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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
2章 成長

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75 続キャタピラーの乱

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


「な、何じゃ!?」

「あ、赤いキャタピラーの群れ!?」

「気を付けて下さいっ!変異種は可燃糸を吐いて攻撃してきます!」


 やはり、大群で来ましたね!


「子供達は危なくなったら図書室に入るんですよ~」


「だいじょうぶっ」

「…頑張る」

「…口の中に矢を撃ち込むわ」


「くまごー、みぎうえっ」

「おっとっ、おらっ」


 索敵も出来るなんて、マナは凄いですねぇ。


「ピゲッ…」


「あ。…あ~!?私のタケちゃんが!?」


 …タケちゃんが変異種の口の中で爆散しました。


「リリー。竹槍を交換です」

「はい…。行きますっ!二代目タケちゃん!」


 …爆散した竹槍を吸収しますか。


ーポン…。

〈爆裂槍を吸収。図鑑が完成しました。〉


 …え?…ありましたね。そう言えば。コレも後で読まないと、ですね。


「マスター!水龍剣術で楽々狩れますデス~!」

「…水に弱いと。…皆さん、行きますよっ」

「「「おー!」」」


 そこからはわんこそばの如く。鍋に突撃するキャタピラー達を狩っては魔石を潰して鍋に入れを繰り返し、そして…。


ーピンギャーッス!


「やはり、来ましたね…。異常種」


 色は毒紫色。図鑑を見たときに、もう一度作ったら会うかも…、と思っていました。…私も竹槍にしますか。新品が毒塗れはイヤです。


「ソイツの魔石は使うのか?」

「…いえ、要りません。禁止薬の素材にしかなりませんので。…宜しいですか?」


 流石に欲しいとは言いませんよね?


「異常種まで呼べるとはのう…。伝聞せぬ訳じゃ」

「はい…。悪用されたら面倒です」


 かの異常種は全てが毒薬の素材になるらしく。闇ギルド垂涎の魔物として、重宝され、一時期はレリーフにもなった程らしいです。


 ハルを見たレイチェルさんがもし、毒紫色を喚ぶならご注意を。と、釘を刺すほどでした。


 …しかも、三匹も…。君達はとても珍しい枠でしょうが。…そこまで、吸い寄せる鍋ですか。


「せいっ!」

「ピゲャ~ッス!」


 なんとも言えない鳴き声ですね!?おっとっ。


「毒に注意です!」

「おうさっ!」


ーピゲッ…。


 流石くまごーですね!一撃ですかっ。…更に強くなってますね?


「ピンギャっ…、ピゲッ…」


「あ。…あ~!?二代目タケちゃんが!?」


 …あぁ。ドロドロの溶けた、毒竹槍になりましたね…。


「はっ!」

「ピゲッ…」


 …念のため、もう1本分口に突っ込みます。…うむ。毒竹槍ですね…。吸収します。


ーポン…。

〈毒竹槍ポイズマを吸収。図鑑に登録。50%。〉


 …名持ち武器になりますか。…何故?異常種も吸収します。


〈キャタピラー異常種を吸収。図鑑に登録。40%。〉


「リリー、竹槍ですよ~」

「あ、はいっ」


 ドロドロになった二代目を受け取って吸収です。後、異常種も。


〈毒竹槍ポイズマを吸収。図鑑が完成しました。〉

〈キャタピラー異常種を吸収。図鑑が完成しました。〉


 ふう。…これで後は完成待ちでしょうか?


「お、おお~。これが、古代万能薬…」

「あ、注意事項があります」

「…とてつもなく不味いとかかの?」

「いえ、保管は密閉できる物、それと、決して割らない事です」

「…はっ、…文献に載っておったのはそういうことかっ」

「えっと…。キャタピラー異常発生による国の崩壊でしたっけ?」


 間違いなくやらかした方が居るんでしょうね…。


「味は美味しいのよ?」


 経験者がメリーだけですけどね。…らしいです。私は出来るだけ飲みたく無いですけど。


「ほうほう。…最近調子が悪い儂なら丁度ええじゃろ」

「ちょっ、ズルいですよっ」


 大鍋で作ったので20本は取れますね…。…そんなに作ってどうするおつもりなんですかね?


「一応更に付け足すと、足が早いので、早めに売るか、飲むことをオススメします」


 生ものですからね。保存料無しですし。


「むぅ…。知り合いの貴族達に高値で…」

「王族にも渡さないと…」

「飲んでみたいです…」


 まぁ、無事、依頼完了ということで。


店売りで金貨20枚が通常価格です。

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