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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
2章 成長

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64/94

64 戦場

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 3人で回せば流石に捌けましたね。後ろの解体の方が凄く忙しそうですけど。何事も成せばなるなる、ですね。一応確認に。


「不要部分は私が貰いますよ~」

「おっ、頼めるかいっ?」

「はい。…この山ですか?」

「ああ。それ全てだよっ」


 解体された、不要部分。頭だったり、骨だったり、内臓だったりですね。赤グロ山です。それでは。


ーポン…。

〈リザードマンを吸収。図鑑に蓄えます。〉

〈ホーンラビットを吸収。図鑑に蓄えます。〉

〈フォレストベアを吸収。図鑑に登録。8%。〉

〈………

〈……

〈…

〈オークを吸収。図鑑に登録。4%。〉

〈ハイオークを吸収。図鑑に登録。6%〉


 初の魔物が多いですね。とても有意義ですっ。


「驚いた。…本当に消せるんだな?」

「ええ。そういうスキルなんですよ」

「解体も出来るかい?」

「多分?…親方はギルマスしか入れてくれないので」

「あ~…。姐さんはそうだろうなぁ…。教えるからやってみるかい?」

「ええ、是非」


 異世界で生きていく以上は必要なスキルですよね。料理然り。子供達に解体してもらって、あわあわ見てるなんて私は嫌です。


「筋が良いな。料理は得意かい?」

「ええ。魚も捌けますよ」

「ほうっ!期待してるよっ」

「一応、臨時なんです」

「過疎ってる本部に有能な人物が行き過ぎなんだよぉ~…」


 おじさんに泣き付かれてもですねぇ…。…ん?何やら騒がしいですね。


「サブマスっ!勇者が来ましたっ!」

「全員持ち場に付けっ!」

「「はいっ」」

「…」

 

 まるで、魔王が来た時の兵士の如く、ですね。

「査定所に行って来ますね」

「パンクしたら頼むね~」


 パンクは確定なんですか。と言うか。


「何故解体所は1人なんですか…」

「もう1人は産休。もう1人はギックリ腰です」

「…解体出来る人は?」

「居ません」

「…冒険者ギルドぇ…」


 そこは、バイトとか、雇って頑張る所でしょうがっ!


「はぁ…。少々お待ち下さい。助っ人を呼んできます」


 流石に私とおじさんでもあの量は嫌です。図書室から本部へ。


「親方~。支部にヘルプお願いします~」

「あん?…ヘルズとアンヌとガドがいるだろう?」

「産休とギックリ腰だそうです~」

「はぁ~。詩織も手伝ったのかい?」

「ええ。泣き付かれましたよ…」

「弛んでるねぇ…。連れてっとくれ」

「はい。バーニィも来てください」

「はいっ」


 お昼ご飯を食べていた子供達をなでなでして、戦場に戻ります。


「お待たせしました」

「あ、来ましたっ!」

「あたしは解体所に行くよっ」

「はい。バーニィも解体でお願いしますね」

「はいっ」


 普段から包丁を使うマーダーラビットならば解体もイケるでしょう。ね?お待ちの勇者殿?


「コチラでは随分と幅を利かせてますねぇ?」

「あ、あはは…。お、お願いします」

「確認しますね。…キングはまだですか?」

「お、多くてまだですね」

「デスサイクロン使ったら暫く口聞きませんからね?」

「う、うん。やらない。」

「お肉は必要ですか?」

「か、買い取りで頼む」

「何体ですか?」

「えっと、何体かな~」


ーブチッ。


「はぁ…。だから脳筋と言われてるんですよ?マジックバッグから出して運びますので、清算は最後です。…宜しいですね?」

「「「「はいっ」」」」


「親方~!団体様行きますー!」

「あいよー!」


 何をオロオロしてコチラを、見ているんです。


「ボサッとしないっ!あなた達も通常種か上位種かで金額が違います。査定受付嬢なら動きなさいっ!」

「「は、はい~っ」」

「あなた達は早く、この原因のトカゲ共を狩ってきて下さい。もちろん生態系を、壊さない、方法で!」


 ウサギ天国と同じ事して、被害者が出たら私がその面蹴り飛ばしますから。


「い、行くよっ」

「お、おう」

「ガチおこの詩織っち怖いよ~」

「嫌われたくないから頑張る。」


 …転移していきましたね。さて、私も査定に参加しなければっ。

環境破壊は楽しいぞいをリアルでやるとこうなります。(゜Д゜)

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