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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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48 ネズミ狩りその2

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 いや~。悪人は美味しいですねっ!吸収したのは今の所12人ですか。装備類もスラムの住人らしいというか、防具は無し。ほぼ皮か、布でした。結果はコチラ。


〈ライリーを吸収。図鑑が完成しました。〉

〈ドリーを吸収。図鑑が完成しました。〉

 ………。

 ……。

 …。

〈錆びた剣を吸収。図鑑を更新。76%。〉

〈鉄の剣を吸収。図鑑を更新。52%。〉

〈革の服を吸収。図鑑に登録。33%。〉

〈普通の布を吸収。図鑑に登録、76%。〉

〈皮の靴を吸収。図鑑が完成しました。〉


 靴が完成しましたか。後は帰って確認ですかね。私達の本来の目的はネズミ狩りですから。まぁ、片方は全滅しましたが。


「どうですか~?」

「あ、お帰りなさいませ。子供たちは無事ですよ」

「どうだった?」

「バッチリですよ~」

「くまご~」

「おう、ほらっ」

「きゃほーっ」


 見た所全員無事。糸に絡め取られたネズミも皆息絶えてますね。


「流石ですね~」


 皆をなでなでして、ネズミを回収します。粘着糸も回収ですね。


〈粘着糸を回収。図鑑に登録。2%。〉

〈スモールラットを回収。図鑑が完成しました。〉

〈スモールハイラットを回収。図鑑を更新20%。〉


 ふむ。通常種は完成しましたね。今日は大漁です。…しかし、見た目には分かり辛い個体ですね?ハイラット。少し大きめにしか見えませんよ。後は糸。暇なときに貰いましょう。


「セトの糸だけで十分そうですね?」

「…詩織の魔物だからだろうな。普通は破られるぞ?」

「本を読まないからです」

「いや、…俺も読むか」

「少しでも強くなれますよ~」

「むずかしいのしかないもん…」

「ね~」

「本屋とか有ればいいのですが…」

「…あるぞ?」

「は?!」

「高いがな」


 盲点っ!餅は餅屋とはこの事なのにっ!…いえ、外出したら狙われたのでどっちにしろ行けませんでしたね…。


「おのれぇ…、クソ王子めぇ…。私の読書ライフをいつもいつも邪魔してッ!」

「…俺が買いに行こうか?」

「はっ、その手がありました!…それなら、子供たちを連れて、好きな本を買ってきて下さい」

「帰ったらな」

「そうとなれば、ネズミ狩りをなるはやで終わらせましょうっ!」

「がんばるっ」

「ばうっ」

「…護衛宜しくね」

「「「はいっ」」」


 持つべき者は友、いえ、クマ、ですね。しかし、高いとはどれ程なのでしょう?


「ヂュウ!?」


「更に上位個体も動けんか…」

「…ハイラットではなく?」

「コイツはスモールハイキルラットだ」


 いや、何処に違いが?見た限りでは特に変わらなさそうです。


「吸収すれば分かる。前歯がコイツから変わるからな」


 …なんとなく尖ってます…ね?いや、分かる訳。子供たちにトドメは任せます。


ーポン…。

〈スモールハイキルラットを吸収。図鑑に登録10%。〉


 進化個体のくせにあんまり美味しくないですねぇ。


 それからは、見つけたら手前で糸。絡めてトドメを繰り返して、見付けたのは、鉄の扉。


「下水道に?…管理室でしょうか?」

「さあな。入るか?」

「ええ。開けた瞬間が危険ですからね。セト」

「はいっ」


 もしもの時の為に糸のカーテンです。


「…特に罠は無しですか」

「先に私が偵察に行きます」

「…頼みましたよ。バーニィ」

「はいっ」


 とことこと、歩いて入るバーニィ。…特に何も無さそうでしょうか?


「ご主人様。ダルトン様、リリーはどうぞ。子供たちは外で待機です」

「え~っなんで?」

「ぶ~」

「…危ない物」


 なるほど。何かしらの物があると。流石スラムの下水道。あんなに必死だったのはこの先が目的でもありましたか。


「セト、ハル、ウサギ達は子供たちの護衛を。ダルトンさん、リリー、入りますよ」

「おう」

「はいっ」


 扉を開けて入りました。…それなりに広いですね。…少しジメジメしてますが、…ガラス瓶に粉でしょうか?…吸収しますか。どうせ、ろくでもない物です。


ーポン…。

〈禁制中毒合成粉末を吸収。図鑑に登録。10%。〉

〈ガラス瓶を吸収。図鑑を更新。0.6%。〉


 …。全部吸収ですね。


「コレは世に出してはいけない物ですね。全部吸収します」

「おう。持ってくるぜ」 

「木箱も貰いますか?」

「全てです。何もかもある物は吸収します。その後はギルマスに報告ですね」

「だな。あっちの箱を頼む、俺はコッチだ」

「はいっ」


〈禁制中毒合成粉末を吸収。図鑑が完成しました。更に図鑑に蓄えます。〉

〈ガラス瓶を吸収。図鑑を更新。60%。〉

〈木箱を吸収。図鑑に登録80%。〉


「ふむ。綺麗サッパリですね~」

「所謂禁制品の保存庫だったんだろうな。後々来たヤツは度肝抜かれるぞ」

「知りませんね。迷惑料です。出ますよ~」


 私は売りませんし。お金にならないゴミですけど。鉄の扉も取れたら欲しいくらいです。


「あ、戻ってきた」

「どだった?」

「廃品回収でしたね。さあ、ネズミさんを追い詰めましょうか」

「「お~っ!」」


 鼠害は疫病の元です。ならば、コチラも根刮ぎ狩りましょう。


売ったら、金貨1000枚は行ける。(ΦωΦ)

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