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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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57 遊戯室とギルド

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 ストラーダ達の紹介は恙無く終わりました。…どちらかというと。


「可愛いネズミさんっ」

「ちゅう…」

「ねじゅみしゃんっ」

「ぢゅう…」

「あらあら~」


 丁度良いサイズ感に収まるので人気ですね。


「その子たちは隠密や諜報担当になるので、普段はいないかもですが、仲良くするように」

「「はーい!」」

 「あの、姐さん…」

「楽しかったですか?」

「あ、…おっす」

「それならば、良いです。反省出来たなら、あなたは更に成長出来ますからね。子供は遊んでこそです。…さあ、ご飯ですよ~」


 作ったサンドイッチは跡形も無く消えました。好き嫌いも無く食べられて偉いですね。


「ポータルの使い方は分かりましたか?」

「「はいっ」」

「ならばよし。さて、私はギルドに行きますので、皆さんはダルトンさんが来るまで遊戯室か図書室待機ですよ~」

「あのねっ、ウサギ用トンネルができたのっ」

「…更に追加とは。ラファエッグ様に感謝ですねぇ」


 それは、ハルも夢中になる訳ですね。身嗜みを整えて、ギルドへ。


「おはようございます」

「あ、詩織さんっ、良いところに来ましたねっ」

「どうしました?ギルマスが何かやらかしたとか?」

「……」

「…テキトーに言ったのに、大正解ですか」

「昨晩は騒音で皆寝不足なんです…」

「…なるほど?」


 相当大暴れしたと。やんちゃですね。


「道案内は俺がしよう」

「廃品回収ですよね?」

「瓦礫と死体だな。調書を取るから本を提出して欲しいそうだ」

「…そんなに激オコだったんですねぇ」

「…図書室は良いよなぁ。俺はうたた寝してたら、凄い音で飛び起きたぞ」

「隔離された場所ですから」


 …よく見たら皆さん眠そうですね?


「しかし、珍しいな?護衛が誰も付いてないじゃないか」

「図書室で新たに子供用遊戯室が増えまして。皆遊びに行ってますね」

「ほう!…俺でも楽しめるか?」

「…」


 遊びたいのですか、クマよ。…ジャングルジム大帝クマに挑むは子供達の図なら、まあ?


「廃品回収が終わったら、どうぞ」

「おう、コッチだ」


 付いて行くのはスラム街。ギラギラした目をした野郎共がいますが、クマを見た途端に目をそらすのはどうなのか。そんなに恐いですか。


「アイツらは何回か懲らしめたからな」

「ああ。躾済みですか」


 私一人なら面倒だったでしょうね。やはり、持つべき者はクマ。真後ろに小熊の如くついて行きます。


「此処だ」

「建物だったナニカですね」


 中で爆発でもしたのかと言うレベルの惨状。…周りの建物も被害にあってますね。


「全部吸収しても?」

「特に何も言われてないからなぁ…。いいんじゃないか?」

「…では、扉だったモノから行きますね」


ーポン…。

〈ゴル木材を吸収。図鑑を更新、20%。〉


 堅いはずの木材なのに…。ギルマスには枝みたいなモノですか。


〈ゴロゴ石を吸収。図鑑に登録。10%。〉


 おっと、デカいのを吸収しましたね。更に瓦礫感が…。吸収しますか。…右腕、ですね。


〈ギズリーを吸収。図鑑に登録。20%。〉


 バラバラは面倒ですね?


「楽しいか?」

「え?…ええ。強くなれますからね。宝の山ですよ」

「…そうか」


 おかしな事を聞くクマですね。感覚で言うならば、パズルゲームですよ。死体?知り合いじゃないなら、特に。子供達に害がありそうなら、せめて糧になって下さいとしか。


「お前達もあんな末路になりたくないなら真っ当に生きるんだな」

「「ヘイッ」」


〈ギズリーを吸収。図鑑が完成しました。〉

〈ゴル木材を吸収。図鑑を更新。74%。〉

〈鋼の剣を吸収。図鑑に登録。5%。〉

〈ゴロゴ石を吸収。図鑑を更新。50%。〉

〈………

〈……

〈…


〈クロスを吸収。図鑑が完成しました。〉

〈ダイムを吸収。図鑑が完成しました。〉

 〈…


 埋もれていた物を吸収していきましたけど、結構バラバラで大変だったんですが?


「どうだった?」

「死体は6人でした。ギルマスにバラバラは面倒だと言っておかねばですね」

「…そうか」


 しかも、瓦礫になると、木材換算にされるみたいです。…椅子とか机とか欲しかったですね。…大工スキルはこの為にあるとか?…クマさんに読ませて、大工ックマになってもらうのも…?

ゾクッ、悪寒がしたクマー。(^(エ)^)

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