↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/99

58 闇ギルド調書

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 何故かバケモノを見る目で怯えられましたね。私は廃品回収しただけなんですけど。


「お疲れ様です。詩織さん。どうでした?」

「6人埋まってましたね。本を読みますので、その後提出します」

「ありがとうございますっ。査定所はコチラで受け持つので、本をお願いしますね」

「了解です」


 査定所にいながらでも別に問題ないのですが、お言葉に甘えるとしましょうか。では、最初はコレにしますか。


ーパラ…。

 ギズリーはスラム街で生まれ、ありとあらゆる悪事に手を染めた。闇ギルドに所属するも、上澄みにはなれず、燻った劣等感を他で発散していたが、ジローに両断された。…ハズレですかね?


ーパラ…。

 討伐よりも、犯罪のオンパレードですね。あ、麻薬の密売もやってます。まぁ、遅かれ早かれ、死んでましたね。


ーパタン…。

〈スキル、[強襲LV1]を獲得。力+3。〉


 …。ハズレですが、スキルは悪くないかも?…次です。


ーパラ…。

 クロスは南の聖エスカリテで生まれ、国のために洗脳教育を施され、派遣された構成員である。主な司令は闇ギルドの掌握、麻薬の密売、製造、はたまた、人身売買等、多岐にわたる。闇ギルド長が日より気味な為、直ぐに頭角を現したが、ジローに討たれる。…アタリですかね?取り敢えず、コレは提出します。


ーパラ…。

 魔物討伐履歴は無し。犯罪が所狭しと書いてありますね。…確認は任せましょう。


ーパタン…。

〈スキル、[精神耐性LV1]を合成し、[精神耐性LV2]を獲得。知力+3。〉


 ふむ、レベルがあがりましたね。洗脳教育をされた構成員は精神耐性が貰えるかも…ですね。さて、次です。


ーパラ…。

……。

…。


ーパタン…。

〈スキル[忍び足LV1]を獲得。器用度+2。〉


 ふぅ。特に二冊目からは変わらず、でしたね。クロスと言う人物が主犯格で間違いないでしょう。増えたスキルとステータスも微妙なものでした。力+6と犯罪スキルですね。


「アンナさん。一応6冊出しておきますね。内黒幕はコレです」

「ありがとうございますっ」


 受付嬢の皆さんには図書カードは配布済み。後はお任せ、ですね。


「詩織、遊戯室を…」

「あ、…どうぞ~」


 そわそわクマでしたね?…そんなに楽しみでしたか。ワクワクしながら行きましたね。


ーくぅ…。


「…もうお昼ご飯の時間ですか…。厨房を借りて何か作りますか」


 最近は私が借りるとお勉強会になりますが。…そうですね。嫌いな人を見たことがない、炒飯にしましょうか。


「今日も宜しくお願いしますね」

「おうっ、今日は何を作るんだ?」

「今日は炒飯です」

「チャーハン。あの、伝説の?」

「私が作るのは庶民炒飯ですよ」

「お、お前らっ、メモの用意だ!」

「バッチリですっ!」


 …。炒飯を作るだけでこんなになります?レシピを秘匿し過ぎでしょ。


 中華鍋の概念とかあるのに、料理のバリエーションが少なすぎます。コレだから王侯貴族は嫌いなんですよ。


「先ずは入れる具材を食べやすいサイズに切ります。そうですね、オーク肉を細切れにしてください。後はネギ、コレだけでも美味しくなると思います」

「…少ないな」

「主役は卵とご飯なので」


 切って貰ったら、準備はOKです。熱した中華鍋に油、卵を入れてっ!後は時間との勝負ですっ!ご飯を入れて馴染ませるっ!後は振るいながら、焼き豚とネギを入れて、塩コショウ、後は回すのですっ!


「す、スゲー…」

「こ、コレがチャーハン…」

「べちゃっとしないのは高火力と素早さが命だからです。試食をどうぞ」

「で、では。…っ!」

「うーまーいーぞー!!」


「慣れればお手軽、しかもアレンジは無限大です。是非マスターして下さいね」

「…れ、練習させてください」

「どうぞ。私は子供達分を作るので、代金はいつも通りでお願いしますね」


 それからは、数日間チャーハンモドキが続いたとか。


「うっま。報告書は後回しだ!」

「そんなにです?…うまっ」

「あのボンクラ王子、コレだけでも価値あんだろ…。うめぇ…」

「はぐ、はぐ、もぐもぐ。ざまぁ。もぐもぐ…」

「あの~。報告書は?」

「「おかわりっ!」」


 平和ですねぇ…。

チャーハンは世界を統べる力があると思います。(ΦωΦ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。