの整理をしようと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ