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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
南の国はキナ臭い

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93 トライデント

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 本も読みましたし、コレで返却出来ますね。

「あれ?凄くピカピカになってない?」

「メンテナンス不足だそうですよ。意思ある武器なので、大切に使ってあげて下さい。後、本人ならぬ、本武器曰く、武器として扱えとのことです。…回すなら右にしろとも言ってましたね」

「わ、分かったわ。魔王様に必ず伝える」


 ふぅ…。まさか本に語りかけられるとは。異世界ですねぇ。


「ご主人様~。粗方入れ終わりましたデス~」

「ありがとうございます。アップルパイをどうぞ~」

「わ~いデス~っ」


 リザードマン3人娘は肉よりフルーツ好きなんですよね。男連中は肉派でしたけど。


「一応、最終確認にもう一度行きますよ」

「私も行く。」

「連れてってっ」


 図書室から直通で海賊船に。お~。外側に付いたフジツボみたいなモノも綺麗に剥がされてますね?ドクロの旗もないですし、ぱっと見では海賊船には見えませんね~。


「ありがとねっ!賢者様っ。魔王様に襲うなら南って言っておくわね~っ」


「お達者で~」

「…もしかして、敵に塩を贈った?。」

「敵の敵は味方理論ですよ」


 海の魔王様的には南の国が主目的でしょうし。


「もしも攻めて来たら、没収しますから」

「…出来るの?。」

「原本持ってますからね」

「…お~。流石賢者。」


 おまいうですからね。


「…う~ん。斜めなのが気になるんですよね~…」


 別荘にするのならば、固定して動かないようにしたいです。


「…動かすの?」

「いえ。その前に幽霊船になるらしいので、霊魂が全滅したかのチェックですね」


 次の日になったら逃げられてました~。とか、嫌ですし。


「…雅に浄化してもらえば?。」

「最終手段はソレで」


 聖女ちゃんはああ見えてとても忙しい子ですからね。


「秘密基地みたいな感じにしようかと思いまして」

「…なるほど。面白そうね。」


 岩礁地帯なので、釣りも出来ますし。


「中はだいぶ広くなったね。」

「ええ。持ち運べるモノは図書室に吸収されてるハズです」


 スッキリとした船内は、中古物件の様な雰囲気です。


「探知で魔物はいますか?」

「サーチ。…う~ん?。ソッチ」


 この海賊船は中型船タイプなので、私は船長室と航海士の部屋しか見てないんですよ。後は従魔に任せましたから。


「食堂ですか…」

「広いね。」


 見事なほどにスッキリしてますが。


「どこです?」

「コッチ。」


 案内されたのは、コンロ。


「…なるほど。取り外せないと思いきやってヤツですかね」


ーボッ!


「まあ。最後の抵抗ですね」


ーポン…。

〈旧式魔導コンロとオリビアの魂を吸収。図鑑が完成しました。〉


 …ふむ。まだ、探したら色々有りそうですね?

海賊船イメージはアサクリの船です(゜Д゜)

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