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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
南の国はキナ臭い

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79 南の国の珍事件前編

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


-シュン…。


 やはり、便利ですね?転移魔法。…駐屯地がある時点で同盟ではないのでは?…魔物用?…物は言い様ですね?

 

「此処を真っ直ぐ行くと南の国の港町。」

「ありがとうございます。…平和ぼけしてますね。侵略しているのなら、常に警戒するのが当たり前でしょうに」


 時刻は16時過ぎ。見た感じ、2人は居ますけど。見張りに2人とか。舐められすぎですね。


 ソリスティアは海運を牛耳る国家です。バルトメル側に港町を置き。本国は南の海の先。


 同盟国と言ってはいますが、塩を握られている為、属国に近いです。…故に徐々に侵略して、肥沃な土地を…、ですかね。


「アイツが派兵するのを待つのか?」

「私の平穏な読書ライフの為にも子供達の為にも、奪える物は全て私が貰います」


〈ソリスティア産の土を吸収。図鑑に登録。0.3%。〉

〈………

〈……

〈…

〈小麦袋を吸収。図鑑が完成しました。〉


 吸収し始めましたね。…根刮ぎとは言いましたけど。土も投げ入れてます?


「お二方、と言うか、愛理さんはデスサイクロン解禁です」

「…いいの?。」

「モチロン。騒ぎ始めたらぶち込んで下さい。…剣聖君はお好きにどうぞ」

「…投げやりだな」


 まさか、こんなに水面下で喧嘩を売られていて、平和ぼけしてるとは思いませんでしたから。


「ご主人様。物資は粗方奪えました。後は建築物を、削って行きます」

「お願いしますね」


 さて。どの辺りで気付きますかね?


〈ドグマレンガを吸収。図鑑に登録。2%。〉

〈鉄の鎧を吸収。図鑑に登録。5%。〉

〈鉄の籠手を吸収。図鑑に登録。3%。〉

〈鉄の…

〈鉄の…

〈鉄の剣を吸収。図鑑が完成しました。〉


 …武器も吸収し始めましたか。…まだ、気付きません?劇的ビフォーアフターしてますけど。


「4匹のネズミにあそこまで削られるとは夢にも思わないだろうな」


(ストラーダ。見張りは2人です。気づいて騒ぐ前に始末を)

(はっ)


 どの様な連絡手段を持っているか、分かりませんが。…本国が南ならば、攻めて来るなら船です。


ーえ?…スパンッ!ゴロゴロ…。

ーッ、敵しースパンッ!ゴロゴロ…。


 …流石に死体を吸収するまで図書室~、は嫌ですから。


ーポン…。

〈ミハイルを吸収。図鑑が完成しました。〉

〈ロケルを吸収。図鑑が完成しました。〉

〈鉄の剣を吸収。図鑑に蓄えます。〉

〈……


 痕跡は残しません。糧になりなさい。


 「ふぅ。…交代の兵士が来る前に、粗方やりますよ」

「はっ」


 ネズミ部隊では鉄の塊は無理そうですからね。…いえ、私も持てるか分かりませんし、吸収出来るかも分かりませんけど。…、一応

触るだけ。


〈重すぎて吸収不可。〉


 …流石に無理ですか。…そうですよね。大砲ですもの。


「流石に吸収出来ないか?」

「私が持てる物が原則なんですよ」


 後は死体ですかね。ネズミ部隊もツーマンセルで回収してた様ですし。


「…つまり、浮かせたら?。」

「やってみないと分からないですね」


 魔法によって浮く大砲。…さて、どうです?


ーポン…。

〈魔法による補助の為、吸収ペナルティ。大砲を図鑑に登録。5%。〉


 …なるほど。沢山必要ですと。


「行けますが、大量に必要となるようですね…」

「…取りあえず、全部貰っちまえば?」

「浮かせて渡す。」


〈魔法による補助の為~…

〈…………

〈………

〈……

〈…

 

 …私は手をかざしてるだけで、色々な物が吸収されていきます。気分は某風穴法師様ですね…。…お、大きな岩ですね?それもですか?


〈魔法による補助の為、吸収ペナルティ。グラビ岩を登録。25%。〉


「凄い。コレもイケるんだ。」

「ですね。とても美味しいですっ」

「あ~。…お二方。目立ってんぞ?」

「「あ。」」


ーカンカンカンッ!

根刮ぎ=更地。(ΦωΦ)

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