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烙印者 -忘却の少年-  作者: 日月 幾人
Act.1 烙印者
13/21

Scene.12 管理局員

拙い文章ではありますが あなたの心に触れられたら 幸いです

「探したぞ、アリス」


 勢いよく屋上の扉が開け放たれた。


 俺とアリスは、予期せぬ介入に戸惑いつつ、校舎から出て来た人物に注目する。


 左右に一人ずつ物々しい防護服を着用した人間を従えて、悠然と現れたその男は、仕立の良し悪しなどには疎い学生からしても、一目で上質だとわかる純白のスーツを着ている。


 不自然なほどホワイトニングされた歯と合わせて、白々しい愛想笑いが特徴的な男だった。


「こんにちは。ご機嫌麗しゅうございますか。私《わたくし》、白鳥と申します」


 白鳥と名乗る男は、俺たちの前までやって来ると、胸に手を当て折り目正しい挨拶をした。


「……ご丁寧にどうも。俺は――」


「偽名です」


「は?」


 俺は礼儀に則(のっと)り名乗り返そうとしたが、白鳥(?)は不要だと言わんばかりに遮(さえぎ)り、その関心は早々にアリスへ移る。


 白鳥は懐から取り出した櫛で、撫で付けた髪を整えつつ嘆息する。


 その仕草は服装から受ける印象通り気障ったらしい。


「白昼堂々、のこのこ出歩くとは、いやはや我々も舐められたものだね」


 一見礼儀正しい大人のようであったが、アリスに対しては小馬鹿にするような態度を取った。


「嗚呼! この私の手を煩わせるなんて! 罪な女だよ、君はっ!」


(なんだ、こいつは……俺が寝ていた間に、最近はそういうノリが流行っているのか?)


 舞台役者かくや、大仰(おおぎょう)に腕を広げてのたまう姿は、アリスに引けを取らない胡散臭さを放っている。

 

 しかし、痛々しさの中に可愛らしさが混在するアリスとは違い、薄ら笑いを浮かべているこちらは随分と鼻についた。


「さて……」


 白鳥が掲げた手を二度叩くと、左右に控えていた従者と思しき二人が前へ出てきた。


「あんたらは、いったい……」


 場に漂う不穏な空気を感じ取った俺が、発生源である男たちの素性を問う。


「VHO」


「ええと……?」


(何かの略称か?)


「通称、紫痕(しこん)症管理局。その名の通り、紫痕症に罹(かか)ったとされる人間を連行し管理する公的機関です……一応、表向きは」


「ッ、あれが……!?」


 理解が及ばない俺に、隣にいるアリスが敷衍(ふえん)した。


「ふぅむ、通報者は君かな?」


(通報者? 局員をここに呼びつけたのが俺だって? 笑える冗談だ。だって俺は、俺こそが……)


 管理局員を前にして焦りを覚えた俺は、思わず左手の包帯へ伸びそうになった右手を引っ込める。 


「まずは善良なる市民の協力に感謝を――」


 白鳥は胸に手を当てると、これまた折り目正しいお辞儀をする。


 アリスに取った悪質な態度のあとでは、誠意が籠(こも)っていない形だけの感謝なのが丸わかりだ。


「――捕らえろ」


「「はっ」」


 命令を受けた従者もとい管理局の部下は、力づくでアリスの腕を後ろに組ませると、拘束バンドのような物で両手の親指合わせて縛る。


「なっ――!?」


 急展開に俺が呆気に取られていると、次の瞬間、乾いた破裂音が辺りに響き渡る。


 自由を封じられたアリスの頬を、白鳥が容赦なく平手打ちを加えたのだ。


「……さて、君は何(・)人(・)目(・)かな? どうであれ、私の管轄内では自由にさせないがな」


「あなた方に追われる謂(いわ)れはありません」


 奇妙な光景だった。


 毅然(きぜん)と反論するアリスは、頬を叩かれても何の痛痒(つうよう)も感じていない様子なのに、逆に叩いた方の白鳥が顔をしかめ手をさすっている。


「紫痕症候群は危険な病気だ。患者には、多少窮屈な思いをさせてしまうが、しかし、感染拡大を防がねばならないのだよ」


 感染者の隔離治療はパンデミックを避けるのに必要な措置(そち)であり、白鳥の言い分はもっともだが、傍から聞いていた俺は言葉通りに受け取れないでいた。


 それというのも、ビンタといい白鳥の言動の端々に、感染者への悪意と見下す姿勢が見て取れるからだ。


 公的機関に勤める者は、公明正大の精神で職務に臨(のぞ)むべきあり、白鳥にのように高圧的な態度でもって民間人の不信感を煽るようであってはならない。


 感染の有無によっては、その身を預けることになる管理局員。その不健全な在り方に、俺は暗澹(あんたん)たる気持ちになった。


(さすがに、局員の全員がこうだとは思いたくないが……)


「知っての通り、佐藤に餌としての利用価値はありませんよ」


「ふん……構わん、連行しろ」


 意味深なアリスの発言を無視して、白鳥は部下を顎で使う。


 局員二人に両脇を固められ、屋上出入口の扉へ連れて行かれる小さな背中。


 抵抗は無駄だと悟っているのか、泣き言ひとつ漏らさない。


 近くにいるのに、まったく助けを求められることはなく、俺は男としての矜持(きょうじ)を傷付けられた。


(……いいさ。俺には関係ない)


 ――本当にそうだろうか?


 紫痕症患者が、俺の目の前で捕縛される。


 これを黙って見過ごしていいのだろうか。


 あれこそ紫痕症を患った者が辿る末路であり、未来の自分ではないか。


(……だからなんだ。隔離治療は当然だろ。局員の態度が気に入らないからといって、邪魔してどうする)

 

 下手に口を出して、巻き沿いを食らっては損。


 厄介事は見て見ぬふりをするのが、賢(さか)しい現代人の処世術。


 情にほだされ、不利益を被るなど馬鹿のすること。


 アリス風に言うなら、この場は口を噤(つぐ)んでやり過ごすのが正解の選択肢だ。


(そのはずなのに……)


「――て……」


(拭いきれないこの違和感。この胸騒ぎは何だ?)


「待て!」


 冷徹な思考とは裏腹に、静止の言葉が口を突く。


「何かね?」


 立ち去ろうとしていた男たちが、ゆっくりと振り返った。


「あ……その……」


 義憤(ぎふん)に駆られ声を上げたものの、次の言葉が浮かばず口ごもる。


 好青年の仮面を被り直そうとしたが、無言のプレッシャーを受けて失敗。口角を引きつらせて歪な笑みを作る。


 だが、いくら悔いたとしても遅い。


 遠ざかっていく災いを、俺は自ら呼び止めてしまったのだ。


「アリ――彼女をどうするつもりですか?」


「逆に訊こう。それを知ってどうするね?」


 白鳥は変わらず薄ら笑いを湛えているが、弧を描く眼(まなこ)の奥底は笑っておらず、油断なくこちらの動向を見据えていてる。


(その通りだ。呼び止めてどうするつもりだ?)


 相手は法の下に職務を全うしているにすぎず、何の権限も持たない俺が、私情でそれを阻むというのなら、それは公務執行妨害に他ならない。


 ただの迷惑なガキとして対処されるだろう。


 正しいのはアリスか、白鳥か。


 正しいのは情か、法か。


(……そんな大層な話でもないけどな)


 感傷的になっている俺は、物事を実際以上に重く捉え、正常な判断力を失っているのだろうか。


 ただ、連行されるアリスが、まるで断頭台送りにされる大罪人のように思えてしまい、得も言われぬ不安を掻き立てられる。


 もちろん、実際にそのようなショッキングな状況を目の当たりにしたことなど一度もない。


 脳内に浮かぶのは、あくまで映画などで植え付けられたフィクションのイメージだ。


「ひょっとして、君は彼女の友人とか?」


 白鳥は、見る者を不快にさせる薄ら笑いを一層濃くする。


 ジロジロとこちらを観察し、職務を執行する対象であるかを見定めようとしている。


 不気味な笑顔の下に牙を覗かせる様は、さながら獲物を絡め取ろうと忍び寄る狡猾な蛇のようだった。


(だから、なんなんだよ、このプレッシャーは……!)


 この状況で、アリスの関係者と断定されるのは避けたい。


 友人であるかという問いを即座に否定するべきなのだが、しかしそれではそこで話が終わってしまう。


(とはいえ、引き留める明確な理由もない訳で……)


 沈黙は肯定。そう捉えられてもおかしくはない状況下で、俺は返答を決めあぐねている。


 呼び止めたことも含め、愚策どころかまったくの無策だった。


「ふぅむ……いや、失敬。よもや、彼女に友人などいるはずもないか」


 意外なことに白鳥は、それ以上追及することはしてこなかったが、再び俺のところまで歩を進めると、息の掛かる間近まで迫る。


「お、おい、なんのつもりだ……!?」


 同性の中年男性にパーソナルスペースを越えて接近され、俺はたじろぐ。


「フッ……」


 白鳥はというと、相手が不快感を抱くなど想定済みで、むしろその反応を愉しんでいた。


 それからこちらに顔を寄せると、聞き分けのない子供によく言い聞かせるように耳打ちをする。


「そうだな……」


 慈愛に満ちた空々しいウィスパーボイスで。


「彼女に何を吹き込まれたかは知らないが……」


 耳の奥にこびり付くよう、ほぼゼロ距離でねっとりと。


「所詮は病魔に冒された、哀れ廃人の戯言(たわごと)。真に受けないことだ」


 管理局員にあるまじき、感染者を人とも思わぬ冷酷な言葉を告げる。


「……そんな言い方は」


「では、彼女を信じると?」


 白鳥の暴論に対して反感を抱くが、アリスを肯定する意見は上げられない。


 アリスを信じて庇うには、人となりを知らな過ぎるのだ。


 また感染者をぞんざいな扱うことに怒りが込み上げる一方で、実際に現場で働いている者だからこそ知っている事情や、見えている景色があるのかもしれないと、頭の隅で納得している大人な自分もいる。


「ふん、つまらないな」


 白鳥は、押し黙ったまま一向に反論してこない俺を鼻で笑うと、踵(きびす)を返して、屋上の出入口で待機している部下のところへ歩く。


(……ひょっとして、俺が反抗するのを期待していたのか? 返り討ちにするために)


 さもありなん。


 権力を振りかざし無辜(むこ)の民を嬲(なぶ)る、そんな悪趣味を好む性根の腐ってそうな男だ。


 早くも白鳥に対して嫌悪感を抱き、最低の第一印象から奴の人間性を推し量った。


「……あんたたち本当に管理局の人間か?」


「はて、それはどういう意味かな?」


 疑問を呈(てい)する俺など意に介さず、もはや興味を失したと言わんばかりに白鳥は歩を進める。


「あんたは、感染者と接触するには軽装過ぎる」


 防護服で身を固め、感染症に対して完全フル装備の部下はともかくとして、白鳥は手袋を着けているのみ。


 それだってデザイン性からファッション目的のようであり、とても感染症を専門に扱う管理局員とは思えない装いだった。


「ククッ、まあ大丈夫じゃあないか? 紫痕症の空気感染は確認されていないのでね」


 世間に周知の情報だが、管理局員が軽率に言うべき台詞ではない。


 現にそれを主張する白鳥の声は笑っていて、俺をおちょくっているのだとわかる。


 それに万が一ということもある。


 飛沫感染や接触感染を思えば、ファッション性に全振りした白鳥の格好が、不十分なのは火を見るより明らかだ。


(その点は、俺も他人のことを言えないか……)


 自身が感染している疑いがありながら、しかし受け入れられず、こうして登校してしまっている事実を省(かえり)みる。


「自分だけは大丈夫という甘い考え、個人の身勝手な行動がパンデミックを引き起こす、か……そうそう」


 屋上の出入口に差し掛かった白鳥が、何かを思い立ったように再度足を止めて振り返る。


「いずれにせよ君はア(・)レ(・)と接触してしまっている。感染を疑い検査を受けることをお勧めするが――」


 ア(・)レ(・)とは感染者であるアリスのことを指しているのだろう。


 とうとう取り繕うのをやめて、まともに名前すら呼ばず、完全な物扱いということか。


「よければ、こちらで手配しようか?」


 白鳥の視線が、俺の包帯が巻いてある左手に移る。


「いや、遠慮しておく」


「……ほう」


 即座に提案を断った俺を訝しみ、白鳥の目がスッと細められた。


「午後の授業があるんで」


(どうせ検査を受けるなら、もっとマシな応対をしてくれるところを選ぶさ)


 一時の情動に惑わされ、冷静さを欠いていた先ほどまでとは違い、今度は淀みなく応対できた。


「……ふむ。学生の本分は学業。結構なことだが、しかしだね……」


「空気感染はしないんだろ?」


「む……」


「まあでも、明日にでも受けますよ。一応ね」


 自分の述べた主張を引用し盾にされては、白鳥も納得せざるを得ないだろう。


 気障ったらしく肩を竦めると、部下を引き連れ屋上を立ち去っていく。


 最後に、局員に連れられて、屋内に姿が消える最中アリスと目が合う。


 今、彼女の心を占めているものは何だろう。


 病への恐れ。これから辿る暗い未来への不安だろうか。


 それとも横暴な管理局員への不満や憤(いきどお)りだろうか。


 一貫して無表情の彼女から、心情を推し量るのは困難だが、結果的に見捨てるかたちになってしまった俺への恨み節ではないと願うばかりだ。


 独り屋上に残された俺は、そんなことを考えていた。


(なんだが、どっと疲れたな……)


 ◇◇◇


「何事?」


 管理局員たちと入れ違いになり、屋上にやって来たのは美咲だった。


 廊下で話した時、俺の様子がおかしかったのが気掛かりで見に来たのだと言う。


 そんな美咲から上がった疑問は、防護服を着た奴らに挟まれ、階段を降りて行ったアリスについてだ。


「詳しく知らないけど、紫痣症管理局だってさ」


「う、嘘!? じゃあ、あの子はその……感染者? 初めて見た……あ、私、擦れ違うとき肩が触れちゃったけど、だ、大丈夫かな……」


 戸惑う美咲は、すれ違いざまにアリスと触れたのであろう肩を叩く。


「あー、感染力は強くないらしいし、前に予防接種を受けただろ」


 国が推進し、学校で受けた紫痕症の集団予防接種は100パーセント病気の予防を保障するものではない。現に俺は罹患(りかん)してしまっている可能性がある。


(っていうか、服越しに触れた程度で移ったら、そんなことしても無駄だろ……)


 感染を恐れるあまりに出た失言なのだろうが、慕っている子の心無い行動に、俺は悲しい気持ちになる。


 しかし、一歩引いて考えてみれば、これこそが紫痕症に対する世間一般的な反応なのだ。


 俺だって自身に感染の疑いがなければ、アリスに肩入れせず忌避(きひ)したに違いない。


 いかな美咲といえども人の子。何かを悪く言うこともある。


 清廉潔白なイメージを押し付けるのは、男として青い証拠なのだろう。


「あなたこそ大丈夫?」


「えっ?」


「また辛そうにしてるから――あ、ごめん……知り合い、なんだよね?」


 俺が気落ちしているのは、アリスのことが理由なのだろう。そのように推察した美咲は、自分が取った無神経な言動を省みて謝罪したのち、おずおずと尋ねてきた。


「別に知り合いってわけじゃ……紫痕症だろ。深入りしても辛くなるだけだし、仕方ないさ……」


 申し訳なさそうに縮こまっている美咲を、慰めようとする俺だったが、気の利いた言葉が浮かばず失敗に終わった。


(もし自分が感染者側に回ったとき、同じように仕方ないの一言じゃ済まないよな……)


 俯(うつむ)く俺の足元に、どこからか風に運ばれて来た黒い羽が舞い落ちる。


「烏(カラス)……?」


 眩しさに顔をしかめながら晴天を仰ぐ。



 次の瞬間――轟音が上がり、衝撃に校舎全体が激しく揺れ動いた。



 振動に跳ね上げられ、堪らず膝を着く両名。


「うおっ……!」


「じ、地震!?」


 比較的、治安の良い地域でありながら災害大国に住まう人間として、真っ先にその発想が浮かぶ美咲は、ごく一般的な思考の持ち主だと言える。


 これが紛争地域など治安が悪い外国ならば、テロや抗争といった可能性を想定しただろう。 


「いや、違う! これは……!」


 ただの地震なら、同時に上がった轟音の説明がつかない。


 この校舎を揺るがす衝撃は、もっと別の原因によるものだ、と俺は踏んでいた。


 例えば水道管の破裂。


 昨今、高度成長期に設(・)定(・)されたインフラの老朽化が、社会問題になりつつあると小耳に挟んだが、近所の魔(・)術(・)師(・)が半世紀を過ぎて天寿を全うし、いよいよ限界を迎えたのかもしれない。


 例えば……交通事故。


 昨今、高齢ドライバーによる自動車事故が社会問題になりつつある、とそのように注意喚起されていたが、還暦を過ぎた水(・)道(・)管(・)が運転を誤り、猛スピードでどこかに召(・)喚(・)し(・)た(・)のかもしれない。


 例えば灰魔術。


 昨今、一部界隈で流行りの創作物に見る設(・)備(・)であり、白でも黒でもなく灰魔術なところがポイントらしい。


 多様性を迎合する現代の世相を映す意欲作だとかそうでないとか。


 古の秘術を研究していたド(・)ラ(・)イ(・)バ(・)ー(・)が世界を混沌の闇で覆いつくさんと――云々。


 魔法陣を用いて魔界から悪魔を突(・)っ(・)込(・)ん(・)だ(・)のかも――省略。


(ええい! 落ち着け、俺!)


 頭を振り支離滅裂な雑念を思考から追い出す。


 怪物に遭遇し殺されかけた夜と浮世絵離れしたアリスとの出会いを経て、どうやら軽い妄想癖に囚われているらしい。


 事態を冷静に分析しているようで、だいぶ混乱しているようだった。


 このままではいけないので、俺は状況を把握するべくフェンスへ駆け寄り、屋上から周辺を見渡す。


 街の方にこれといった被害はなく、異変があったのは眼下の敷地内。校庭一帯を覆い隠すように土煙が上がっていた。


 ふいに俺の脳裏に、遠ざかっていくアリスの小さな背中が過る。


 衝撃が発生したのは、管理局に連れられた彼女が丁度通りかかるタイミングではなかろうか。


(まさか――っ!)


「美咲は教師たちと合流して避難していてくれ!」



 あの衝撃とアリスの関連性は不明だが、俺は焦燥に駆られ駆け出した。

ご高覧いただき ありがとうございました 次回へ続きます



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