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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
2章 成長

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74 キャタピラーの乱

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 前回と違うことが1つ、いえ、2つあります。…それは、鍋の大きさと数。


 はい。…欲張りさんですねぇ?魔女さんが使うような大鍋です。それも2つも。


「コレしか直ぐ使えるモノが無かったんじゃよ…」

「す、すみませんっ」

「いえ、やることは変わりませんし。大丈夫だと思いますよ」


 …多分。ですけど。


「では、始めましょうか」

「「「はいっ」」」


 と言っても、最初はすり潰してダマにするだけです。蒸籠も沢山ありますよ。…やはり、欲張りさんですね?


「せいっ!」

「ピギッ…」

「みどりだんごむしきたっ」

「くまごーっ」

「…」

「的が小さいわね…」


 もう、キャタピラーが来始めましたか。セトとハルの説得も無理みたいですね?


「食欲に支配されていて無理です~…」

「根性がたりないっす!」


「ハル、可燃糸をお願いします」

「押忍っ。ふぅーー」


 問題はここからですね。ザザ草の蒸した臭いは通常種を大量に呼び込みます。


「青臭いのう…」

「まだ、雑草の臭いですぅ…」


 鼻をつまむ暇などありませんよ。…ほら、来ました。


「こ、こんなに来るんかの?!」

「ひぃ~!?」


 …やはり、前回よりも数が多いですかね?コレは…、大鍋でだと、変異種も大量に来ます、かね。


 今回は私も戦います。異世界に来て、やっと剣を買いました。お金に余裕があったら図鑑にしたいですけど、何気に出費が出ましたので…。大家族を養うには、お金管理は堅実にしないとですからね。


「水龍剣術と火炎攻撃が喧嘩しなければ良いんですけど、ねっ!」


 何故か水龍剣術は剣から水が出ます。火炎攻撃は…。何でしょうね。口から火が出ました。…私は人間ですよ。


 そして、同時で熱湯でしょうか?…煮炊きに最適剣術…。


ーピギィ!?


 …熱湯はイヤですか。茹で芋虫になりたくなければ近付かないことですね。


「ぴ、ピギィー!!」


「…えぇ~…」


 食欲に負けて突撃してきましたよ…。


「セトの同種を倒したくないんですけどねぇ…」

「ご主人様、問題ありません。やっちゃって下さいっ」

「あ、そうですか?…ではっ」


 セトからもゴーが出ましたから、行きますっ!


「水龍剣術熱湯払い斬りっ!」

「ピギャッ!?」


 茹でて差し上げましょう!


「私も竹槍さんでも頑張るんですっ!はぁっ!」


ーピギィ!?


 …しかし、蒸しでこの数ですか。変異種は経験がありますが、その上はないです。…さて、どうなることやら。


「嬢ちゃん達、以外に体力が多いのお!?」

「がんばって、おほんをよんでるのよっ」

「…」

「そうね、恩恵が出てるわね」


 子供達も竹槍でブンブンしてますね。…そんなに良かったですか?…ウサギ達は更に寄ってきたモノを蹴り飛ばしてます。


「くまごー、みぎっ」

「おうさっ」


 何気に操縦士の才能がありそうですね?


「新入りの我らも活躍するデス~」

「「お~!」」


 流石に火炎攻撃は覚えられなかったみたいです。しかし、他の本でブーストしています。特に足捌きが良いですね。


「こ、コレがF?…後で繰り上げを検討させるぞいっ」

「詩織様もお強いですねっ」


 …いえ、まだまだ。目指せ勇者です!…行きますっ。


 はふぅ…。蒸し終わりましたか。…問題は次、ですね…。


「ほ、本当に大鍋で良いのかの?」

「日和ったら負けですよマスター!」


 …タンブルさんは良い勘をしてますね?…2つの大鍋にセットしました。後は煮るだけです。


「ぐぅ…。さっきよりも臭いのぅ!?」

「薬の臭いですぅ…!?」


 流石薬師ギルドの方達。解りますか。…さあ、ここから、ですねぇ。


ーピゴッー!


第二ラウンド。

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