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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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60 紋所

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 やってきました。薬師ギルド。普段は納品の時くらいにしか来ませんが、今回は目的が違います。…何やら慌ただしいですね?証拠隠滅をされると困るので、扉は施錠します。


「おいっ!何やってる!」

「…冒険者ギルドマスター、ジローの代わりに来ました。全押収させていただきます」

「は!?」

「証拠隠滅は同罪となります。動かないようにお願いしますね。隠そうとするなら…、ダルトンさん。そこの男はつまみ出して下さい」

「お、おう」

「ふ、ふざけるなっ!ジローの代わりだと!?し、証拠を出せ!」

「…はぁ。コレですが?」


 見せたのは荒ぶる鷹のブローチ。コレを見せて固まる職員達は分かる人達。


「そんな物がどうした!」

「…ダルトンさん。やってください」

「おう」


 腕を掴まれて外にぶん投げられた男。…死んでません?


「ギルマスに喧嘩を売ったのならあれくらいされても文句は言えんぞ?」

「…分かりましたか?あなた達、薬師ギルドは禁止薬物法を破った者を出しました。大人しく座って居るならば、善意の協力として見ます。…ダルトンさん。その男も何やら小細工をしています」

「…はぁ。余計なことすると連座で縛り首だそうだ。協力しないなら外に行け」

「わ、私はこのギルドのサブマスターだぞっ!」

「…つまり、協力しないと言うことは、共犯者であると。…ダルトンさん」

「おう」


 掴まれて2回転投げされましたね?…日頃の恨みも込みでは?


「獣人排他主義の筆頭だからな」

「…まぁ、余計な事をした報いと言うことで」


「し、詩織嬢ちゃん、儂らはどうすればええかのう?」

「おじいちゃん達は座ってお茶でも飲んでで下さいね。…ダルトンさん、椅子とテーブルを入り口付近に」

「おうよ」


 見張りをお願いして、裏口も施錠します。


「皆お仕事ですよ」

「「「はいっ」」」「「「はっ!」」」


「素材、書類、全て持ってきて下さいね」

「はいっ」


 一応ギルマスには吸収について言ってあります。なので、押収品の幾つかは私の物になります。書類は、複製も書籍化も出来ますので、纏めて読んだら、作りますか。


「私は捕まった人の仕事部屋を確認しますね」


 その後は薬師ギルドのマスターの部屋ですかね?


 …ふむ。特にこれといって普通、ですね。…いえ、本棚に違和感が…。全部吸収しますか。イヤー。待ちに待った本です。シラベナイトー。


ーポン…。

〈初級薬師本を獲得。本棚に複製、収納します。〉


「よしっ、楽しみですね♪どんどん行きましょう!」

〈中級薬師本を獲得。本棚に複製、収納します。〉

〈植物毒のススメを獲得。本棚に複製、収納します。〉

〈薬師の基本マニュアルを獲得。本棚に複製、収納します。〉


 うむうむ。本が沢山あって、とても嬉しいですねっ!


〈本棚を吸収。図鑑に登録。10%。〉


「…おやぁ?隠しスペースですねぇ?」

 

 あるのは、鉢植えと何かの植物。後は冊子ですね。


〈マンドラゴラを吸収。図鑑に登録。30%。〉

〈植木鉢を吸収。図鑑に登録。1%。〉

〈ソリスティア産の土を吸収。図鑑に登録0.1%。〉

〈禁止薬物販売リストを獲得。清書しますか?〉


 王道植物がここで来ましたね。…また、南の国ですか。…取り敢えず読んでみてからですね。


ーパラ…。

 …き、汚い文字で何が書いてあるか分かりませんっ!た、確かに清書は必要ですね。


〈禁止薬物販売リストを清書します。〉


ーパラ…。

 お~。読みやすいですね!とても、有り難い機能ですっ!…しかし、お金持ちか貴族が多いですねぇ?…コレは提出ですね。


犯)暗号文は解読はされないはずだ…。

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