66 西のギルド
宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ
あれから、何度も何度も増えて行くリザードマンに私達は目のハイライトを消し、勇者が出し終わったら、吸収をしてを繰り返し、その隙間を狙ってくる一般冒険者たちを適当にあしらいながら、気付けば、夜でした。
「こ、コチラがキングとクイーンです…」
「ええ。お疲れ様でございました。武器やお肉はどうしますか?」
「…武器だけ下さい。お肉はお任せします」
「…かしこまりました。親方~。キングとクイーンが、やっと来ましたよ~」
「あいよ~…。やっと来たかいっ!アンタ達、気合い入れな!」
「「はいっ!」」
しかし、どれだけ飽和していたんですか…。そんなに一気に増えるとか。魔物、恐るべしです…。
途中から、町の全ての肉屋がギブアップ。保存食もそんなに作れるわけねぇ!…と直談判されました。ギルドの責任者に言って下さい。…なので、私が直吸収です。上位種が更に増えて、ソルジャーとか、ランサーとかアーチャーとか。…武器を落としたら君達は何なんです?となり、結果ハイリザードマン扱いになりました。…もちろん図鑑は完成しましたよ。あんなにいましたからね。
「キングとクイーンは肉が極上なのに。もったいないねぇ…」
「僕たちは料理出来ないので、宝の持ち腐れなんですよ…」
「あん?詩織に料理して貰えばいいさね。なあ?」
「…料金込みなら作りますよ」
「「「「マジで?!」」」」
「え、ええ。料理スキルもありますので」
調味料がそれなりに入るなら、レパートリーは増えます。今では本部はご飯処になるくらいには、人が来ますよ。冒険者ギルドの本部なのに。
「ち、因みに、牛丼とか作れます?」
「簡単ですよ?」
良い牛肉があるだけで後は玉ねぎと味付けだけですし。
「そ、そんな…。不器用そうなのに!?」
「失礼ですね。一人暮らしは自炊派ですよ」
本を読むなら料理本も読みますよ。料理は数式。私は計量カップをしっかり使う派です。
「デザートも?。」
「本があればですね。新鮮な牛乳もです。砂糖がそれなりでしたから、甘いクッキーとかなら、別に何時でも作れますよ」
数式が1番必要な物ですからね。ケーキとか。好き勝手に砂糖をぶち込む同僚の殺人ケーキは今でも思い出したく無いです。物には限度があるんです。
「詩織、キングとクイーンの不要部分を吸収しな」
「了解です」
ーポン…。
〈リザードマンキングを吸収。図鑑に登録。25%。〉
〈リザードマンクイーンを吸収。図鑑に登録。25%。〉
まぁ、大部分がカットなので、こんなモノですかね。
「その肉でなにか作るならどうすんだ?」
「味見も込みでステーキですね。塩で確認します」
「…楠さん、お願いします!」
「…夕飯時ですし、子供達と一緒なら、構いませんよ」
高級肉が貰えるなら、ご馳走しますとも。
「やっぱり、詩織っちは神だったんだね…」
「取りあえず、食べてから評価して下さいね~」
「うんっ」
図書室を開いて、勇者達と親方とバーニィを回収、おじさんはお嫁さんが待ってるとの事。
「ただいま戻りました」
「おう、お帰り~。なんだ?団体様だな?」
「良いお肉を貰ったので、ご馳走するんですよ」
「おっ、いいね~…。俺の分あるんですか?」
「銅貨3枚です」
「あ、ハイ」
格安ですからね。本来はもっとするはずですし。…子供達は流石にへばって寝てますか…。…ごはんの匂いで起きるでしょうね。
良いお肉はお塩。しかし、トカゲ肉。どうなるか?(゜Д゜)




