39 赤いキャタピラー
宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ
「ふんっ」
「ピゴッ」
流石変異種。ダルトンさんの一撃を耐えますか…。
「ピゴーッ!!」
「ぬわっ」
糸を吐いたと思ったら可燃しましたね…。赤色って火の色なんですか…。虫のクセに中々良い能力ですね?…煮炊き斑に最適では?
「流石に森中燃やされたら困りますよ!」
「おうっ、はぁ!」
「ピゲッ…」
口に剣を差し込みましたか。そこなら柔らかいですよね。
「ほら、吸収だ」
「あ、はい」
ーポン…。
〈キャタピラーを吸収。図鑑が完成しました。〉
〈フレイムキャタピラーを吸収。図鑑に登録。50%。〉
「あ、魔石を取ってませんでした…」
「大丈夫だ、お変わりが来たぞ」
「「ピゴーッ!」」
「二匹?!」
「どれだけ呼び込むんだ!その鍋は!?」
「知りませんよ!後少しなんですっ」
真っ直ぐコッチに向かって来るのが怖すぎます。クマより青汁が良いと?!
「やり方は見ただろう!槍で口の中だ!
」
「はいっ」
竹槍で果たして行けるのか?リリー、頑張って下さいっ。
「ピゴッ」
「くぅ…、私もマスターのお役にたつんです!」
「ピゴーッ、ピゲッ…」
口の中にズップリと竹槍が入り、爆散。流石に中までは、可燃性では無いと。竹槍も満足して逝きましたね。吸収しましょう。
〈爆裂槍を吸収。図鑑に登録。50%。〉
…え?爆裂槍?そ、それよりも、リリーですっ。
「マスター、魔石ですっ」
「ありがとう、リリー。ナイス活躍ですよ!」
急いで魔石を砕いて、ゴリゴリ…と。コレを鍋に…。一気に緑色から黄色に。…確かにこれで良いはず。…瓶に移します。…しかし、何でシュワシュワしてるんですかね?しかも青臭さに酸っぱい臭いです…。こ、コレを飲ませるんですか?幼気な子に?…マジで薬師共は一回地獄を見るべきですね。…作れたのは5本。…1本は吸収して、確認ですね。
〈古代万能薬を吸収。図鑑に登録。10%。〉
もう一回、いや、二回作れと?ご勘弁ですね。お金を積まれても嫌です。テメーでやれですよ。本なら貸し出します。
「お疲れ様だな。あんなに来るとは思わなかったがな」
「ですね。虫を呼び寄せると書いてありましたが、呼びすぎですよ…」
「ほら、吸収だ」
「はい」
ーポン…。
〈フレイムキャタピラーを吸収。図鑑が完成しました。〉
〈キャタピラーを吸収。図鑑に蓄えます。〉
「まさか、両方完成するまで来るとは思いませんでした…」
「…喚ぶのか?」
「…芋虫を?」
ウサギは可愛いから分かります。…大きめな芋虫を?言葉を話すかもしれない芋虫を?
「ほ、保留で」
「進化するなら使えるかもだがなぁ…」
進化。確かに進化するなら、ですね。しかし、原本は芋虫です。進化するんですかね?
「ウサギ達に聞いてみたらどうだ?」
「…ですね。どんな進化をしたいかのヒアリングも混みで出来たらです」
リリーでもよかったのですが、進化出来ないとか言われたらショックですからね…。デリケートな問題でしょうし。
「まぁ、先に薬だな」
「…ダルトンさんが渡してくれません?」
「…作ったのは詩織だ渡すのも詩織であるべきだ嫌われたくない」
本音が漏れましたね。クマよ。
「…分かりました。渡しに逝きます。メリーちゃん。お薬が出来ましたよ~」
「ふんふん。…コレ?」
「ええ。確認済みです」
「…飲んだの?」
「…いえ、貴重なので吸収を1本」
「……後何本あるの?」
「…さ、3本」
「…いいわ。飲む。せっかく作ってくれたんだもの」
「…ぐぅ…おのれ、人間の薬師共め…。この恨み、その内晴らしてくれるぅ…」
「…人間の詩織が言うのか」
こんな得体の知れない薬を飲ます事になったのは獣人差別のせいです。ならば、悪いのは上の奴等ですよ。あのクソ王子もグルなら、足の骨を何回も折ってやります。
「ぷはっ。…結構美味しいのね」
「は?」
「あれで?!」
「嘘を吐いてどうするのよ…。身体がポカポカするわ…」
「図書室に入りましょう!確認しないとっ」
早速メリーちゃん図鑑を確認します。
名前:メリー
年齢:5
種族:獣人
体力:2
力:3
知力:15
魔力:0(20)
俊敏:3
器用度:4
運:1
状態異常 魔力失調症、栄養失調
おお?流石万能薬。喘息と風邪はいなくなりましたね。栄養失調は美味しいご飯を三食食べれば大丈夫なはず。後は魔力失調症…ですか。
色違いが赤はRPG好きならなじみ深いはず。




