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目標決め

旅の目的をしっかりと定めるために僕たちは川辺に座って話し合っていた。


「よし、まずは目標をしっかりと定めよう」

「はい、師匠」

「まず最終目的は世界最高峰の実力主義学校に入ることでいいな?」

「それで大丈夫です」

「じゃあその最終目的を達成するために必要なものを考えようか」


「まずはあの学校に入るための試験内容は知っているか?」

「いえただとても難しいということしか、、」

「じゃあ教えようか、試験内容は魔力量測定、魔法威力測定、最後に対人戦。これが通常の場合の試験だ」

「なるほどでもそれって」

「そうだ普通に考えて魔力ないのお前じゃこの通常の試験で絶対入学なんて不可能だ」

「そんな、、ん通常の試験?」

「そうだもう一つ入学方法がある」

「それは何ですか?師匠!」

「それは特別試験というもので、ある一定の実力を証明できるものを提出することで入学することができるものだ」

「ある一定の実力の証明できるもの?」

「そうだ例えば冒険者ランクだとAランクなどのだな」


 ――冒険者ランクには上から A B C D E までのランクがある。あと他を圧倒的に凌駕する力の持ち主にはSランクという特別なランクが与えられることもあるらしい


「でもAランクってこの世界でもほんの1%の人しかなれないものですよね」

「ああ、だがこれしか入学する方法はないだろう。これを聞いても諦めないか?」

「もちろんです!」


「よし、じゃあAランクになることが当分の目標となるがこの国は後衛向けの魔法が極端に発達している魔法国だ。身体の鍛えるには向かない。だからこの国を出て隣の国の冒険者の国に行く」

「冒険者の国は魔法国と違い近接戦闘、前衛が極端に発展している」

「だがら俺たちにとっては最高の国とも言える、なのでそこに行く」

「わかりました」

「じゃあまとめだ最終目的は世界最高峰の実力主義学校に入学することその目的達成のために冒険者ランクAになることこれでいいか?」


「はい、あと少し疑問何ですけどなんであの学校は実力主義なのに魔法の試験ばかりなんですか?」

「それは魔法が圧倒的に強いからだ。普通に身体を鍛えても魔法には耐えられない、魔法使いには勝てないということだ。」

「冒険者の国で近接戦闘が発展しているとは言ってもそれも魔法による身体強化前提の技術だからだ」

「だから魔法の試験ばかりなんだ。だが極限までに鍛えられた筋肉はそれすらも圧倒できるポテンシャルがある。だから頑張れよ」

「はい!」


「さて行くか冒険者の国へ」


 そうして僕たちは歩き出した。だが、、


「はあ、はあ、ちょ、待ってください。師匠どんだけ体力あるんですか」

「うん、現状のことを考えていなかったわ。作戦変更だ冒険者の国に行く前に5年くらい鍛えよう。」

「流石に長くないですか?そんなにしてたら残り3年でAランク行かないといけないんですけど」

「そう簡単に筋肉はつかん。それに本当なら10年くらいかけてやるところを半分するんだ。だからめっちゃきついけど頑張れよ」

「は、はい」

「なので鍛えるためにある山に籠るぞ」

「ある山?」

「そう、俺が見つけた鍛えるのに最適な山だ」

「とりあえず少し休むか」


 休憩後


「よし、そろそろ行くか」

「はい。それでその山はどのくらいで着くんですか」

「このペースだと1週間くらいだな」

「めっちゃ遠いじゃないですか!」

「まあ鍛えながら行ってたら案外すぐ着く距離さ」

「ならいいんですけど」


 ◇


「そろそろ寝床を作るぞ」

「でもまだ暗くなるまでに時間がありますよ」

「足腰ばっか鍛えても仕方がないし、今日のご飯も見つけないといけないからな」

「まあとりあえず火をつけるための小枝を集めてくれ」

「わかりました」

「その間俺は獲物を探してくるから気をつけろよ。ここらへんは凶暴なやつは居ないはずだが」

「しっかり気をつけます」


 ――1時間後

「こんなもんでいいかな」

「あ、おかえりなさい師匠」

「ん、ただいま。とりあえず食べられる鳥を取ってきた」

「?飛んでる鳥をどうやって捕まえたんですか?」

「普通にジャンプしてだが」

「あ、はい」

「鍛えればこのくらいできるようになるぞ」

「頑張ります」


「火のつけ方を知っているか?」

「いえ、知りません」

「じゃあ教えてやるからできるようになれ」

「やってみます」


その後めっちゃ苦戦したがなんとか火をつけることができたのだった


「やっとついた、、」

「1時間かかったな。目標は1分だからまだまだだな」

「頑張ります、、」


「さて獲物を焼いている間に筋トレの方法を教えてやる」

「お願いします!」


 ――師匠の筋トレはめっちゃきつかった。その後ご飯を食べてから気絶するように寝た。こんな感じの生活をしてから1週間後ついに例の山に着いた。


「これが例の山、めっちゃデカいですね」

「ああ、そうだ。そしてこの山は上に行くほど危険になっていく」

「だから最初はここから少し登った場所で鍛える」

「ここらへんはまだ魔物は出ないが上に行けば出るのでしっかり鍛えとかないと死ぬぞ」

「わかりました、全力で鍛えます」


「まず最初の家は筋トレと走り込みをずっとする。この山はかなりデコボコしているから気をつけろ」

「はい」

「とりあえずここで半年ほど鍛える。その後は魔物が出るところに行く」

「ここからが本番だ気を引き締めて行け!」

「はい!」


「そして鍛える上で大切なことを言うしっかりと覚えておけ」

「心して聞きます」

「まずしっかりとご飯を食え、特に肉類だ筋肉にはタンパク質が大切だからな。次にしっかりと寝ろ鍛えることも大切だが休息もそれくらい大切だ。そして最後に死ぬな。死んだら鍛えた意味も全てなくなるだから本当に危険になったら逃げろ。逃げることも作戦の1つだ」

「このことをしっかりと覚えておきます」


「さあ時間は有限だ。全力で鍛えていくぞ!」

「はい!」

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