75 続キャタピラーの乱
宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ
「な、何じゃ!?」
「あ、赤いキャタピラーの群れ!?」
「気を付けて下さいっ!変異種は可燃糸を吐いて攻撃してきます!」
やはり、大群で来ましたね!
「子供達は危なくなったら図書室に入るんですよ~」
「だいじょうぶっ」
「…頑張る」
「…口の中に矢を撃ち込むわ」
「くまごー、みぎうえっ」
「おっとっ、おらっ」
索敵も出来るなんて、マナは凄いですねぇ。
「ピゲッ…」
「あ。…あ~!?私のタケちゃんが!?」
…タケちゃんが変異種の口の中で爆散しました。
「リリー。竹槍を交換です」
「はい…。行きますっ!二代目タケちゃん!」
…爆散した竹槍を吸収しますか。
ーポン…。
〈爆裂槍を吸収。図鑑が完成しました。〉
…え?…ありましたね。そう言えば。コレも後で読まないと、ですね。
「マスター!水龍剣術で楽々狩れますデス~!」
「…水に弱いと。…皆さん、行きますよっ」
「「「おー!」」」
そこからはわんこそばの如く。鍋に突撃するキャタピラー達を狩っては魔石を潰して鍋に入れを繰り返し、そして…。
ーピンギャーッス!
「やはり、来ましたね…。異常種」
色は毒紫色。図鑑を見たときに、もう一度作ったら会うかも…、と思っていました。…私も竹槍にしますか。新品が毒塗れはイヤです。
「ソイツの魔石は使うのか?」
「…いえ、要りません。禁止薬の素材にしかなりませんので。…宜しいですか?」
流石に欲しいとは言いませんよね?
「異常種まで呼べるとはのう…。伝聞せぬ訳じゃ」
「はい…。悪用されたら面倒です」
かの異常種は全てが毒薬の素材になるらしく。闇ギルド垂涎の魔物として、重宝され、一時期はレリーフにもなった程らしいです。
ハルを見たレイチェルさんがもし、毒紫色を喚ぶならご注意を。と、釘を刺すほどでした。
…しかも、三匹も…。君達はとても珍しい枠でしょうが。…そこまで、吸い寄せる鍋ですか。
「せいっ!」
「ピゲャ~ッス!」
なんとも言えない鳴き声ですね!?おっとっ。
「毒に注意です!」
「おうさっ!」
ーピゲッ…。
流石くまごーですね!一撃ですかっ。…更に強くなってますね?
「ピンギャっ…、ピゲッ…」
「あ。…あ~!?二代目タケちゃんが!?」
…あぁ。ドロドロの溶けた、毒竹槍になりましたね…。
「はっ!」
「ピゲッ…」
…念のため、もう1本分口に突っ込みます。…うむ。毒竹槍ですね…。吸収します。
ーポン…。
〈毒竹槍ポイズマを吸収。図鑑に登録。50%。〉
…名持ち武器になりますか。…何故?異常種も吸収します。
〈キャタピラー異常種を吸収。図鑑に登録。40%。〉
「リリー、竹槍ですよ~」
「あ、はいっ」
ドロドロになった二代目を受け取って吸収です。後、異常種も。
〈毒竹槍ポイズマを吸収。図鑑が完成しました。〉
〈キャタピラー異常種を吸収。図鑑が完成しました。〉
ふう。…これで後は完成待ちでしょうか?
「お、おお~。これが、古代万能薬…」
「あ、注意事項があります」
「…とてつもなく不味いとかかの?」
「いえ、保管は密閉できる物、それと、決して割らない事です」
「…はっ、…文献に載っておったのはそういうことかっ」
「えっと…。キャタピラー異常発生による国の崩壊でしたっけ?」
間違いなくやらかした方が居るんでしょうね…。
「味は美味しいのよ?」
経験者がメリーだけですけどね。…らしいです。私は出来るだけ飲みたく無いですけど。
「ほうほう。…最近調子が悪い儂なら丁度ええじゃろ」
「ちょっ、ズルいですよっ」
大鍋で作ったので20本は取れますね…。…そんなに作ってどうするおつもりなんですかね?
「一応更に付け足すと、足が早いので、早めに売るか、飲むことをオススメします」
生ものですからね。保存料無しですし。
「むぅ…。知り合いの貴族達に高値で…」
「王族にも渡さないと…」
「飲んでみたいです…」
まぁ、無事、依頼完了ということで。
店売りで金貨20枚が通常価格です。




